結果的にDovecotへの切り替えはエイヤ!

このときクライアントも設定も切り替えないと,メールデータの消失・破損などの事故になるので,慎重にやりたいと思います.

Dovecotへの移転は手作業

のつもりでした.メインWSのメインのメールソフトであるThunderbirdで作業を始めました.この時点で,同じサーバーの同じIDで違うポートにアクセスする2つのアカウントが機能して,それぞれ旧IMAPサーバー(port 933)とDovecot (port 10933)に問題なくつながっています(メールデータのコピーもできました).

次にサーバーの旧IMAPサーバーを止め(/etc/inetd.confのport 933の行をコメントアウトしてinetdを再起動),Dovecotのポートを10933から933に変えてDovecotを再起動しました.

次にThunderbirdですが,起動したら前の設定のまま接続に行きますから,接続できないようにサーバーのパスワードを変更してから起動しました.そして,Dovecotに対応したアカウントのほうのパスワードだけ新しいものを入力してサーバーに接続しました.

ここで,予定どおりThnderbirdのアカウントの設定の,10993につなぐところを993に変更しました.しかし,想定外のことが起きました.このThunderbirdに設けているアカウントの2つが,どちらも同じUser IDで同じサーバーの同じポートにつながる設定になったわけですが,仕様なのかバグなのか,2つのアカウントのうち古い方(旧IMAPサーバーにつないでいた方)が消えてなくなってしまいました.

さいわい,メールデータを移転した先でなく,元のほうが消えたのでデータの消失は免れました

ノートパソコンやLinux WSのThunderbirdでは,敢えてDovecot用のアカウントを作らず,旧IMAPサーバーにつなぐ設定でそのままDovecotにつなぎました.エイヤッ!です.さいわいメールデータの消失や重複は発生しないで済んでいるようです

Notes:
1. もちろんパスワードも同じ.
2. もちろんサーバーもクライアントもIMAPの仕様どおりに動いていれば,サーバーの内容にクライアントが同期(クローニング)するので,データ消失なんて起こらないはずですが,仕様から外れたことが起こるのが世の習いです😓
3. ただし,旧IMAPサーバーで必要としていたメールボックスのプリフィックス(.imapなど)は不要なので削除しました
4. Note 2と同じ.
もちろんパスワードも同じ.
もちろんサーバーもクライアントもIMAPの仕様どおりに動いていれば,サーバーの内容にクライアントが同期(クローニング)するので,データ消失なんて起こらないはずですが,仕様から外れたことが起こるのが世の習いです😓
ただし,旧IMAPサーバーで必要としていたメールボックスのプリフィックス(.imapなど)は不要なので削除しました
Note 2と同じ.