冬の輪舞(完)

ここのところ欠かさず見ていた標記のドラマが完結しました.

最後はちょっと無理がありましたが,何とかハッピーエンドでした.とはいえ現実の話だとすると,この先どうなるのか不安要素が多数あります.フィクションなんでどうでも良いのでしょうが😓

前の感想にも書きましたが,1人の人生に1度あるかないか(たいていの人には起こらない)ような大事件が後半も次から次へと起こり続けました.

その原因は借金などの外的要因の他,遠野なぎこ演じる主人公のしのぶと,もう一人の重主要人物千鶴子の心の動きにもあります.この2人以外も主要人物の心は大きく動くので,人の心のありようとして一貫性がなさ過ぎるんじゃないかと感じることが多々ありました.

例えばしのぶは最初は百合を絶対に千鶴子に渡さないといいながら,後になると百合は千鶴子に育てられた方がしあわせだと言い切ります.もちろん途中で状況に大きな変化があったわけですが,心の揺れを通り越して,別人の考え方になったんじゃないかと感じるほどの心変わりです.同様の心の大きな揺れは千鶴子にも,母の則子にも,しのぶの母静子,父龍作にもありました

劇的に話を展開するのに無理矢理主要人物の心を変えてしまう,というか変えざるを得ないということなのだと思います.

フィクションだから,エンターテインメントだからと割り切って楽しむのが正しい見方なのでしょう.

いや,「最後も」
例えば都内の条件の良い土地とはいえ老朽化しているであろう大丸病院が建っている土地を売却して3億円からの借金は帳消しにできたのか,今後の大丸家の生計はどうたてていくのか,生体腎移植をした母子の今後の健康に問題はないのか等々
弟の澄夫と叔父の裕喜は例外的に一貫していました.
百合は強烈な心的外傷を受けて記憶を失った時期を挟んでいるので除外しても良いかも知れません.
龍作はそもそも人格に大いに問題があるので除外しても良いかも知れません😓

早く終わらないか4月

私は上記の記事の「先輩」そのものです.最近テレビではNHKのアナウンサー以外の人は首相を含めて皆,[二\カ゜ツ][シ\カ゜ツ]といいます

正しい[二カ゜ツ\][シカ゜ツ\]というイントネーションで教育を受け,そのイントネーションに慣れ親しんで使い続けてきたものにとって,[二\カ゜ツ][シ\カ゜ツ]は聞くのが辛いです.

まあ,4月が終われば聞く機会も減るでしょうからがまんしますが,とっとと4月が終わらないかなあと思います.

NHK放送文化研究所の記事は2001年のものなので,それから20年以上経って[二\カ゜ツ][シ\カ゜ツ]が蔓延してしまいました.

カマキリ先生は見ないけど今年もクマバチが飛び始めた

カマキリ先生こと香川照之氏は,何か月かの謹慎期間を経て,昨年末には復帰して歌舞伎に出演したそうですが,カマキリ先生は当分復活しないか,あるいは永久に復活なしかも知れません.

そんな中でもカマキリ先生がカマキリの次かその次かその次くらいに好きなクマバチが今年も飛び始めました.

わが家からスーパーまでの田舎道の途中でホバリングしていました.ホバリングといってもあちこち動くので,ビデオでは追い切れませんでした.一瞬ピントが合ったところのスティルです.

異次元の少子化対策はアベノミクスの二の舞

好景気が賃上げをもたらし,結果的に “良い” インフレになり好景気が持続するという “循環” について,先に流通マネーを増やしてインフレにすれば,景気が良くなるなんて言う机上の空論に基づいて長年行われてきたアベノミクスは失敗し,指南役のイェール大学名誉教授浜田宏一氏も誤りを認めました

循環に見えますが実は好景気→インフレの一方向の因果関係が繰り返されているだけで,インフレが好景気の原因にはなり得ないでしょう

岸田首相が現在推進しようとしている “異次元” の少子化対策である,子育て世代の支援拡充は悪くないですが,子供が増えるための根本的な部分には全く触れていません.

若い人たちに経済的・時間的に余裕ができるようにして,また,出会いの機会を増やすような具体策をしないと,子供が増えるという最終目標にはほとんど効果はないでしょう.

自分の若い頃を振り返っても,児童手当が拡充されたからと聞いて結婚に前向きになる若い世代の人たちが統計に表れるほど多くいるとはとても思えません.

因果関係をしっかり見極めて,根本原因への対策を取らないと「ラストチャンス」をみすみす逃してしまうでしょう.

少なくとも流通マネーをいくら増やしてもインフレは起こらないと言うことは実質賃金が長らく下がり続けるという犠牲の下に実証されました.

いくつかのドラマの感想

ご注意: いわゆるネタバレが含まれますのでそういうの気にする人は読まないでください.

まずは,3月12日(日)が最終回だった,ブラッシュアップライフです.やはり全10話でした.

シリーズの後半は完全に心温まる友情物語で終わるのかと気楽に見ていたら,第9回で毒をもるなんていうサスペンスになってしまい,ひやひやしました.しかし,鍵を握る女とも言うべき三浦透子演じる元北熊谷市役所の後輩で第10話現在CAをしている河口美奈子の再びの登場です.彼女は主役の近藤麻美(安藤サクラ)たちが毒をもろうとしていた中村機長(神保悟志)を日頃から嫌な上司と思っていたところ,今回のフライトが中村機長の不倫旅行とわかり,そのことを奥さんに密告したとのことです.中村機長は毒をもられなくても搭乗できなくなったというなんともアクロバティックな展開となりました.

その後の展開は若くして機長になった麻美も宇野真理(水川あさみ)も最大の目的を果たしたことであっさりその職を捨てて故郷に戻り市役所職員と保育士にそれぞれ転職して,門倉夏希(夏帆),米川美穂(木南晴夏)となかよし4人組として幸せに長く暮らしましたとさという,安心して見終われる結びになりました.

もともとなのか,子供番組に長く出演して培われたのかバカリズムの優しさが現れたと感じました.

2つ目は相棒の最終回です.相棒はシリーズ化前からずっと見てきましたが,今回は正直なところがっかりです.日本をこんなにしてしまったのは団塊の世代で,渡辺いっけい演じる私塾「ながとろ河童塾」塾長のいうとおりです.それを杉下右京が,塾長に向かって筆者の世代を名指しして,何もしなかったのは同罪だ的な指摘をしました.これは的外れで,悪いのは団塊の世代で,我々の世代は犠牲者です.非常に気を悪くしました.右京さんには「僕としたことが」と反省してもらいたいです.

3つ目は,ここのところ毎日楽しみに見ている冬の輪舞(2005年にフジテレビ系で放送された連続ドラマのチバテレによる再放送)です.とにかく普通の人には一生に一度起こるか起こらない(起こらない方が多い)かのような大事件が何度も起こり,ありえない偶然が何度も起こるというフィクションの極みとも言うべきドラマです.

全62話のうち第6話くらいから見ています.たまたまその回を見てから続けてみているわけですが,バラいろダンディで遠野なぎこを見ていると,誰しも感じると思いますが何か普通じゃない影というか重たいものを抱えているように見えるのですが,この冬の輪舞はまだ26歳の作品で,若々しいけどしっかりした演技をしていて,関心を持ったわけです.

その後,ネット検索をすると,遠野なぎこの実際の人生は下手をするとこのドラマよりも壮絶なのかもしれないと知りました.

今日の放送は第47話で終盤に来てます.楽しい内容のドラマではないですが,ますます楽しみです.

ついでに河口美奈子(三浦透子)も.
河口美奈子はやはり北熊谷市役所職員.
Eテレ ビットワールド.