macOS 13 Venturaがリリースされたので,試しにMacbookでupgradeをかけました.もちろん,これまでupgradeではさんざんひどい目に遭ってきたので,直前にディスクをクローニングしました.
新OS Ventura (macOS 13)で最初に起動したとき,いつものupgrade直後のようにいくつかの拡張機能がはじかれました.
それとは別に,ATOKのなんとかかんとかが使えない旨のメッセージが出ます.仕方ないので,環境設定のキーボード設定からmacOSお仕着せの日本語入力に切り替え,ATOKのサイトに行ったら,macOS 13用のupdateがありました.ATOKのメニューからupdateはできないのでインストーラーをダウンロードしてインストールしたら問題なくATOKが使える様になりました.
Mac miniではMacbookの失敗を踏まえて,まずATOKのメニューからupdateをかけました.その後Venturaにupgradeしましたが,いくつかの機能拡張が使えないに加えてWACOMのなんとかかんとかが使用できない旨のダイアログが出て,OKを押しても繰り返し出ます.
仕方ないので当該のソフトを削除したら,ダイアログの無限ループは収まりましたが,当然WACOMタブレットは使えません.
WACOMのサイトのドライバーのページを見ても,最終updateは2022年10月12日とかで,macOS 13については全く触れられていません.
ということで,選択肢はしばらくタブレットを使わずにがまんするか,macOS 12に戻すかです.
Mac miniも当然upgrade直前の状態で外部ディスクにクローニングしてありますが,macOSは根性悪で,古いOSのインストーラーを起動することができません.しょうがないので,
に習って,起動用ドライブをUSBメモリーに作りました.しかし,KVMスイッチ経由でつないでいるキーボードのオプションキーを起動時に押しても効かず,内蔵SSDからVenturaが起動してしまいます.
しばらくWACOMタブレットを使わないで耐えることにします.
それと,長年変更がなくすっかり慣れきってしまったシステム設定のUIガ変わって,慣れるのに時間がかかりそうです.
Venturaですが,私の環境では今のところ特にトラブルなく利用できています。
JG3QQK/Kimuraさん,コメントありがとうございます.
まあ,ひどい目に遭ったといっても,ATOKはupdateで直りましたので,WACOMタブレットが使えない(に伴うダイアログの無限ループ)と,ダウングレードはたいへん,な2点に過ぎないので堪え忍べそうです.ときどき反射的にタブレットのペンをむなしく握ったりします.