ダンプの騒音的クラクションは必要なのか

静かな昼前の田舎道を歩いていると,その田舎道から200m位離れたところを並走する国道からダンプカーと思われる破壊的なクラクションの音がときどき聞こえます.ほぼ毎日かも知れません.その他はたまに緊急自動車のサイレンが聞こえるくらいです.

聞く度に思うのは,あんな無駄に大きくて近くの人をトラウマに陥れかねないクラクションの音量は必要なのかということです.

推測するに,もとは戦後のどさくさ期から高度成長期にかけて,荒っぽい工事現場で危険を回避するために必要だったのかも知れません.そうだとしても,公道を走るときとで音量を2段階に切り替えるくらいのことはできたと思います.その古い基準が見直されないまま来たんでしょうね.

工事現場でも静粛性が求められている今日,ダンプ等の音量だけが無駄に大きい必要性はあるんでしょうか.

2025年から大型車に自動ブレーキが義務づけられますから,公道での大音量のクラクションはますます必要なくなります.

「花粉が大量に飛ぶでしょう。洗濯物はよく乾くでしょう」って馬鹿か

そんなにアホな気象予報士やアナウンサーばかりではありませんが,油断していると標記のようなことを平気で言う人はいます.

かつて元首相や某知事が「共感力ゼロ」と評されたことがありましたが,共感力の低い人はどこにでもいるということです.

クソみたいな就活するなら公務員試験の方がまし

今の若い人たちが気の毒です.社会的な責任を負おうとしない銭の亡者の企業たちの勝手放題な要求から発した無理難題に対応しないと就職できない.就活生たちの時間的金銭的肉体的精神消的消耗・損失は計り知れません.

こんな状況だったら,公務員になりたいと思わなくても公務員試験を受けて公務員になった方がましなんじゃないかと思います.大企業よりは待遇は悪いかもしれないけど,公務員から企業に転職して成功した人も何人か知っていますから,足がかりにするという考えでもいいんじゃないでしょうか.

私が受けたことのある公務員試験では,コネは関係なかったし ,学生時代の学業以外の活動やバイト経験なども関係ないし,もちろんなんとかハラ的・犯罪的なクソみたいな質問もされませんでしたし

学部で卒業する多くの学生たちにとって卒研のような経験は自身の人生において最初で最後であり,とても重要だと思います.その大事な機会をつぶしておきながら,「即戦力がほしい」なんてほざく大企業や財界の人たちは絶滅するのが適当だと思います.

B4, M1, M2と3年連続で受けました.こうしたことも民間ではあり得ないでしょう.
有力国会議員の子女だと有利かも知れませんが😓
親は少なくとも地方公務員はコネがないと駄目と信じ込んでいました.実際昔はそうだったのかも知れません.受けたことないので自身の感触としては解りません.
筆者は受験勉強らしいこともせずに運良く合格しましたが,人生の選択肢のひとつにするためには,しっかり勉強するに越したことはないでしょう.

インフレ・デフレによる実質的な円安効果

日本の賃金水準はこの30年間変わらず,先進諸国には大きく水をあけられ,韓国にも抜かれてしまいました.

ただし物価も上がらなかったので国内で生活している分には,30年間絶え間なく上がり続けている社会保障の費用以外はあまり影響はありませんでした(というほど社会保障費の値上がりは小さくなかったですが).

仮に社会保障費のことは置いておいたとして,日本の物価も賃金も上がらず,A国の物価と賃金はそれぞれ2倍になったとします.そして為替レートは変わらなかったとすると,日本人がA国を旅行したりA国のものを買う場合2倍の金を払わないといけません.A国の人が日本に来たら,支払う金額は従前と変わらないとしても,自国の賃金水準・物価水準に照らして半分の支出で同じものを買い,同じサービスを受けられると言えます

ということは実質的に為替レートが2倍になったということです.

そう,日本の円の購買力は為替レートはそれほど変わらないのにこの30年間の賃金維持で大きく損なわれたわけです.

からやや下げ.
個人的には,2006年のオーストラリア出張で実感というか痛感しました.

少子化対策の財源は消費税上げとはいかにも日経らしい

昨夜(2023年1月18日)放送のテレビ東京のニュースバラエティーで,日経の編集委員が少子化や若者の経済的状況の改善のために消費税を上げて財源にしろって提言していました.

若い人たちの経済的問題の根幹の1つは格差であるのに,逆進性でより格差を広げる効果のある消費税を上げて少子化の対策に使うなんてまさに愚の骨頂です.

また消費税率を上げて一番儲かるのが輸出企業です.さすが財界の代弁者の新聞だと感じました.

親や本人の.