Debian実機の仮想化の次は,第2workstation (WS)の第1OSであるManjaroの仮想化に取り組みました.
Debianでまっ更な仮想ディスクイメージへのコピーがうまく行かなかったので,今回はその成功を目指しました.
Manjaro WSは,Raspberry Piのバックアップなどを含むのでデータの占有量は160GBを少し超えるので,200GBのまっ更な仮想ディスクイメージを作成し,100MBをBIOS bootに,残りをLinux用にGPTでパーティショニングしました.
qemu-nbdを使って,ブロックディバイス化して,フォーマットしてLinuxのパーティションをマウントして,既に動いているManjaroの仮想マシン(これもかなり前に実マシンから仮想化したもの)の第2ドライブとしてつないで,chrootしてgrubをインストールしました.このあと既に動いているManjaroの第2ドライブからその新しい仮想ディスクイメージを外し,VMmanagerで新しい仮想ディスクイメージをメインディスクにした仮想マシンをでっち上げます.
しかしブートしませんでした.GRUBの画面は出てデフォルトのまま先に進みますが,UUIDで指定したドライブが見つからないと文句を言います.
おそらく仮想ディスクをVirtIOで接続したのが良くなかったのですが,このときは気づかず,Manjaroの仮想マシンでchrootはあきらめ,DebianのインストールDVDイメージから起動して,新しく作った仮想ディスクのLinuxパーティションをルートにして,grub-installとupdate-grubを実行して,仮想イメージからブートしたら,今度は起動に成功しました.
先に書きましたが,DebianのDVDイメージで作業したから成功したのではなく,仮想マシンにVirtIOでなくSATAとして接続したのが良かったのだと思います.