セキュリティーのことなどもあるので,あんまり詳しいことは書きませんが,RAID Level 1で運用していたサーバーのメインの外部記憶をLevel 5にしました.
Category: Linux
Firefox 46 Linux版で日本語入力できない
PHP 7 disaster
そろそろ,PHP 7かなと思い,buildしてインストールしてみましたが,httpdがsegfault を起こして,動いてくれません.
仕方がないので,従前のphp-5.6.20に戻そうとしましたが,httpdとphpが動かないのですが,その辺のノウハウはすべて非公開の自分用メモのWikiに記してあるため,httpd+phpが動かないと確認できません^^; SlackwareのSlackBuildスクリプトでbuildするしかありません.
ほかにも,libgcrypt, libmcrypt, afpd (Netatalk)などが変なエラーを出しています.たぶん,先日,SlackwareのSecurity情報に基づいて,まとめてライブラリーなどをupdateして,依存性が破綻しているのだと思います^^;
なんだかんだとぐるぐる一通りインストールしなおしましたが,相変わらずPHPは起動してくれません.手でlibphp7などを削除する必要がありました.一般的に,down gradeは,up gradeよりやっかいなことが多いです.
ようやく元通りのはずなのに,「Apache httpdはマルチスレッドサポートなのにphpがマルチスレッドをサポートしていない」というエラーが出て,phpだけは動きません.結論的には,–with-tsrm-pthreadsを付ける必要がありました.
また,php-5.6.20をSlackBuildスクリプトでbuildはできるのですが,動いてくれません.何か余計なオプションがあるのでしょう.当分は手でbuildを続けることにします.
一時間半ほど,システムのトラブル対応のトレーニングができました^^;
サーバーのメンテ
Kernel 4.5.0でSSDの遅さ改善か
Kernelの4.2〜4.5あたりで,SSDのサポートについてずいぶん改良が行われているそうです.
一部のSSDはTRIM機能をONにすることで,修復不能なデータ破壊をする危険性があるそうです.そこら辺の取り組みがなされたようです.
Kernel 4.1.xから4.2にしたところ,SSDのアクセスが目だって遅くなったので,ちょうど4.1.xがlong termになったこともあって4.1.xにしばらくとどまっていました.
しかし,SSDサポートが改良される前の4.1.xにとどまるのは不安もあります.そこで,4.4.xにしていました.4.2のときの遅さはそのままでした.
4.5にしてみたところ,改善はしたようです.4.1.xの頃のSSD的な速さはまだ感じられていません.
4.5にすぐしなかったのは,nVidiaのドライバー,NVIDIA-Linux-x86-364.12にすると,Xが起動しなかったためです.NVIDIA-Linux-x86-361.xxシリーズは4.5に対応してないだろうと勝手に思い込んでいました.
しかし,4.4.6の下でのSSDの遅さは異常です.そこで,ダメ元と思って,NVIDIA-Linux-x86-361.xxの最新版,NVIDIA-Linux-x86-361.42を試したところ,Kernel 4.5.0でOKでした.