サーバー不安定 (2) 本体かも

どうも,サーバーの不安定の原因は,USBまわりというところだけは正解のようですが,USB接続のSSDでもUSB HUBでもなさそうです.

本体を予備のRaspberry Pi 4 Model B (RPi4)にしました.違いは本来のサーバーはRAM 8GBのところ,予備機は4GBというところです.

予備機: Raspberry Pi 4 Model B RAM 4GB

SSDのまるまるコピーなどといった負荷をかけながら動かしていて,起動から5時間経過しましたが,今のところ正常のようです.

また8GBの方もSDカードを入れてVLCで監視カメラのモニターをさせています.USBは使わない状態です.こちらも同じく5時間安定して動いています.

ということで,RPi4のハードのUSBまわりの故障のように思います.

ちなみに,GUIなしのサーバー用途でRAMは4GBもあれば十分かと思いましたが,そうでもなくて,rsyncによるディスクのまるまるコピーのようなバッファを多く使うタスクを実行していると,kswapd0が大汗をかく場面が多く,その場合zramといえどもhttpdのレスポンスはかなり悪くなります.

RPi4 8GBとなるとRPi5に価格が近くなるので迷います.

DOSBox-Xメモ (2) Flatpakのトラブル

DOSBox-Xは正式なチャンネルでインストールできるdistroはないものの,Slackware系ではSlackBuilds (sbopkg)でインスール可能で,また,Flatpakを正式にサポートしているDebian (Raspberry Pi OSを含む)とManjaroで利用可能である可能性が広がります.

早速手当り次第やってみたところ,Raspberry Pi OS (RPiOS)でFlatpakのインストール後,

flatpak install dosbox-x

としても,見つからないよ,とエラーが出ます.

昨夜はヤホーの検索の結果をいくつか眺めていましたが,そのひとつにgitでDOSBox-Xのソースを取り寄せてbuildして,Flatpakのパケージを作って,ローカルからflatpakでインストールしろなんて途方もない事が書かれていました.

自力でbuildするなら敢えてflatpakを使用する意味がないような気がします.

今朝,何気なくもう一度検索してみたら正しい答えが見つかりました.

Abhishek Prakashさんの “Fixing Flatpak Error: No remote refs found similar to ‘flathub’” (It’s Foss)より,

flatpak remote-add --if-not-exists flathub https://flathub.org/repo/flathub.flatpakrepo

をroot権限で実行することにより解決しました.

あくまで,筆者が日常的に実マシン・仮想マシンをいじっている中の話です.
本当はGoogle検索です.

DOSBox-XでLog200

DOS用LogソフトLog200をWindowsのDOS窓以外で動かす取り組みですが,Slackware64 (AMD64)のDOSEMUのもとで,Log200を動かして,Slackware ARM (32bit)のサーバー上にあるデータファイルはNFSでアクセスしよう,ということにしました.DOSEMUはmacOS上で動くVMWare Fusionで動くSlackware64でも動きますし,そこからNFSでサーバーのディレクトリーをマウントすることもできますから,仮想マシンと実マシンのいくつかの環境からLog200を実用的に使えます

いちおうこの状態を結論としていました.

ところが先日,親切な通りすがりのかたが,DOSBox-XのDOS/VモートでLog200が動く可能性が高いとアドバイスしてくださいました.

さっそくDOSBox-Xがインストール済みなmacOS (x86_64 Sonoma 14.5, x86_64 Ventura 13.8.7)で試したところ,あっさり動きました.通りすがりのかたに教えていただいた通り,基本的に設定ファイルである “dosbox-x.conf” に,

[dosv]
dosv=jp

と書くだけで自前でDOSを用意する必要さえもありません.

macOS Ventura (x86_64 13.8.7)上で動くDOSBox-Xで動くLog200 (DOS版)

以前調べたところではDOSB0x-Xは,Debian (Raspberry Pi OS)やManjaroでは公式チャンネルからの配布はありません.代わりにFlatpakというパッケージマネージャーでインストールすることになっていて,今回あらためてインストールしたところ,日本語DOS/Vモードがちゃんと動き,Log200も問題なく動きました.

Raspberry Pi OSにインストールしたFlatpakで動くDOSBox-Xで動くLog200

Flatpakでうまく行った環境は,

  • Manjaro AMD64
  • Raspberry Pi OS (64bit)

です.あっさり書いちゃましたが,非x86のRaspberry Pi OS(Raspberry Pi 5 Model B 8GB RAM)でも簡単に,しかも実用上問題ない速度で動きました.

Raspberry Pi OSで動きますから,Debian AMD64でも間違いなく動くでしょう.

最終目標である,Slackware ARM (32bit)ですが,もちろん公式配布パッケージにDOSBox-Xは含まれていませんが,SlackBuildsにはあるので,sbopkgでインストール可能な可能性があります.一方SlackBuildsにはFlatpakもあります.

