古いMacに最新OSのインストール (7) 〜MacBookへのインストールに成功!〜

ようやく,Macbook Retina 12-inch 2017 (Macbook 10,1)へのmacOS 15 Sequoiaのインストール成功しました.

やはり困ったときのクリーンインストールです.このMacbookをサポートしている “最新” OSであるVentura 13.7のインストーラーを使って本体内のSSDをフォーマットしたうえでOSのクリーンインストールをしました.

そのあと,OpenCore Legacy Pather 2.0.2 (OCLP)をインストールして,OCLPにより一連のインストール作業をしました.これまで何度も失敗した過程をすんなりと通過していきました.

クリーンインストールしましたが,自分のもろもろの設定やユーザーデータ類を新たに1から設定していくでは死にますので,ここで移行アシスタントで直前のバックアップから自分のホームディレクトリーのデータだけは復元しました.

あとは必要なアプリを手で追加していきますが,この際なくて良いものは敢えてインストールしません.

古いMacに最新OSのインストール (6) 〜不具合〜

いつかなんか不具合が出てくるんじゃないかと思っていましたが,出てきました.SafariでNHK+を見ようとしたら,エラーが出ました.

再読込してもだめです

ライブ放送でなくて,見逃し配信分もだめでした.

macOSでNHK+を見るためには,Safari以外はNGなので,今のところワークアラウンドなしです.

一方,TVerはFirefoxで視聴可能で,ライブも見逃し配信も再生可能でした.NHK+がFirefox対応になってくれるといいのですが.

古いMacに最新OSのインストール (5) 〜最後の難関はVMWareか〜

macOS 15 SequoiaをインストールしたMac mini late 2012 (第3世代のモバイル版Core i7搭載)ですが,ここまでのオーソドックスなソフトのインストールと,音楽,写真データの同期は目処が立ちました.

今後控える難関としては,VMWare Fusionのインストールと仮想マシンのインストール・復活でしょう.

VMWare Fusionは他のアプリとよりもぐぐっとOSの深部まで入り込んでいるはずなので,果たしてパッチ当てBIOSで動くSequoiaの上で機能してくれるかです.

筆者にとってのVMWareの必要性は,

  • Linuxのいくつかのディストリビューションを評価する(メインWSでは,実マシンをコピーしたバックアップ用の仮想マシンも稼働)
  • Windowsを動かす

の2つがあります.実マシンのバックアップは,メインLinux WSであるManjaro AMD64でも動かしているので,唯一のコピーではありませんし,今回OpenCore Legacy PatcherでSequoiaを動かしている(動かそうとしている)Legacy Macであえて動かす必要はありません.強いて言えば暇つぶしです.

Windowsの方は,メインWSであるMac mini 2018と,Macbook 2017にそれぞれ1ライセンスずつ持っていて,仮想マシンがインストールしてあります.どちらもWindows 10です.現状ではVWMareではIntel MacでWindows 11を動かすことができません.

Windowsを動かしてきた実機もありますが,Windows 11の必要条件を満たしていません.そんなこんなでいまさらWindowsもなあと思っています.

ということで,ますますVMWare Fusionで仮想マシンを動かすことの必要性は低下しています.

VMWareの前に,バックアップ体制を確立します.OpenCore Legacy Patcherで動くSequoiaはバックアップからどんなふうに復元できるのか,あるいはできないのか現状ではわかりませんが😅

古いMacに最新OSのインストール (4)

ミュージックのライブラリーと写真のライブラリーをコピーしました.

どうもrsyncが動いてくれないので,ミュージックライブラリーはsmbで接続してFinderでコピー,写真の方はtarで固めてからsftpで送信して展開しました.

どちらも旧Mac miniの「ミュージック」,「写真」アプリでそれぞれ開くことができました.

あとは定期的にupdateしていきたいですが,rsyncがちゃんと機能してくれないとできないので,rsyncについて確認し直します.

アクセス権がない

macOSが,rsyncにファイルアクセスする権利を与えてないのが原因でした.

ただ,rsync にFull File Accessの権原を与える方法が解りません.

メインWS側のrsyncdの反応が途中で止まる?

古いMacに最新OSのインストール (3)

だいたい必要なアプリのインストールもできました.

  • File Vault ON
  • Google Noto Fontsのインストール
  • Xcode〃
  • MacPorts (rsyncなど) 〃
  • GnuPG〃
  • GIMP〃
  • Thunderbird〃
  • Pages, Numbers, Keynote〃
  • LibreOffice
  • VLC

この際,いつもお世話になっているVLCと今回捨てようと思っていたMac miniを蘇られてくれたOpenCore Legacy Patherの開発チームに少ないながら寄付をしました

インストールした中で困難があったものがいくつかありました.一つはMacPortsによるrsyncのインストールです.macOSのデフォルトでGUIを使わないとスリープになるので,寝ている間にインストール完了のつもりが,朝起きたら寝る前と同じでした.

また,いつも使うターミナルの設定をするのもいろいろ面倒だなと思いましたが,設定をexport / import する機能があることに気が付き,ほんのちょっとの手間でメインWSの設定を複製することができました.

こうして思うのは,長い間設定もいろいろチューニングしてきたのだなあということです.移行アシスタントでうまく移行できていれば,こうした設定の積み重ねも一気にコピーできてしまいます.

またThunderbirdに関しては,GMail (Google), iCloud (Apple)を含む4つのサイトに接続しているので,手で設定するのはまあやりたくないので,メインWSであるMac mini 2018の~/Library/Thunderbird/以下をrsyncでコピーしました.これでたいていうまくいきますが,OSが違うときなどたまに失敗しますが,今回は同じIntel Macの同じOSなので難なくThunderbirdが動きました.

このやり方は一つだけ問題があり,iCloudについては,app passwordという仕組みで接続しているので,同じパスワードで繋いでくるクライアントが増えたということです.たしか2台くらいでは問題ないですが更に増えたとき接続が切られたような記憶があります.その場合はそれぞれにapp passwordを設定し直す必要があります.

これでとりあえず日常的な業務😅に使用できるので,書斎のインストール用ドック😅から,実用の場であるリビングに持ってきました.

このあとは,音楽と写真のデータをrsyncでメインWSから引っ張ってきてみます.手元にあると便利だし,バックアップの意味合いもあります.たぶん,OSもCPUも同じIntelなので,データは完全互換だと思います

いずれもPaypal経由ですが支払いに使用したクレジットカードは初めてPaypalに使用したので,クレジットカード会社から,支払いは本人かの確認SMSがほんの1〜2分で来ました(2回目の支払いには来ませんでした).監視を良くしてくれて安心です.
サブWSであるこのMac miniが最新OSにupgradeできた頃までは同様な運用をしてきました.