ブラッシュアップライフ (3)

日曜夜放送された第7回を見ました.麻美(安藤サクラ)の人生4周目は医師で研究者になりました.3周目の人生で制作したドラマ「ブラッシュアップライフ」の番組スタッフのダメ出しが大いに効いて奮起した結果です.

今回面白かったのは,妹の遙(志田未来)が,「(人生)何周目?」とちらっと言ったところでした.このときは麻美は聞き流して,遙もしつこく聞くことはしませんでした.

そして4周目の人生では,第3回でいかにも謎の女としてちらっと出演した水川あさみが,第3周まで仲良しだった2人(木南晴夏と夏帆)と代わって親友となりました

次回の予告編でまりりんは麻美に人生何週目と問いました.次回ほとんどの人たちが人生を何周かやり直しているんだと言うことが解るんじゃないかと思います.

しかし,バカリズムのことですから,さらに面白い仕掛けをしてくるのではないかと期待しています.

2023年2月19日22:30〜.
録画を確認したところ役名も “謎の女” でした.
優等生のまりりん(宇野真理).
記憶は定かではないのですが第7回本編の最後で聞いたようです.録画を調べれば良いのですが,しません😓

ブラッシュアップライフ(2)

バカリズムの脚本によるドラマその後も見てます.直近の放送は第6回で全10回とするとそのうちの半分を越したことになります.

同じ人が人生をやり直すと言う設定のドラマで人生の4周目が始まりました.

最初の人生では市役所の職員,2周目の人生では勉強の要領がわかって薬剤師になり,3周目の人生では少し気が緩んで成績は2周目より落ちて,テレビ局の社員になりました.4周目はまだ小学生です.

3周目ではさすがにネタが尽きて,自分の知ってるテレビの世界に話を持ってくるなんてバカリズムもたいしたことないなぁと思っていましたが,とんでもない誤解でした.テレビ局のプロデューサーとして自分が今実体験している「人生をやり直す」のをドラマにするというアクロバットに出ました.そのドラマは題も同じ「ブラッシュアップライフ」です.劇中劇が元の劇と同じコンセプトの話でしかも題も同じと言う非常にややこしい展開です.

その3周目の終わりは見ているほうからもかなり唐突で,安藤サクラ演じる主人公近藤麻美もかなりイライラして死後の世界の受付係であるバカリズムに相対します.たぶん,次あたりイライラが爆発して例の予備のワイシャツの出番になるのだなあと想像できます.

3周目では主人公が実体験している「人生をやり直す」ドラマについて番組のスタッフたちにかなり激しくダメ出しをされ,そのことで4周目は今までとはずいぶん違う人生になりかけていてこれまた今後の展開が楽しみです.

つまり間接的に自分の人生のやり直しにダメ出しをされたことになります.ここがバカリズムが仕掛けたテレビ局員になった理由だと思います.
たとえば3周目まで幼なじみでそのまま親友になった,門倉夏希(夏帆),米川美穂(木南晴夏)たちとの関係が小学生の時点でかなり疎くなってしまいました.

超人間要塞ヒロシ戦記

NHKの「夜ドラ」の新シリーズです.第1回を見たら驚きました.この世の中で一番うまい料理と考えている珍来のニラレバを出す「珍来千現店」がいきなり出現したではありませんか.画面のスクリーンショットは著作権上の問題を回避するため掲載しませんが,このStreet Viewのアングルとほぼ同じカットがありました(看板は画像処理で変えていますが,色合いは同じ😓).

また,第2回では厨房から職員の更衣室まで入っていきました.一介の客としては当然一度も立ち入ったことはなく,興味深いものでした.

正直なところストーリーはあんまり好きな系統ではありません.配役も山之内すず以外はあまり興味ないです.ということで,いったことがある場所が出てこないかだけを追って今後も録画する予定です.

パパラギ

昨年12月18日(2022年12月18日(日))の千葉テレビ浅草お茶の間寄席はなかなか強烈でした。

前年の11月に互いに兄弟弟子だった川柳川柳と三遊亭圓丈が亡くなって、その1周忌に因んだ演目を圓丈の弟子の天どんと白鳥が演じました。

天どんは川柳と圓丈のあったかなかったかわからない(多分なかったでしょうけど)どっちが先に死ぬかってやりあったばかばかしいエピソードでしたが面白かったです。その中で時々天どん自身の兄弟子の白鳥のことを頭がイカレてるって紹介してましたが、これは後半の演者白鳥の紹介としてはなかなか的確でした。

その白鳥はパパラギと言う圓丈の作った新作落語を演じました。途中でサモアの酋長を想定したハワイアンのダンサーのような姿になりました。高座で羽織は脱ぎますが、着物まで脱いだ落語家は初めて見ました(もとの圓丈もそうだったんでしょうけど)。なかなか強烈なネタで、天どんのいうように頭がイカれてないと演じられなかったと思います.

バカリズムのドラマ

日曜日の夜に放送されたバカリズムの脚本による日本テレビのドラマ「ブラッシュアップライフ」の第一回を見ました。

いろんなところにバカリズムのセンスが出ていて感心しました。まず、舞台が北熊谷市役所っていうのににんまりしました。埼玉県民が北の外れと思っている熊谷のまた北です。どういうつもりなのか、あるいは何のつもりもないのか、バカリズム本人の解説を聞きたいものです。また、地方公務員の仕事の大変さが妙に詳しく描かれたりしている点もほんとか嘘か解りませんが感心しました。

安藤サクラが演じる主人公が、菓子の透明フィルムの一部が道路に落ちてそれを拾うとして車にはねられるなどと細かく凝るところに一番バカリズムらしさが出ていると感じました。多分今までドラマ等では一顧だにされてこなかった菓子の包装フィルムですが、たぶん実生活ではまともな知性・感性をもつ人なら大いに気にします。風で飛ばされたら思わず追いかけると思います。それが死亡のきっかけになるなど、これまでどの脚本家・演出家も描いたことがないんじゃないかと思います。

そして、最初の人生を全部覚えていて人生をやり直すなんて設定は面白すぎです。

生まれ変わりの選択肢がオオアリクイというのも良いです。

明日深夜の第二回を楽しみにしています。

2023年1月8日(日)
実際桐生市で撮影が行われたようで熊谷の北のほうにあるには違いないです。