RAEM 2015

今年もRAEMに出ました.以下,来年以降に向けてのメモです.

  • 最初はナンバーを遅く(22WPMくらいで)送りたいと思ってFkeyでナンバー部分を遅くする設定をしたくなるが,慣れると26WPM程度まで大丈夫なので,ナンバーを遅くする設定はしない
  • runを続けているととても疲れる.といってS&Pばかりでも目が疲れる
  • 後半になると28WPM位でrunする局が多いが、28WPMまで行くと,お互い再送要求が増えるので,26WPMにとどめるべし.24WPM位が1番楽
    高速で送って再送要求されるよりはゆっくり送って一回で済ませた方が効率がいい
  • シリアルナンバーと緯度経度の間にスペースを入れたいので,N1MM+のFkeyの送信ナンバー設定では{Exchange}を使わず,次のようにする
    # 36N 140O
  • コールサインの修正要求をして続けてナンバーを送るとたいていナンバーは取ってもらえない.かといって,コールサインだけ送ると,ナンバーも再送してくるので難しいところ
  • どうしても5NNを送ってくる局がいて,後半,500番台のナンバーを送られると混乱してくる.5NNは送らないでくれぇ^^;

runに関してですけど,ときどき弱くてどうしようもない局から呼ばれることがあります.しょうがないので,ナンバー受信できなくても,”TU”にしてしまうことがありました^^;;

どうなんでしょう.去年感じたよりは,楽しみより苦痛の方が多かったかな^^; このコンテストに参加することの一つの楽しみは,RAEMというコールサインの特別局との交信で,今年は,3バンドでできました.

左肩から腕のしびれが続いていたという事情もありました(今回の発症では最悪の状態^^; ).

誤ナンバーへのあるべき対応

そういえば^^; あるDX局が,

001 12N 34W

と送ってきました.これは,N1MM(+)のデフォルト値で,このままではいけません.ちゃんと自分のQTH(住所)の緯度経度を整数に丸めて送らなければいません.

ちなみに,12N 34Wは大西洋のど真ん中です.

こういう場合どうすべきだったか.私は親切心のつもりで,

UR  QTH  IS  WRONG

と送りました.

SNSでそのことをつぶやいたら,黙ってナンバー交換をすべきだったという意見をもらいました.12N 34Wの局と交信したら得点がものすごいことになりますが,それについての判断はコンテスト主催者がすべきとだということです.

どうすべきだったんでしょう.

今年の全市全郡コンテストで,パワー記号を送ってこない局がいて,しつこく何度も

UR PWR?

と送ったらやっと解ってくれたという経験もあります.このときはこれで良かったと思うんですが.

海外の局.
といったら,Twitterとバレますが^^;
1交信あたりの得点は,50点の基礎点に,緯度と経度のそれぞれの差を加算します.

アマチュア無線はヘンな趣味

一言で言うと,「モラルのなさ,コンプライアンス意識の低さ,欲の強い者勝ち,がイヤになったら負け(退場)」という趣味です.

昔に比べればましになりました.が,それは,アマチュア無線をやる人たちのモラルが向上した,ということではなく,あんまりひどいことをすると,ネットでさらされ,たたかれるから,小悪党たちが「良い子」になったと言うだけのことです.

かなり著名な複数のDXerが,「昔,違法運用していました.でも,何の償いも反省もせず,今合法運用してます.」って趣旨の告白をしています(かつては,彼らのサイトでそういう文言が見られましたが,今は隠してしまったようです).

私はかれこれ40年以上アマチュア無線をやっていますが,何度モラル等の低さに嫌気がさしてやめようと思ったことか.実際,そういう理由でアマチュア無線をやめた人を複数知っています.

アマチュア無線をやっていても,人と触れあわなければ(交信や交流をしなければ)良いのです.たとえば,無線機や,無線関係の機器を自作するのに没頭する.玄人はだしの自作を長年続けている人を何人も知っています.

彼らの特徴は,冒頭に書きました,モラル等の低さにはあまり言及しないことです(そのことを非難するつもりはありません).敢えて,避けているのか,もともと交信することに関心がないのか.彼らが,どうして,アマチュア無線家たちと交信(交流)しない自作派になったのかどうかは本人に確認したことはありませんが^^;

昔に比べれば,意識が向上したかどうかはともかくも,コンプライアンスの水準は少しよくなってきたので,私もなんとか,プラスマイナスでゼロから上ということで,この歳までアマチュア無線を続けてきていますが,年齢とともに,もともとない寛容の許容力がさらに低下しているのを実感しています.あるいは数年くらいで,差し引きマイナスになって,いよいよやめる日が来るかも知れません.

以上をもちまして,2015年の趣味を振り返る言葉としたいと思います^^;

発覚するような違法行為をしない「善良な市民」.
外国と交信するのに必要以上の設備を持ってる人たちで,アマチュア無線界ではあがめ奉られる.

DUPや無効なポイントの交信

DXペディション局との交信で,保険QSOする人は今でもけっこういるようです.今時は,早い場合は交信直後にオンラインログで交信の成否を確認できるというのに.

コンテストの場合,runしていると,明らかにdupの局から呼ばれることがあります.この場合どうすべきか.コンテストは効率,という観点からは,普通にナンバーを送って交信してしまうのがいいです.

呼んでくると言うことは,こちらがdupと判定していても相手は未交信だと思っているから,そこで交信してしまうのが吉です.そこで交信してもさらに呼んでくる場合は,いやがらせでしょうね^^;

同様に,得点にもマルチにもならない局から呼ばれても交信してしまうのが一番効率的です

Dupをそのまま得点に計上してしまうタコなログソフトなんてないでしょうし,コンテスト主催者のほうで再計算するのが今時普通ですし.

名の知れたOM/OTだったりします.
DXコンテストで,国内同士でも得点にもマルチにもなる(あるいはマルチだけにはなる)のに,呼んでも応答してくれない国内局がいます.ちゃんとルール読めよな!

Bbbベリー

そういえば,日本のアマチュア無線家の中で,”Very good.”とかで,”very”を発音するとき,なんか,最初の”v”が非常に強調される発音をする人がときどきいるんです.どうまねをしてもうまくいきません.

一番最近聞いたときから,なかなか頭から離れず,考え続けていたのですが,どうも,”B, b, b, ベリー”といっているのではないかと思いあたりました.

そう,”very”でなくて,”berry” ^^;

その最初の”B”をスペイン語などの最初の”R”の様な感じで連続的に破裂させるわけです.

まあ,”v”と”b”の区別がないのは日本語だけではないので,しょうがないかも知れません^^;