4年に一度しか誕生日が来ない人も毎年歳を取る

ようやく暑い夏がやってきました.個人的には天候不順と言われようと寒い夏のほうが好きです.暑い夏は絶対に寿命を縮めています.

夏になると夏休みや小学校の頃全般を思い出します.担任の先生が出張か休みの時,どういう立場の先生か全く忘れましたが,何日か担当してくれることになり,「私は4年にひとつしか歳を取らないから○○歳です」って自己紹介したのをよく覚えています.閏年の2月29日生まれというわけです.

雑学好きには常識ですが,こういうことを言い出す人がいないように,法律で,誕生日の前日に歳を取るように決まっているわけです.その副作用として,4月1日生まれの子は,前の年度に組み入れられてしまうわけです.4月生まれなのに理不尽にも早生まれとして前の学年に入れられた人たちは,2月29日に生まれて,4年にひとつしか歳を取らないとほざいている人たちを恨んでください.

確率 ~2~

どんなに対策をしても感染リスクはゼロにはならない.これが真実です.

ではどのくらい感染リスクが下がっているかに関連して,興味深いデータが発表されました.

今シーズンの手足口病の患者数が昨年同期の1/100だそうで,プール熱などこの時期に流行る感染症も大幅に少なくなり,この10年間で最小だそうです.

この患者数の比較から,接触機会がどれだけ減っているかは,素人じゃとてもじゃないけど導き出せません.京大の西浦教授のような専門家がいろいろやってようやく出てくるのだと思います.

それにしても,明らかに接触機会が大幅に減っているのだと言うことが解ります.

せっかく接触機会がこのように減っても,GoToトラベルで,人数が増えたのでは,感染リスクは高まるわけで,この時期の施行は,天下の大愚策だと思います.

そもそも “Go to travel”って英語的におかしくないか

英語に通じてる人たちが既にいろいろ解説しているようですね😓

確率

なんか,テレビのワイドショーを見てると,コメンテーターとかが,「マスクをすれば感染を防げる」っていい放ってますが,これはとんでもない話です.

もちろん,医療用のマスクならばかなり防げるでしょうけど,市販の不織布マスクでは,「マスクをした人の飛沫が飛ぶのを高い確率で防げる」であって,空中に飛散しているマイクロ飛沫(エアゾル)などの吸入を防げる確率は低いです.

また,医療用のマスクだって100%防げるわけではありません.

ましてやあごも隠れない布マスクでは😓

どうすれば,自分から飛ばす,自分が吸い込む,粘膜に届く確率を減らすかが重要です.反対の言い方をすればどんな対策をとっても感染する確率がゼロにはなりませんから,「感染した人=対策をしてない人」という決めつけはいけません.

なぜ,メディア,というか特にテレビでは,確率でものをかたらないのか.確率も解らないようなバカが見ているから,と考えて番組作っているんでしょう.

場面場面で感染させるされる確率を下げるか考えて生活したいと思います.

数値データに基づかない政策

7月1日からレジ袋が有料化されました.私は意識高い系なので😓,とっくの昔からスーパーやコンビニでのレジ袋を拒否してきました(たぶん10年くらい前から).

しかし,これこそ意識高い系の陥る罠にはまったのだと猛省しています(反省の為あえて自分に,意識高い系と自称する罰を与えています).

池上彰氏やNHKの解説委員なども言っていたと思いますが,実はレジ袋のプラスチック全体に占める割合は多くなく,この清水化学工業のサイトによれば,特に問題視されている漂着ゴミについては,重さも容積も点数も,1%未満なのだそうです.

同じくこのサイトによれば,量が少ないばかりでなく,実は石油精製で出る厄介者を活用し,製造エネルギーや輸送費用も紙袋に比べてずっと安いエコな製品であるそうです.

もちろん,量が少ないものでも,環境の負荷になるものを減らすことは意味のあることですが,代替物が余計に環境負荷を及ぼすようでは本末転倒になります.

たまたま生活の端々に登場するから仮想敵にされ,ポピュリズム的政策に利用されたということになります.

科学や数値データに基づかない政策を続けていれば,人類滅亡は早まるばかりです.

パチンコ店の換気は良いらしい

パチンコって行かない人は全く行かないですから,3密の巣窟みたいに言われていますが,実態はどうだか,よく解らない人のほうが多いんじゃないでしょうか.

かくいう私も若い頃好奇心で何度かパチンコ店に入ったことはありますが,今では他にやることが全くなくても選択肢に入らないと思います😓

最近,パチンコに行った人の話を聞くと,パチンコ店はもともと客がタバコを吸う前提で設計されているから,ものすごく換気が良いそうです.

また,検索で見つけたこの記事はパチンコを推奨する立場のサイトのものですが,換気量について具体的に書かれていています.

記事にあるように,パチンコ店内で大声で会話する人もいないでしょうし,対面せず横を向いて並んで座っているわけです.実際,私の知るところでは,これまでにパチンコ店がクラスターになったという報道はないです.

一方で複数のライブハウスやカラオケのできるバー・スナックなどでクラスターが発生したことを考えると,3密(密集・密閉・密接)というより,

  • 大きな声を出す
  • 換気が良くない

の2点が重要な要素なのではないかと思います.

もちろん,医療機関や福祉施設でのクラスター発生は,

  • 直接・間接的な接触

による感染が主なのでしょう

パチンコ店の換気については自治体の現場担当者も当然知っているはずです.そうこう考えると,弱者切り捨てが得意技の首長たちの仮想敵に仕立て上げられた感があります.

なぜ自分では全く関心もなくどうなっても知ったことではない😓パチンコ店について考えたかというと,「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」に通じるところがあると感じたからです.

結局は従来の3密に大声(深い呼吸)が加わっただけ😓