Slackware ARM: ntpパッケージupdate時の注意

自分宛の注意事項です.

Raspberry Piは,バッテリーで駆動される時計を持っていませんから,起動時は1970年1月1日になってしまいます.

Slackware ARMは他のdistroと違って,起動スクリプトにこれをなんとかする仕組みがないので,ntpdが同期して最初に内蔵時計を更新するまで,1970年1月1日のままで,いろいろ不都合が起きます.

そこで,rc.ntpdのstart()内に,ntpdateを使ってとりあえずどこかの時間サーバーから時刻をもらってくるコマンドを書き加えています.

しかし,ntpのパッケージをupdateすると,オリジナルのntpdateコマンドの入ってないスクリプトに上書きされて,この機能が失われてしまいます.

ということで,リブートしたとき1970年1月1日になるようだったら,rc.ntpd-has-ntpdateとして保存しているスクリプトをrc.ntpdに上書きコピーすること(念のため当該スクリプトが更新されていないかも確認する).

CWKはLibreOfficeで読める

ときどき,自分のPC(Macintosh)や,サーバー内に,”.cwk”という拡張子のファイルが見つかることがあります.これは,もとはApple Works(さらに前はClarisWorks)で作成したドキュメントのファイルの拡張子です.

けしからん事にAppleは,AppleWorksをディスコンした後,AppleWorksで作成されたファイルを読み込める機能のソフトを提供していません.

今日,中身を,とある目的に再利用できる可能性のあるファイルを見つけたんですが,そういうわけで読み込む方法がなく,中身をダンプして,テキスト部分だけ抽出して,文字コード変換でもしようか考えていました.

ネット検索範囲を英語のforumまで広げたところ,LibreOfficeで読み込めるのではないかという情報を見つけたので試ました.若干の字化けがあったものの,みごと再利用できる状態で読み込むことができました.

辞書作る奴らはバカか

ときどき,「ステロタイプ」なる言葉を見聞きします.もとはstereotypeだから,「ステレオタイプ」とかな書きするものと私は信じてきました.

それで,パソコン内蔵の辞書やネットの辞書を引くわけです.すると,「ステロタイプ」という見出しはありますが,「ステレオタイプ」のこととあります.

「ステロタイプ」を引く人は,そんなことを知りたいわけじゃなくて,なぜ,「ステレオタイプ」と「ステロタイプ」という表記があるのかを知りたいに違いないって,普通の頭を持っていればわかるに決まってます.

一部のなんとか袋的なところには,読み間違いだかなんだかで「ステロタイプ」になったようなことが書いてあります.そうかもしれませんが,なんとも頼りない情報です.

ますます,もやもやしてきました.

Kernel 4.19.36ではext4(SLAB?)関係のバグ改善か(Raspberry Pi)

以前,Raspberry PiのKernelが4.14系列から4.19系列になったときupdateしたら,rsyncを使う自作バックアップスクリプトを実行すると,rsync実行中にシステムが無応答になったので,しばらくKernelを4.14系列の最終の4.14.98-v7+にとどめていました(「Kernel 4.19.xはRasPiにNGか」).

昨日,久しぶりに,4.19へのupgradeを敢行してみました(4.19.36-v7+)ところ,1度目のバックアップスクリプト実行は,トラブルなく終わりました.

まだ,1度だけですが,以前は1度で確実にトラブりましたので,改善された可能性が高いです.しばらくこのまま様子を見ます.

追記

よく理解しているわけではありませんが,rsyncによるバックアップ中slabtopで観察していると,4.19.23, 25のときは,ext4_inode_cacheのcache sizeは増える一方で制御が効いていないようでしたが,4.19.36では,増えたり減ったりしています(「アンダーコントロール」の状況^^; ).

SLAB関係のbugというよりは,ext4関係のbugなのかもしれません.動きゃいいのでこれ以上調べませんが^^;

曲名探索(2)

ライブラリーの修正作業を始めた頃,曲名の間違いが解った多くのケースは,1つのアルバム内のいくつかの曲を持っている場合で,AmazonやWikipediaと照合して判明というパターンです.

ケースは少ないけど,確実な判明のケースは,とても気に入りの曲(アルバム)で,そのCDを買った場合です.

最近では,Wilton FelderのGentle Fireが欲しいのですが,中古市場で6,000円くらいするようです.かつて,プレミア付きの中古CDを5,000円くらいまで出して買ったことが1度くらいはありますが,今回はやめておきます.

逆に,欲しいものの中古価格が1,000円以下という場合もあります.それこそ需要と供給の関係ですね.

CDを買いたくなるのは,例えば,手持ちの曲がアルバムのごく一部で,それらがとても素晴らしい場合です.そのアルバムの残りの曲に期待して,何度か買ってみましたが,手持ちに含まれていないのは,がっかりな曲ばかりです.がっかりな曲なのでNHKで放送しなかった,したがって,録音しなかったということだと推測されます.

もちろん,FM放送からカセットテープに録音して,その20数年後にデジタイズした手持ちの音源よりも,購入するCDの方が高音質であることが期待されます.しかし,CDを買ってもそれほど劇的に音質がよいということがないことが多いです.

CDは,当時のLPの復刻CDということになり,当時のマスターテープの音源をデジタイズしたもので,元々が今どきのデジタル音質ではないのです

NHKの放送機材,特にレコードプレーヤーは,金に糸目をつけないものであったと推測され,それも差が大きくない原因と思います.

そんなわけで,安い中古盤ならともかく,プレミアがついているのを買うまでのことはないと考えています.好きなアーティストのCDは一通り買ってしまったからと言うこともありますが.

また,今は知りませんが,当時NHKでは,何の加工もなくそのまんま曲を流してくれたので,曲の長さが曲名判明の手がかりになったことが多々ありました.たまにエアチェックすることもあったFM東京(当時.現TOKYO FM)は,たいていの曲がF.O.だったので,曲の長さがヒントになることはありません

さて,CDを買ったから判明したのか,その前の検索で判明したかは定かではありませんが,珍曲名で今でも忘れないのは「スクライード」です.

結論的にはこれは,The Brecker Brothersの “Don’t Stop The Music”に収録されている “Squids”です.自分のメモはきれいに「スクライード」と書いてあったので,FM雑誌の記載がそもそもそのようになっていたと推測されます.仮に1文字くらいの間違いなら,私の英語力を持ってしても”Squid(s)”と推測できたと思います.

そもそも編集者があまりに英語力がなくてでたらめを書いたか,よほど汚い字で書いたため,組版時に「スクライード」とされてしまったのでしょう.

The Brecker Brothersらしい変な曲で.結構好きです.

元々のテープへの録音状態がよく、保存状態もよければ,十分な音質のCDになります.
曲が終わる前に,D.J.がかぶせるので,ダビング時に自力でF.O.したことも多かったと思います.
そもそも今のライブラリーにFM東京がソースの曲はほとんどないと思います.確認しようもないですが^^;
“Heavy Metal Be Bop”にも別アレンジ(ライブ風)のが収録されています.