AなんとかB四十いくつとかに関係して,投票券や握手券ほしさに百万円を超えるCDを購入するって言う話は聞いたことがありますが,現在はライバーへの投げ銭がとんでもないことになっているようです.
またしてもクローズアップ現代+からですが,昨夜の「“投げ銭”急拡大 空前のブームで何が」は衝撃でした.ある大手ライブ配信サイトの月間投げ銭ランキングで,1000万円以上の人が19人もいるとのことです.
取材に応じた「自営」の男性は年間4億円投げ銭したとのことです.4億円も投げ銭できるとはどんな「自営」をしているのか,むしろそっちを知りたいところでしたが,匂わせもしなかったです.
悠々4億円も投げ銭できる人がいる一方,ギャンブル依存と同じく,金額の多寡にかかわらず生活が破綻している人もいるようです.
無責任な立場としては,投げ銭するほう,されるほうみんなが適正に税金を払っていれば文句はないですが,依存症の人を抱える家族はたいへんだと思います.番組では久里浜の依存症専門療養施設も紹介していました.入院中投げ銭依存の患者の治療は完全にデジタルを絶つとのことでしたが,退院したらまたデジタルに囲まれた生活に戻るわけ(戻らざるを得ない)ですから,その点では薬物依存よりも始末が悪いなと感じました.