nVidiaのドライバーの新しいのが出たので,Kernel 4.2.6にスイッチしてみました.ところが,最初に4.2にしたときと同様,LAN関係のスピードが著しく遅いです.ということで,Longtermの4.1.xに戻しました.
Category: Computer
Kernel 4.1.12以降は大丈夫みたい
やっと光電話開通
So-netからは,11/9に開通,とメールが来ましたが,実際に切り替わったのは,10日の午後でした.
ISDNのほうは,アナログポートにつないだ電話機に話中音は出ますが,かけられません.意味がないので,TAの電源を切りました.わが家の18年におよぶISDNの歴史が閉じられました^^;
そして,金属導線による原始的な通信もこれでおしまいです.こっちは,自分が生まれて以来半世紀以上と言うことになります.
断然Skype, LINE(, Hangout)だな
というわけで,今までデータ専用にしていた,スマホに”普通”の電話番号を付けました.通話料金は,30秒で20円ということで,まあ,自分からかけることはないと思います.
Skype, LINE, Google Hangoutは,無料通話とはいえ,LTE/3Gで接続しているときにはパケット通信料がかかります.どのくらい消費する物かとざっと調べたら,SkypeとLINEの音声通話は3MB/minとのことです.
今契約しているIIJ mioは,月額約1000円で3GBです.ということは,SkypeとLINEの音声通話は,1円/分という計算になります.しかも,3GBまでは,いわゆる”無料通話分”となります.
とはいえ,月額700円よけいに払って”普通”の電話番号を付けたことで,
- どんな電話機からの通話も着信できる
- 110, 119などにかけられる
というメリットがあります.まあ,社会人としてのたしなみ程度のことですね^^;
相手が”普通”の電話でも,発信はSkypeからすることにします.パケットは無料通話分で済み,Skypeの通話料金も,相手が携帯電話だと30秒当たり€0.082(≃11JPY)と,あんまし安くないですが,固定電話宛てだと,€0.017(≃2.2JPY)と格安です(もっとも,固定から固定ならもっと安いでしょう^^; ).
ISDNよさようなら
わが家がISDNを引いたのは、シドニーから帰国した1997年の秋でした。以来18年間、使ってきたわけですが、2002年頃に光ファイバー(10Mbps)を引いたので、デジタル回線として活躍したのは5年ほどで、以降は事実上アナログ専用となりました。
それでも、あえてISDNのままにしていたのは、
- 通信の秘匿性
- 2番号(FAX専用番号)
- syslog
- 迷惑電話拒否
の4つの積極的な理由がありました。ISDNは暗号化したデジタル回線なので、電話線に盗聴装置を付けても通話内容を盗聴することはできません。一時期「町中盗聴器だらけ」っていうような番組をよくやっていて、それなりの危機感はありました。もっとも、室内の音を拾うような盗聴をされてしまったら、どうしようもありませんが。
また、一時期はFAXをかなり頻繁に使っていました。オプションで2番号にして(iナンバー)、片方をFAX専用にして便利に使っていました。それも、mgetty+sendfaxについていたスクリプトを改良して、FAXを着信すると、
- Fax modemがmgettyによってG3を受信する
- G3をpbmという形式に変換する
- pbmをpngに変換する
- pngをpdfに変換する
- pdfをmime化する
- sendmailで妻と私のメールアドレスに送る
という、アクロバティックなオン・ザ・フライ変換をして自動的にメールとして受け取っていました。
最近になって、どうもFAXの発着信がうまくいかなくなりました。調べてみると、FAX用に使用していたISDN-TAの寿命が来たようで、アナログポートががさがさノイズを出します。
3番目のメリットですが、ISDN-TA(MN128SL11)が、syslogに対応していたことです。リモートのサーバーにログをはき出せますので、そこから電話番号等の情報を取り出して表示するというというスクリプトを作って、家庭内からも外からも電話の発着履歴が確認できるようにしていました。
そして、迷惑電話対策ですが、着信拒否として登録した番号に対しては、「話中」を返すので、違和感なく着信の拒否ができました。アナログ専用となり、FAXもほとんど使わなくなってからは、この機能が一番ありがたかったです。