ATOKの使用終了を検討中 (2)

今もGoogle日本語入力の評価を続けています.まだ十分に自分ナイズされていないから,自分では絶対に使わない言葉が第1候補に出てきたりして途惑うことが多いです.これは使い込んでいけば解消されるとは思いますが,今のところ確かなことは解りません.

それから,あいかわらず連文節変換がだめです.こんな日本語ないだろうということをしばしばやらかしてくれます.

それと細かいことですが,個人的には文書中やタイトルに付ける日付は, “2023年6月14日(水)” の型式にしていまして,ATOKでは「きょう」,「きのう」,「おととい」,「あす」,「あさって」等と入力して “変換” すると,その形式が第1の候補に出ます

一方のGoogle日本語入力では例えば「きょう(変換)」とすると, “2023年6月14日” は出ますが,かならず第6候補で,何回入力しても第1候補に上がってきません.また,曜日を思い出して「すい(変換)」として追加しなければなりません.それも後ろから2番目の候補です.

曜日を思い出すのにひとタイミング遅れますが,認知症予防になって良いのかも知れません.

また,かつて何度か経験したのですが,評判のよい変換ソフトを試してみたものの,かな入力では非常に使いにくい,ということがありました.たぶん,かな入力はいちおう付けてみたものの,開発した会社にかな入力を実用的に使っている人がいなくて評価できなかったのでしょう.今日そんなことがあるのかどうか解りませんが,新しい日本語入力システムを使う際の最大の懸念材料です.

その辺ATOKはかな入力に対して全く問題ありませんし,Google日本語入力も今のところかな入力に関連した問題はないです.

もうしばらくGoogle日本語入力を使ってみます.

スペースキー押し下げ.
候補順については自分ナイズできているからと思います.
全く使い物にならないレベルのものもありました.
だから長年使っているわけです.

macOS版LINEアプリがよく落ちる

割と最近なのですが,メインのマクドであるMac mini 2018でLINEアプリがよく落ちてます.

スクリーンロックがかかった状態から,パスワードを入れてアンロックしたときに,LINEアプリが動いていないことに気がつくパターンがほとんどです.

長年,主に家族間の連絡用にLINEをマクドで使ってきましたが,これまでそういうことは起きませんでしたので,先行き心配です.

日本ローカルのアプリなので,検索かけてもまともな回答が見つかりませぬ.前から,感じるんだけど,日本のIT民のレベルってあんまり高くないのかなぁ.

関東ではマック,フランスと関西ではマクド.
Core i7 6コア 32GB RAM 1TB SSD, macOS Ventura 13.4.

ATOKの使用終了を検討中

ATOKは,現役の頃から,というか,1980年代半ばからJustSystemのワープロ一太郎の日本語入力として,公私で使ってきました.たぶん,今使っているユーザー辞書は1990年頃からのものに,継ぎ足し継ぎ足ししていると思います.ですからときどきおかしな変換をやらかしてくれますが,全般的には満足のいくものです.

現在はATOK PassportというmacOS, Windows, iOSおよびAndroidで同時に10台までインストール可能というサブスクシステムを利用しています

しかし,あらゆる物価の上がる今日,リストラの対象に考えています.Linuxのほうではかなり前からMozcを使ってきていて,特に大きな不具合は感じていません.

MozcとGoogle日本語入力は2010年に分かれたそうでもう13年経ちますからその後MozcがGoogle日本語入力とともに成長したのかどちらかが置いていかれたのか,それぞれ別の方向に進化したのか解りません.また,Google日本語入力がはたしてユーザーにとってというか,筆者にとって使いよい方向に進化しているのかどうかもある程度使い込んでみないと解らないでしょう.

ということで,しばらくGoogle日本語入力を使用してみて,まあ,いいだろうということであれば,ATOK Passportの契約を終了してアンインストールすることにします.

iOSとAndroidにはインストールしてあるものの実質的に使用していません.

