人口減少は過疎地で特に深刻

これから進む日本の人口減少に危機感を覚えて,ときどきいろんな人の見解などを見聞してます.

人口が減少しても大丈夫だって言う経済学者が少なくないのに驚きます.東京の混雑が緩和されて,通勤も楽になり生産性が上がるなんて楽観論もあります.

日本は全体は既に人口減少が始まっています.しかし,東京23区で人口が減少するのは2020年からということです.そりゃそうですよね.最近でも東京への移り住む人(社会増)は減っていません.

人口が減り始めても,他の地域よりはその減少率は低いと考えられます.東京の人口が減れば,そこに移り住もうという人はさらに増えるだろうということは容易に想像できます.

日本全体としての人口減少は,今でも深刻な地方の状況を,これまで以上のスピードで限界の向こうに押しやることになります.

日本のiPhoneではApple Payを海外で使うことはできない (gaika.net)

元記事を読めば解りますが,このタイトルは厳密には間違いです.海外のクレジットカードを登録すれば使えるようです.

しかし,残念な話です.クレジットカードの大きなメリットは,国境を越え,違う通貨の国に行っても,1枚のカードで,国内と同じように買い物やキャッシングができるということなのに,ハイテク決済方式は国境を越えられないのです^^;

追々改善していくことを期待したいと思います.

海外で使えます

その後,MasterCard Contactless, JCB ContactlessおよびAmericanExpress Contactlessで,使えるようになりました.

自分は良くても未来のことを考えないと

趣味関係のSNSで交流のある人たちで,そこそこの地位や収入のある人の政治的スタンスが,保守的なことが多いのはしょうがないにしても,かなりいわゆるネトウヨ的な人も少なくないです.

政権に疑問を持たずに支持していては,民主主義が崩壊して,戦前の二の舞になります.

自分はそれで良いかも知れないけれど,子孫の代まで民主主義が機能するような選択を我々がしないと,苦しむのは子孫たちです.

アメリカやヨーロッパを見ていても,もう流れは止まらないんでしょうか.人間は結局もっとも愚かな選択である戦争を繰り返す,もっとも愚かな生き物なんでしょうか.

林修氏の弱点?

年末に見ていたテレビの情報バラエティー番組の中で,タレントの一日の行動で,どのくらいCO2が排出されることになるのか,というコーナーがありました.

林修氏も主なゲストとして出ていました.彼の番組は一時期よく見ていました.よくまああんなことからそんなことまでよく知っているなあと感心してます.さすがに最近は少々飽きましたが^^;

で,そのタレントの一時間の休憩時間で一番CO2を発生した行動は何か,ということになって,解説していた「専門家」が,スマホの充電だ,と言ったのです.しかも,スマホの充電は500Wも電力を消費する,と.

これ,まあ,理系的なセンスのある人なら直感的に指摘できるエラーですね.500Wって,どれくらいのパワーなのか,熱を発生させたらどのくらいになるか,たいてい経験的に知ってます

実際スマホの充電はだいたい,5V 1A〜2.5Aくらいで,最大で12.5Wというところです.

USB Type-Cでは,100Wまで可能だそうです.それでも100Wです.

林氏はなぜそんなでたらめな解説に黙っていたのか.その番組を見た直後に思ったのは,案外林氏は,理系的センスがかけているのかな,ということです.

しかし,この記事を書きながら思ったのは,もし,あそこで,「専門家」の指摘が根本的に間違っていると林氏が指摘したら,そのコーナーは台無しになってしまいます.で,敢えて黙っていたのではないかと.

ということで,敢えて弱点としてあげるならば,根本的に間違っていると気がついても,受け流してしまう,あるいは「長いものに巻かれる」というところでしょうか^^;

たぶん,このCO2のコーナーの監修も.
ただし,化け系を除く(当社調べ)

なぜ旅行会社を規制しない

痛ましいスキーバス事故から1年が経ちました.こうした貸し切りバスの事故があるたびに,バス会社の厳しい経営環境が問題になります.

この1年の間に,規定の料金以下でバス会社がバスの運行を受注することが法律で規制されました.

NHKによれば,名目上は法定料金を支払う形にするが,10〜50%を手数料と称して,減額して渡す旅行会社が少なくないそうです.これらは,明確な法律違反であるとのことです.

下請けいじめという言葉があるように,旅行会社とバス会社の力関係を考えれば,だれだって,バス会社のほうを規制しても意味のないことが解ります.

関係当局はバカなんでしょうか.それに触れないマスコミもバカなんでしょうか.

旅行会社の献金・ロビー活動が奏功しているってことでしょうね.関係当局が献金やロビー活動の対象にはならないわけですから,当然政権与党が,誰が考えても当たり前の旅行会社のほうの規制を阻んでいるってことですね.