ようやくCatalinaに(2) 〜Time Machineは構成変更〜

前回,メインのWorkstation (Mac mini core-i5以下旧WS)をCatalinaにした時,旧WSにつないだ外付けドライブをMacbookからのTime Machine用のドライブに使えなくなった(WSがMojaveまでは問題なく使えていた)のが,WSをMojaveに戻した大きな理由のひとつでした.

今回も現行のメインWorkstation(WS)につないだドライブをMacbook (こちらは既にCatalina) からafpでつなぐと,これまでTime Machine用に見えていたドライブ(2.5″ HDD 3TB)がマウントできません(マウントの候補として見えてこない).Formatし直して試しましたが,やはりそれでもマウントの候補になりません.

しからばとsmbでつないでみると,初回のバックアップはできます(要まる1日)が,追加のバックアップでドライブに接続できないとかなんか文句を言って,使えなくなりました(記憶では,追加の1回目はできたと思いますが,2回目ができませんでした).

たぶんこれらは,旧WSをCatalinaにした時経験したことそのまんまだと思います.

Macbookにドライブをつなぐことも考えましたが,ドック経由でつながなければならないので,ノートパソコンの簡便性がなくなってしまいます.

そこで,思い出して,Slackware ARMのサーバーにその3TBをつないで,Netatalk経由でマウントしてバックアップを試みたところ,何の問題もなくできました(ext4のformatに半日かかりましたが😓).

これで当分行きます.

ようやくCatalinaに

メインのWorkstation(Mac mini core i7 6core.以下 “WS” )は,昨年1月に購入した時は,Catalinaがpreinstalledでした.しかし,いろいろ不都合があるので,Mojaveにダウングレードして使ってきました.全く問題ありませんでしたが,サブスクしているATOKを最新版にupgradeできない,Wacom Tabletの最新ドライバーがインストールできないなど,細かい不都合がだんだん出てきました

最近になって大きな不都合が起こりました.それはGoogle DriveアプリがMojaveではどうにも動いてくれないことです.勝手にGoogle Installerがupgradeしておきながら動かないというのはけしからんのですが,Google Driveを使えないのは生活に大きな支障を来すので,OSのupgradeによっていくつか動かなくアプリがあるのはあきらめてmacOSをCatalinaにしてしまえと言うことにしました.

OSのupgradeで手間取る

最新版のBig Surにするのは,環境設定からボタンいくつか押せば簡単にいくのですが,古いOSにupgradeするのは,少々手間がかかります.それでも,あちこちに書いてある通りです.そうした記事のリンクをたどると,App StoreからCatalinaのインストーラーをダウンロードすることができます.

ところが,その手順を何度行っても,ダウンロード完了直後の後処理のスクリプトがどうかしたという意味不明のエラーを吐いて,異常終了してしまいます.

困って,現在Catalinaで動いているMacbookで同じリンクをたどったら,無事 “Applications” フォルダー内に, “macOS Catalinaインストーラー” が出現しました.それでそのインストーラーをWSにコピーし,起動したら,「開発元が不明なので開けない」とかほざきます.自社製品の開発元が理解できないとは,一体全体どういう教育を受けているのでしょうか.

それでも,右クリックで起動して開くを押したらインストーラーは起動するのですが,なかなかアプリのウィンドウが開きません.ターミナルからtop -o cpuで見ると,100%のCPUサイクル使ってなんかしてます.これは,多量の外付けHDD(Time Machine用)をいろいろ調べているに違いなと判断して,インストーラーを強制終了してからWSの電源を落とし,Time Machine用のHDD3機(全て3TB)を外してから起動して,Catalina インストーラーを起動したら「当たり」で,ようやくOSのupgradに取りかかってくれました.

wsjt-x

インストーラーが動いた後は無事にupgradeが進み,Catalinaで起動できるようになりました.最初に確認したのは,wsjt-xです.この際なので2.2.xから,最新の2.4.0に上げました.例によって,shared memoryが何たらかんたらいってそのままでは起動しませんが,インストールdmgに入っているなんとかかんとかplistを指定の場所にコピーして,WSを再起動してからもう一度wsjt-x 2.4.0を起動すると起動してくれました.