他にFlatpakで動かすアプリがいくつかあれば先にFlatpakを試す価値はありますが,いまのところDOSBox-Xだけですから,先にDOSBox-Xをsbopkgでbuildするほうがいいだろうと判断してそうしました.

で,buildできて動きました

Slarckware ARM (32bit) 15.0にsbopkgでインストールしたDOSBox-Xで動くLog200 DOS版

いよいよSlackware ARM64 15.1のリリースが待ち遠しいです.

仕立ててはいませんが,Manjaro AMD64をホストにしてSlackware64のゲストからも同様にLog200は動かせます.
MacPortsによる.
buildには少々時間がかかりますが.

Manjaro ARMのRPi5 kernel

Raspberry Pi 5 Model B (RPi5)の評価はその後も続けています.テストしているのはRaspberry Pi OS (RPiOS), Manjaro ARM(64bit), Slackware ARM64 (Slackware-current)の3OSで,そのうちのRPiOSとSlackware ARM64はRPi5を入手した2024年初時点でRPi5をサポートしてました

Manjaro ARM64は一番使いたかったOSでしたが,当時は公式にRPi5をサポートしておらずどうしたものかとヤホーで検索したところRPiOSのKernelとモジュールなどを使えばよいと知りその状態で動かしてきました

その後4か月も経つので正式Kernelもあるだろうと,PacmanのGUIフロントエンドであるAdd/Remove Softwareの検索窓に “rpi5” と入れて検索したら,Kernelなどがあることが解り,早速インストールしました.

ネットで調べたところ本年3月には公式Kernelがあったようです.まあ,Manjaro ARM64がRPi5で動かせていたので今更どうでもいいですが😅

今後,ないとは思いますが,RPi4で使うことも考えて,RPi4用のKernelなども残しました.削除するのは簡単ですし.

今までのところ,RPi5上でRPiOSとManjaro ARM64は十分使える感じです.

Slackware ARM64に関しては,Slackware-currentであるため,ほとんど毎日のようにいくつものupdateが来て,サーバーがあまり強力でないこともあって,その度にupgradeにものすごく時間がかかります.その事もあっておよそ使いやすいとは言えません.

現在の “結論” 的には,Slackware ARM64の15.1 (次期公式リリース)が出るのを待って,RPi5にインストールして,次期サーバーに仕立てます.

Slackware ARM64は,SARPi5により.
本当はGoogleです.
slackpkg upgrade-allをかけたまま就寝することが多いです.
現在使用している8GB RAMのものか新規に購入するかは未定.

VLCでRTSP見てます

本当にRTSPをRaspberry Pi (RPi)で見るのには七転八倒してきました.ここのところはVLCで見ていますが,VLCのupgradeが来るたびに良くなったり悪くなったりです.

現在は,Raspberry Pi 3 Model B+ RAM 1GB (RPi3+)とRaspberry Pi 4 Model B RAM 4GB (RPi4)の2台で見てます.どちらもRaspberry Pi OS (RPiOS) をSDカードにインストールして普通のPIXELで動かしています.

以前はRPi3+とRaspberry Pi 3 Model B (RPi3)を動かしていましたが,RPi3のWi-Fiインターフェースが故障し,有線LANではつながりますがいろいろ不便なので引退させ,RPi4に置き換えました.

ケース全体がパッシブなヒートシンクになっているケースに入れたRaspberry Pi 3 Model B (現在はRaspberry Pi 3 Model B+を入れてます).2022年8月撮影

現在のVLCの状況(2024年5月17日)

現在Raspberry Pi OSのVLCは,3.0.20で,もちろん関連するライブラリーに依存するところが大きいと思いますが,かなりひどいです.

画像の時間が止まったり急に動いたりの繰り返しです.

撮影したビデオでは順番が逆になっていて前半は遅れた分を取り返すべく,2倍近いスピードでタイムスタンプが進みますが,45秒でしばらく止まり,2秒分進みますがまた47秒でとまります.こんな感じの繰り返しです.防犯カメラが正常に動いているのは防犯カメラの専用アプリで確認してます

パフォーマンスの良いRPi4のほうでこれですから,RPi3+では使い物になりません.一刻も早く改善してほしいものです.

VLCでRTSP見てません(2024年5月19日追記)

結局今のバージョンのVLCはどうしようもないので,ffplay (FFMPEG)に切り替えました.ffplayだと音声が再生できないので,早くVLCがまともに戻ることを期待しす.

RPiOSのdefaultのデスクトップ.
RTSPサーバーが正常でない可能性は否定できませんが😅
Raspberry Pi 5 Model Bではずっとましですが時間軸のギクシャクはあります.