plicitってなんだ

plicitなんて言葉はないんですが,そう,英語の形容詞,explicitとimplicitの接頭辞を外した本体部分です.

昔から,explicitとimplicitのどっちが明示的なか暗黙的なのかを忘れてしまい,たいてい逆の意味を直感的に想起して,変だなと思って辞書を調べることになります.今どきは,トラックパッドで三本指でクリックすれば辞書がポップアップするので,手間も時間もたいしたことないですが,何十年間覚えられないのが悔しいです.

どうも,接頭辞exが付くと,exceptやexcludeなど(最近ではexploitなんてのもよく見ます)に引きずられて,マイナスの意味なんじゃないかとの昔からの勘違いが脳の回路に焼き付けられているようです.しかし,exは単に「外に」っていう意味だけで,プラスもマイナスもないのようですね(im/inも).

exが外に,im (in)が内にだけの意味ならそれでいいんですが,そこでplicitの意味が解れば,完全に理解できると思うのですが,今日(2021/04/04)現在調べても解りません.plicitの意味が分からないまま,explicit/implicitを機械的に覚えるままでは,次に遭遇したときまた忘れて,直感的に反対の意味を思い出しそうです.

→ plicitってそうなのか (2022/02/11)

語幹.

シュミレーション,パーテーション

なんかもう,民放の報道番組見ていると,MCであるフリーランスのアナウンサー,局アナ,フリーランスのナレーターの多くが,「シュミレーション」,「パーテーション」っていいますね.原稿にそう書いてあるんでしょうね.

細かいことを言えば,「ロイヤリティー」もおかしな言葉ですが,今日では「ロイヤルティー」って方を聞くことのほうが珍しい状況です.

ちなみに,

"シュミレーション" "パーテーション" "ロイヤリティー"

でネット検索すると,英語学習塾経営コンサルタントがヒットします.大丈夫だろか😓

元の英語は, “royalty”

モラルへの訴えかけは有害である

テレビのスポットCMでも、街中のポスターでも、モラルへ訴えかけをする広告をよく見ます.しかし,そうしたモラルへの訴えかけは,

  1. 訴えたい対象の人たちには届かない.
  2. すでにそうしたことを守っている人たちを萎縮させるなどの副作用がある.

と言う特性を持っています.

1については説明の必要はないと思いますが,訴えかけの対象となる人たちと言うのはそうゆう訴えを見ても自分に言われているとは思わないし、そもそもそうした類の情報に注意を払わない(だからモラルが低い)です.まあ,そんなもんだで,笑って済ませられますし,100人に1人,あるいは1000人に1人でも「改心」してくれれば効果があったと言えるかも知れません.

しかし私は2が深刻なので,こうした訴えかけはやめるべきだと常々考えています.

モラル意識の高い人たちはいつもこういう情報に敏感なので、普段から守っていることなのにより厳しく自分を律してしまうことがあると思います.

自分が急病で,本来救急車を呼ぶべき状況なのに,「その119番必要ですか」という標語が頭をよぎって,他の方法を考えているうちに手遅れになるってことが,たぶん実際起きていると思います.

そもそも,重症かどうかなんか素人じゃ判断できませんし,自分の体にいま起きていることとなると正常性バイアスも働くので,たとえ当事者が医療関係者だったとしても正しい判断ができないと思います

あるいは,まれなケースだと思います(思いたい😓)が,こうした広告が,自分は守っているのに守ってない人がいると考えている人たちの怒りをあおり,他人の行動にまで文句を言い出したり実力行使をしだしたりする可能性があります(なんとか警察).

ということで,モラルへ訴えかける広告は,効果がないどころか有害だと,接する度に感じています.

テレビは “ACジャパン” が多いですね.
実際そういう話はときどき見聞きします.

滝沢カレン

滝沢カレンが,タレントとしてブレークするきっかけになったのは,「踊る! さんま御殿!!」への出演だったと思いますが,最初にその番組に出演したとき見ていました.今でも印象が鮮明に残っています.

ルックスは,個性的な部分はあるけど,とにかく非の打ち所がないですね.明石家さんまとのやりとりはよどみなく言葉が出るんですが,それがなんとも不思議な感覚です.

これまで島田紳助氏や明石家さんま他によってたくさん発掘されてきたおばかタレントとは一線を画すセンスの持ち主です.

そんなわけで以来非常に興味を持っていて,Eテレで2017〜2018年に放送された,「NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語」は,録画して全部見ました.最近では,「伯山カレンの反省だ!!」を録画して見始めました.

今後も活躍に注目していきたいです.

Wikipediaによれば,2015年が最初らしい.
現役のタレントなので敬称なし.
一般人なので敬称あり.

Walk, Don’t Run

といえば,The Venturesのヒット曲です.最近どこかのSNSで友人の投稿に出てきて,この曲名に関する長年の「思い」を思い出しました😓

ベンチャーズは,私が生まれた頃から,今日に至るまで活動を続けているようです.この “Walk, Don’t Run” がヒットしたのは1960年ということで,私が物心着く前ですが,その当時かその後にか親が買ったレコードが家にあったので,知ってました.

で,小学生のころからだと思うのですが,この曲の邦題が,「急がば回れ」となっていることに違和感を感じていました(今日まで).

まあ,たしかに,気がせいているときこそ,落ち着いて,安全な遠回りをした方が良いということは,走らずに慎重に歩いた方がいいということに通じます.しかし,意訳が過ぎますよね.

「急がば回れ」の起源は,琵琶湖を船で渡る近道をとるよりも,遠回りになる陸路を歩くかほうが安全だと言うことらしいですし.

いまはとっさに具体例を挙げられませんが,ことわざの翻訳は,かなり直訳語調のものから,この例のように元とは精神しか通じないような意訳がなされたものまでいろいろあります.

ただまあ,多少なりとも海外生活の経験があるものとしては,ことわざの類いは日常会話によく出てくるので,多少日本語としてこなれなくても直訳に近い方が,日本語のことわざから英語が(その逆も)が想起しやすくて助かります.