32GBのmicroSDカードが次々に壊れる

何の用途に買ったのか思い出せませんが,32GBのmicroSDカードを6枚持っていました.まとめて買ったわけでなく,何年か前までに,2枚くらいずつ買ったのだと思います.

買ったときの使用目的はともかく,現在は1枚が監視カメラ用,1枚が自転車のドライブレコーダー(アクションカメラ)用で,他はRaspberry Pi 3 Model B (+)で使い回しています.

それがどうしたものか,ここ数か月の間に2枚がIOエラーで書き込みも読み出しもできなくなってしまいました.

今,3枚目が怪しい感じです.Manjaro ARMを動かしていますが,最近来たupdateをかけると,かけたあと何回目かの起動で起動しなくなります.それが既に2回繰り返されています.

昨夜からもう一度保存してあるupdate前の状態をコピーしていて,それでRaspberry Pi 3 Model B+を動かして様子を見てみます.

監視カメラとアクションカメラはどうしても32GBでなくてはならないです.今は128GBも安くなっているのに32GBを買うのもバカバカしいので,Raspberry Piは 128GBを買って動かすことを考えてみます.

追記

バックアップから,当該のmicroSDカードにコピーをしたところ,コピー時に多数エラーが出てしまいました.いちおうこれでブートかけてみますが,たぶんだめでしょう.

追記2

だめでした.ブートしません.

RPi3+Manjaro xfce版でRTSPを見る

Manjaro KDE Plasma Desktop版をRaspberry Pi 3 (RPi3)にインストールして,Real Time Streaming Protocol (RTSP) の映像を見るというプロジェクトでは,いろいろ試行錯誤の結果,ほぼ当初の目標を達成することができました.

余勢を駆って,KDE Plasma Desktop版よりも軽いであろうxfce版でも同じことをやってみたところ,あっさりできてしまいました

ただし,KDE Plasma Desktop版で相性の問題で,ソース切り替えの後に画面が復活しないモニターは同じ問題が生じます.

最初にxfceを試みたときよりも経験値が上がった成果でしょう.

だんだん使い物になってきた>RPi3でRTSPを見る

最終的なまとめを書いた時点では,「使い物にならない」でしたが,その後ほとんど問題なく,Raspberry Pi 3 Model B (RPi3)でも,Raspberry Pi 3 Model B+ (RPi3+)でも,電源をつなぐと問題なくフルスクリーンでVLCが動いて,RTSPの画像を表示するようになりました.一番つなぎやすいWi-Fiのプライオリティーを上げてから,Wi-Fiの接続が遅れてVLCがエラー吐くこともほとんどなくなりました.

それで最終評価も,「使い物にならない」から,「若干問題があるが使える」に格上げしました😓

「若干問題」としましたが2つです.一つ目は,Desktopの設定もVLCの設定も再三再四確認したのですが,スクリーンセーバーが働いて,数分から10〜20分の間に画面が黒くなってしまうことです.

二つ目は,見ているモニター側で入力を切り替えたり,その効かせないはずのスクリーンセーバーが効いたあと,マウスを動かそうが,キーボードをたたこうが,sshでつないで,VLCを終了して再起動しようが画面が復活することはなく,いったんpoweroffしてから,電源をつなぎ直して再起動するしかありません.

二つ目に関しては,どうもモニター側に問題がある,あるいはモニターとRPi3(+)との相性が存在するようで,特定のモニターで頻発します.ですから,選ぶ余地があれば,問題が発生しないモニターを使う事で,回避できます.

「若干」が「一つ」に絞られましたが,これは,xdotoolを使う事でなんとかなりそうです.3分くらいでポインターを少し動かします.難点はその都度制御用のツールバーが一瞬表示されることです.

ターミナルからスクリプトでxdotoolを動かすのは成功したので,自動で動くように仕込みたいと思います.

追記: スクリーセーバー回避

その後,xdotoolでマウスを擬似的に動かしてスクリーンセーバーの機能を回避する方法について調べていたら,xsetを使って,

xset -dpms ; xset s off

を実行するalternativeが見つかりました.試したところ今のところうまくいっています.ということは,KDEのセッティングがバグっているということでしょう.

これをLoginスクリプトとして登録すればいけそうです.

文字通り,poweroffコマンドを入力します.

httpsのnssがslabを大量に使うからswapが発生する件が依然解らない

ここ数年解らなかった,httpdを動かしているとメモリーの空きがなくなり,swapが発生してシステムのレスポンスが悪くなる件ですが依然としてよく解りません.

RAM 4GB版のRaspberry Pi 4 Model B (RPi4)を起動すると,半日くらいで空きメモリーを使い切り,kswapd0が働きだし,zramが消費されはじめます.

ファイルやパーティションを使うswapをやめてzramにしたのは,httpdサーバーが主な仕事のこのマシンにしてみれば,対象療法にはなっている訳です.

一方,予備機としてRAM 8GB版のRPi4もあり,いろいろなテストの目的でときどき入れ替えて使用していますが,4GBのRPi4と比較すれば、起動直後の空きメモリーに4GBが加算される形になるので余裕があります.こちらは半日動かしたくらいでは5GB以上メモリーに空きがあります.

これが不思議なんですが,8GBで5GB以上余裕があるなら,4GBでも1GB余裕があっていいはずなんですがそうはならないのです.

しばらく4GBと8GBをとっかえひっかえしながら様子を見てみることにします.

これまで試して効果がなかったこと

  • export NSS_SDB_USE_CACHE=YESとしてhttpdを起動する
  • export TMPDIR=/dev/shmとしてhttpdを起動する
ファンが故障してパッシブになったケースに,余っていたヒートシンクをはり付けてみましたが,効果は限定的です.同じ条件でCPUの温度が1〜2℃下がる程度です(記事と写真は関係ありません).

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