しかし,USB-serialで接続している無線機のCATとPTTを認識してくれず,当該USBアダプターを抜き差しして,システムリポートでポートを特定して,設定し直しました.これが案外手間でした.

Catalinaになったら,英語表示に切り替えられるのかと思いましたが,正攻法ではダメのようです.下図のように,言語の選択ができません.

あとで,日本語リソースを削除しちまいたいと思います(できるかどうかは不明).

Time Machine用ファイルサーバー

これが確か,前回CatalinaからMojaveにdown gradeする最大の理由だったように思います.このWSには,3TBのHDDを付けて,Macbookのバックアップ用にしているのです.しかし,Catalinaにするとどうしたわけかバックアップ用に使えなくなったと記憶しています.

少しチャレンジしてみますが,ダメならダメで,リモートでなくて,Macbookに直接つないで使うことにします.

その他

他にも,いくつか問題があったので,追々確認して記事にします.

厳密に言えば,Mojaveだった先代のWSの起動ディスクの内容をそのままコピーして使いました.
最新機能を利用できない,というのは,たいした損失ではないですが,セキュリティー上に懸念を残します.
多数のアプリに,起動不能のマークが付きましたが,今日必要としているアプリはないと思われます.

Mojave/Catalina updateがうまくいかぬ

どうしたものか,今回のupdate “2021-004 10.14.6″は,Mojave(Mac mini 2018 core i7)でうまくいきません.再起動してリンゴマークが出て残り1分未満と表示されてから何時間経っても進みません.あきらめてバックアップから復元しました.

同時に降ってきたCatalina(2017, Retina 12-inch, core i7)のupdateも全く同様で困ったものです.

ただし,Big Sur(別のMac mini core i7)は問題なしでした.さっさとBig Surにしろと言うことなのでしょうか😓

追記(2021/06/10)

その後,何度か試しましたが,全く同じく残り1分から進まない状態でした.しばらく放置していましたが,今日またupdateが降ってきた様なので,内蔵SSDを外付けSSDにクローニングしてから内蔵SSDにupdateをかけたところ,うまくいきました.

本当は慎重にもう2手間くらいかけてますが😓

日本語入力をGoogle日本語入力にしてみる

GoogleやAppleに頼りまくっているのに,日本語入力までGoogleにするのは嫌だなんていまさら言っても仕方ないのですが,せっかくATOKをサブスクしているので,MacとWindowsではATOKを使ってきました.

しかし,問題があります.Windowsは実機,仮想マシンともあまり使わないので,たまに日本語入力しようとすると,ATOKの認証がタイム・アウトしています.そこで何クリックかして,パスワードを入力しなければいけませんが,そのパスワードも,なにぶんたま~にしか使わないので忘れていて,ヒントを見に行かなければならないです.

ということで,Linuxで使っていて,問題ないなレベルになっているMozcをWindowsにもインストールしちまえ,と思いましたが,ネット検索してもインストーラーは見つからず,自分でbuildしなければならないとか馬鹿げた話のようなので,どうしたものか困りましたが,MozcはGoogle日本語入力のオープンソース版(Google ChromeとChromiumの関係みたいな?)ということのようです.

そこで,いまさらGoogleに頼るのを一つくらい増やしたところで大勢に影響ないので,Google日本語入力を試すことにしました.

さっそく,この記事を書くのに使っていますが,特に大きな問題はないようなので,実機と仮想マシンを全部ATOKからGoogle日本語入力に入れ替えることにします.macOSもATOKをやめて,サブスクも解除しようかな.

Catalinaの不具合update

Time Machine用ファイルサーバーはあきらめ

表題の通りなんですが,CatalinaにupgradeしたMac miniをTime Machine用のファイルサーバーとして使用することは,あきらめました.もともと,Mac miniをファイルサーバーとした場合,AirMac (日本以外ではAirPort)のディスクにバックアップするよりも何倍も時間がかかっていて,あまり使い勝手は良くなかったのですが,安いディスクを何台でもつなげられるし,バックアップ自体は時間が多少かかっても,操作したり,監視したりする必要もないので使ってきましたわけです.

Macbookと家族用のMac miniはそれぞれにつないだローカルな ディスク1台と共通のAirMacの内蔵ディスクにバックアップすることにしました.