いくつか動かしているLinuxの実マシン・仮想マシンでは,UbuntuとRaspberry Pi OSの一部のマシンを除いてデスクトップはKDE Plasma Desktopにしています.
先程updateをかけたら,Manjaro AMD64のデスクトップが,KDE Plasma Desktop 5から6にupgradeしました.

Debian AMD64はまだ5のままです.
Manjaro ARM64のKDE Plasma Desktopが6になるのが楽しみです.
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いくつか動かしているLinuxの実マシン・仮想マシンでは,UbuntuとRaspberry Pi OSの一部のマシンを除いてデスクトップはKDE Plasma Desktopにしています.
先程updateをかけたら,Manjaro AMD64のデスクトップが,KDE Plasma Desktop 5から6にupgradeしました.
Debian AMD64はまだ5のままです.
Manjaro ARM64のKDE Plasma Desktopが6になるのが楽しみです.
しばらく直接は取り組んでいませんでしたが,段取りを考えたり,若干の調べものはしてました.
まず,現在,Bochsを中心に進めていく方針に対して大きな懸念材料があります.それはDOSのコンソールから “:” が入力できないことです.これは,とてもプリミティブな問題で解決方法があるはずと思い調べたり心当たりを試しましたが,解決できていません. “:” をキーボードから入力できないというのは, DOSの作業においては致命的です.
そこで,代替案として,KVM/QEMUでやってみよう,ということを考えています.
なお,今回FreeDOS/V + 鳳のインストールイメージを発見できました.Wayback Machineに当該のページを見つけました.
フロッピーイメージも収録されています.ただ,自己展開のexeとかLHA形式とか今更どうするんだって思いましたが,このファイル名から自分のSSDのどこかにあるだろうと,
locate fdos0138
で探すと,展開済みのfdos0138.imgが見つかりました.タイムスタンプは,2006年1月2日なので,間違いなくオリジナルを展開したものとわかります.Wayback Machineを参照しなかったら,ここまでの進展はなかったです.
このイメージをフロッピーイメージとして,新しく仕立てるKVM/QEMUの仮想マシンにつなぎ,bximageで用意した仮想ディスクもつないで,ああだこうだしてみようと思います.
結局,最初のKVM/QEMUに戻るわけですが,うまく行かなかったら,第二案としてBochsでなんとかならないかやってみます.
久しぶりにセキュリティー界騒然の事態ですね.劇場型のやり取りなどで3年がかりでxzのメインテナーに加わった人物がxzにsshのバックドアを仕組んだそうで,スパイ映画さながらです.
問題になるのは,xz (liblzma) 5.6.0と5.6.1だそうです.日常的なファイルの圧縮展開に利用されるばかりでなく,圧縮効率が高いため多くのdistroがパッケージをxzで圧縮して配布していてます.
手元のMac miniではMacPortsを使っているのでxzが入っているはずです.調べてみると(注意: xzコマンドを発行してバージョンを調べるのは危険かもしれません),
まさにドンピシャのものが入ってました.早速,
port selfupdate
port upgrade outdated
をかけたら,安全とされる古いバージョンに戻りました.
ちなみに,手元のいくつかのdistroで調べたところ,Slackware64とARM (32bit)の15.0は5.2.5で問題なし,Debian BookwormとRaspberry Pi OS Bookwormも5.4.1で問題なしですが,ManjaroはAMD64, ARM64とも5.6.1で今のところupdateは来てません(2024年4月4日09:35JST現在).
すっかり取り散らかして,何を目標にしているか自分でもわからなくなりそうなのでまず整理します.
最終目標は,Raspberry Pi 5 Model B (RPi5) で日本語DOSアプリ,Log200(DOS版)を動かすことです.
もともとSlackware 14.x (x86 32bit版)でdosemu + FreeDOS + 日本語FONT + 鳳を動かして,そこでLog200を動かしていました.
前項の表にあるように,現有の環境では唯一Manjaro AMD64でdosemuが動きます.かつて,Slackware x86 32bit版で動かしていたFreeDOSのディレクトリーが残っていて,それをManjaroにコピーして,dosemuを起動すると,Log200が見事に起動するのです.
鳳による単漢変換ですが漢字入力もできます.
なんとかこの環境を,dosemuでないPC/DOSエミュレーターに移植して,最終的にRaspberry Pi上で使えないか,と考えたわけです.
dosemuはx86系のハードウェアでしか動かず,プリミティブな印象がありますが,ホストのLinuxファイルシステム上のサブディレクトリーを仮想HDDとしてC:やD:ドライブとしてマウントできるばかりでなく,そこからブートもできてしまうという秀逸な機能があります.
もし同じことがDOSBox(-X)やBochsでできれば,話はここで終わりにできました.
DOSBox(-X)ではホストのLinuxファイルシステムのサブディレクトリーをdosemuのようにドライブとしてマウントはできますが,そこからブートはできません.
Bochsに至ってはx86 PCを忠実に再現しているのでホストのサブディレクトリーをHDDに見立てるような機能はそもそもありません.
それでまた,dosemuはホストのLinuxファイルシステムを仮想ドライブとしてブートした上で,別に仕立てた仮想ディスクイメージをフォーマットして,内容をコピーすればちゃんとそのイメージから起動することができるようになります.
ここまできたら,その仮想ディスクイメージをDOSBox(-X)やBochsにマウントすればいいじゃないか,と思ったのですが,そこがなかなかうまくいきません.テストして確認したところでは,DOSBox(-X)とBochsの仮想ディスクイメージはコンパチで使い回せますが,dosemuとは方式が違うようです.
さきほどchatGPTに変換する方法はないか聞いてみたので,その回答をもとに変換できないか試してみることにします.
PC | OS | Dosemu | DOSBox | DOSBox-X | Bochs |
---|---|---|---|---|---|
Mac mini 2018 (Core i7) | macOS Sonoma 14.4.1 (w/ MacPorts) | N/A | Build fails | Installed and Running | Installed and Running |
Macbook Retina 12″ 2017 (Core i7) | macOS Ventura 13.6.6 (w/ MacPorts) | N/A | Build fails | Installed and Running | Installed and Running |
PC Core i7-4790S | Manjaro AMD64 | Installed and Running | Installed and Running | N/A *2 | N/A |
〃 | Debian AMD64 Bookworm 12.5 | N/A | Installed and Ran *3 | N/A *2 | Installed but NOT working *5 |
Raspberry Pi 4 Model B | Slackware ARM (32bit) 15.0 | N/A *1 | N/A | N/A *2 *4 | Installed and Running |
Raspberry Pi 5 Model B | Raspberry Pi OS Bookworm 12.5 | N/A *1 | Installed and Running | N/A *2 | Installed but NOT working *5 |
〃 | Slackware AArch64 current | N/A *1 | N/A | N/A *2 *4 | Installed and Running |
〃 | Manjaro ARM (64bit) | N/A *1 | Installed and Running | N/A *2 | N/A |