和製略語(号)

たまに海外に行くと困るのが和製英語ですね.一旦元の日本語や意味を考えて,正しい英語を探るなど,複数段の思考が必要になります.日常のなかでせっかく利用するなら,発音をそれらしく変えれば英語として通じるものにして欲しいです.

私が気になる略号・略語は以下のようなものです.鋭意収集・加筆していきます😓

元の言葉略号・略語英語の略号コメント
laboratoryラボlab昔は,「スペースラブ」って言ったのに,今は100%ラボです.
Los AngelsロスLAミッキー安川氏が「ロス」の普及に貢献.
doubleWdbl, dわが家では,"W"はかたくなに"ダブリュー"と読みます.例) ダブリューバーガー
鋭意収集中

“W”に関しては,副作用として,WBC, WHOなどをそれぞれ「ダブルビーシー」,「ダブルエッチオー」などと読む人がいます.まあ,一般人なら仕方ないですが,民放のアナウンサーにもちらほらいます.

筆者が「気になる」と表現する場合は100%「気に入らない」と言う意味です.

Google GroupsのWeb UI

グーグルグループ(Google Groups以下 “GG” )のWeb UIを使っている人ってたぶんほとんどいないと思われますが,MLのメールが全部メールアドレスに届くのもうっとうしいので,せっかくWeb UIがあるGGで運営されているMLについては,メールを受け取らず,Web UIで見に行くことにしています.

確かひとつだけ参加している米YahooのMLも同様の設定にしています.ほんの少しだけ関心があるのに,メールがやたらと来るMLに参加するのに適したやり方だと思っています.

ようするに,普通のMLの参加方法としては,MLの運営側からメールアドレスにプッシュされるのですが,こちらが見たいときだけプルで参加するということです.

プルなので,緊急連絡があっても,自分で見に行かなければ気がつきませんので,そういう連絡があるMLについてはしない方がいい参加方法です.

たぶん,GGの参加者のうちでもWeb UIのみ利用という人はほんの数パーセントと思います.

長らくそんなに使い良いとも悪いとも言えないUIでしたが,最近大幅に切り替わりました.

全般として良い悪いはともかく,大きな欠点というか,欠陥があります.それは,ホームページに該当する”My Groups”に表示される参加MLリストに,新規投稿数が表示されなくなったことです.

このため,参加している各MLをいちいちのぞいてみないといけないのです.

さすがにこの欠陥は重大なので,多くのユーザーからフィードバックがあると思うので,次のリリースで改善されることを期待しています.

米大統領選ニュースを見て腹が立つ

アメリカの大統領選挙,野党の候補が正式に決まり,NHKのニュースでも大きな時間を割いています.

その中で,トランプ大統領を大富豪で異質な人格,バイデン候補を妻や子を事故や病気で亡くして人の痛みが分かると評していました.

海の向こうの指導者の人格はこのように客観的に評価するのに,腰抜けNHKめ.

スポーツ選手は感染しやすい

専門家や有識者が,スポーツ選手は免疫力が高そうだが,練習や試合で疲労したあとは免疫力が落ち,全体として考えても普通の人よりもよく風邪をひく(自然免疫力が低い)ってしばしば語っていますね.

今回島根県の高校サッカー部がクラスターとなり,寮生を中心に,90余名の感染者が出たとのことです.たしか,サッカー部の寮生は百数十名とどこかのニュースで聞いた記憶がある(今,探して見ましたが,なかなかサッカー部の寮生の数を記した記事が見つかりません)ので,その記憶が正しいとすれば,いくら共同生活をしているにしても,ものすごい率です.これも,スポーツ選手は免疫力が低いことの傍証となるでしょう.

本件もそうですが,日本のマスコミはなぜ,数ばかり挙げて,率を気にしないんでしょう.

NHKスペシャル「忘れられた戦後補償」

2020年8月15日(土)夜放送された,標記の番組見ました.

私が生まれたのは戦後十数年経ってからで,子供の頃,周りの大人の多くは,いろいろな形での戦争経験者たちでした.

何人かの伯父たちは,軍人として戦地に赴き,負傷しながらも生き延びることができたそうです(詳細は聞いたかも知れませんが忘れました).

幸いなことに,空襲や機銃掃射などで負傷したり命を失った近い親戚はいなかったようですが,栄養失調で亡くなったり,薬品や栄養不足で病死した,間接的な犠牲者はいたようです.

子供のころからずっと抱き続けていた違和感があります.旧軍人は,戦死したら旧国営の神社に神としてまつられ,また軍人恩給があり,多くの政治家たちが,旧軍人・遺族に向き合っている.その一方,民間人として,直接・間接的に戦争で命を落としたり,怪我をしたり,財産を失った人々やその遺族は政治家たちには完全に無視され,なんの保証も受けていなくて,今で言う「自己責任」扱いされていたことです.

もちろん子供のころにはこんな一言でまとめられるような気持ちではなく,漠然としていましたが.

このNHKスペシャルを見て,民間人に保証をし始めたら際限なくなる,という漠然とそんなところだろうと思っていた理由が,政府の姿勢の根本であることが,資料や当事者の証言から裏付けられました.それでも,民間人への保証の運動もある程度の規模であった中,それらが完全に黙殺されたことはまだ納得できませんでした.しかし,戦後の厚生省の官僚の多くが,旧軍の官僚たちだったという事実を聞いて腑に落ちました.

文民だったとはいえ,旧軍の官僚たちを公職に戻したことで,戦後の厚生行政が,戦後保証に関しては軍人恩給を復活された一方で民間人は完全無視というようにゆがんだり,石井部隊の流れをくむ企業が存続し得たりしたことにつながったんでしょう.

憲法の保障する,健康で文化的な最低限の生活を守るべき官庁の官僚たちが,その精神の真逆のことをしてきた軍出身だったとは.これは大きな間違いだったと思います.

今日の社会の病理である不寛容の原点は(不条理をそのまま押し通す姿勢という点で)ここにあると感じました.