0.6ポイントの差

今日の夜のNHKニュース(地上波)を見ていて,耳を疑いました.NHKのサイトにありますが,問題の部分を引用します.

〝最も開きが大きい東京都でも0.6ポイント程度(注: 抗体が確認されたパーセンテージと感染が確認されたパーセンテージの差)となっています。
これについて厚生労働省は「感染者の比率と抗体の保有率の差はそれほど大きくない。 〟

2020年12月の調査で新型コロナウイルスの抗体が確認された人の割合は東京で0.91%,同じ時期の東京の累計の感染者の割合が0.32%で,その差が概ね0.6ポイントです.その0.6ポイントはたいしたことないと厚生省が言っているわけです.

呆れるというか何というか.もちろん,10%とかでしたら,0.6ポイントは誤差範囲です.

しかし,0.91:0.32≅3:1ですから,実際の感染者の1/3しか捕捉できていないということで,完全に市中感染が広がっていると言うことではないですか.

10:1とか,100:1とか,桁が違わなければ問題ないと言うことなんでしょうか.

COVID-19: 感染の様相が違ってきた

人口当たりの感染者数を関東地方だけ見ると,これまでは,東京が圧倒的に多く,ついで,埼玉,神奈川,千葉という,東京に隣接する3県,そして,北関東はまばらな感染という,3つのレイヤーに分かれている状況でした.

しかし,第三波と言われる現在は,東京に隣接する3県も東京化してしまい,北関東で従来の隣接3県同様に感染者が増えています.

東京はこれまでも感染経路が追えない,「市中感染」が半数以上で,想定される感染経路は無症状の若年層によるとされてきました.今それが,隣接する3県で起きていることでしょう.

それでも専門家は,症状のない人が検査を受ける必要はないという,矛盾しているとしか思えないことを言い続けています.

また,イベントの感染対策といえば,なんとかの一つ覚えで検温です.大半の無症状の感染者はフリーパスです.COCOAの義務化くらいできないんでしょうか.

こんな科学的知見に裏付けされないザルのような対策のままでいいんでしょうか.医療崩壊にまっしぐらのような気がします.

秋は秋で調子が悪い

夏バテのまとめは,書きかけのままですが,秋も深まってきましたので,お蔵入りにして,現在の健康状態をまとめてみたいと思います.

この時期は,空気が乾燥してくるためか,昔からあちこち痒くなります.保湿を心がけてスキンケアしてますが,元々乾燥肌だったのですが年齢とともにひどくなってきています.

それと,これも空気が乾いてきたせいだと思いますが,どうも喉や鼻の調子が快調でなく,なんか軽い風邪を引いたような感じです.市販のかぜ薬を飲むと緩和します.

現在,一番深刻なのは,夏から引き続いて,睡眠不足でしょうか.寝付きはまあまあなんですが,明け方トイレに行きたくなり目が覚めます.3時台から4時台です.夜間頻尿は「寝ている時間中に2回以上トイレに起きてしまう症状」ということのようなので,該当しませんが,1度でも早朝にトイレに行くと,以後寝付けない(二度寝できない)ので,睡眠時間がどうしても短くなってしまいます.

夏の間,風呂上がりに500mLの炭酸飲料(砂糖不使用のコーラか,炭酸水)を飲むことが習慣化して,それが未だに続いています.夜8時過ぎに飲んで,10:30〜11:00の就寝前にトイレに行きますが,出し切れていないんでしょうね.

睡眠時間が足りない分,午後だらだら昼寝をすることが多いです.それはそれでしあわせなんですが.

500mLもの炭酸飲料を飲むのをやめれば良いことは解るのですが,350mLとかじゃ物足りないです😓

とは言え,真冬までこの習慣を引きずるわけにも行かないので,そろそろなんとかしようと思います.

スポーツ選手は感染しやすい

専門家や有識者が,スポーツ選手は免疫力が高そうだが,練習や試合で疲労したあとは免疫力が落ち,全体として考えても普通の人よりもよく風邪をひく(自然免疫力が低い)ってしばしば語っていますね.

今回島根県の高校サッカー部がクラスターとなり,寮生を中心に,90余名の感染者が出たとのことです.たしか,サッカー部の寮生は百数十名とどこかのニュースで聞いた記憶がある(今,探して見ましたが,なかなかサッカー部の寮生の数を記した記事が見つかりません)ので,その記憶が正しいとすれば,いくら共同生活をしているにしても,ものすごい率です.これも,スポーツ選手は免疫力が低いことの傍証となるでしょう.

本件もそうですが,日本のマスコミはなぜ,数ばかり挙げて,率を気にしないんでしょう.