マイフォトストリーム終了なのか

iPhone 14とマクド3台(Mac mini 2018, Mac mini late 2012, MacBook Retina 12-inch 2017)の写真を同期するのに長らくマイフォトストリームを使用してきましたが,7月26日で終了とのメールが(筆者にも)届きました.

これまでどうしていたかというと,

  1. iPhone 14で写真を撮る
  2. 1〜数日毎に,撮った写真がメインのマクド(Mac mini 2018)に来ていることを確認した上で,macOS 付属 イメージキャプチャでiPhone 14の写真を削除する
  3. macOS付属のiPhoneの同期機能で同期する

としていました.iPhone 14で撮ったHEIC型式の写真はiOSがJPEGに変換して,マイフォトストリームにuploadします.そして同期設定してある3台のマクドの “写真” アプリがJPEG型式の写真をマイフォトストリームから自動的にダウンロードします.

さらに,メインとのマクド(Mac mini 2018)のmacOSのiPhoneの同期機能で,iPhone 14を同期することによって,JPEGの写真が戻ってきます.

この操作によって,マイフォトストリームの保存の有効期限の1か月間は,その写真がiPhone内にライブラリー内とアルバム->フォトストリーム内の都合2枚存在するはずですが,iOSの “写真” では1枚の写真としてしか見えません.

iPhone以外で撮った写真(家族や友人から送られた写真,パソコンで入手した写真等)については,

  1. メインのマクドの “写真” に読み込ませる(Drag & Drop)
  2. マイフォトストリームで他のマクドと同期
  3. macOS付属のiPhoneの同期機能で同期してiPhoneにもコピーされる(1か月間はマイフォトストリームによる同期分も存在する)

という方法で同期されます.

マイフォトストリームを介した同期は非常に難解で,iPhoneで撮影した写真は1か月間はカメラロールとマイフォトストリームに存在し,さらにマクドから同期をかけるとライブラリーにも存在することになります.

1か月が経過するとマイフォトストリームからは自動的に消えますが,カメラロールとライブラリーに2重に存在するという状況が続きます.これを解消しようと,iOSの “写真” を操作してライブラリーまたはカメラロールから写真を削除すると,どちらも消えてしまいます.

iOSのライブラリーに残してカメラロールからだけ消すためには,macOSの “イメージキャプチャ” を使ってiPhone内のカメラロールから写真を消します(以上当社調べ).

さて,今後はどうしたらよいのでしょう.

macOSの “イメージキャプチャ” または “写真” でiPhoneから写真を読み込んで,同期すれば良いんでしょうか.何枚か試験的に写真を撮って試してみます.

関東ではマック,関西ではマクド.フランスもマクド.
マイフォトストリームによって.

執拗なメール攻撃者との戦い

ここ数年でしょうか,SMTPでメールを送り込もうという試みが繰り返されています.認証の設定の不備を発見してSPAMの踏み台にしようとしているのではないかと推測しています.

sendmailのログは1年間保存しています.そこから, “AUTH failure” または “Access denied”を含む行のIPアドレスを集めました.これはsed, uniq, sortなどのunix/linuxに標準的についてくるツールでできます.

こちらのMTAに対してどこの馬の骨か解らないIPアドレスからメールを送り込もうと接続してきたら,こちらからは「認証が必要だよ」と返すので,なんか適当なuser IDとパスワードを送ってきます.ちまたに出回っているID/passwordの組み合わせを使った辞書攻撃と思われますが,それで破られることはないので結果として “AUTH failure”になるわけです

まれに相手をまともなMTAと認めるのかUserID@当サイトドメイン の型式のメールをまとめて100くらい送り込んでこようとします.そのUserIDがタコ過ぎて当サイトでは100% “User unknown”となります.このケースでは,”User unknown”の行に相手先のIPアドレスが含まれていないので,その処理のIDを抽出して,そのIDとIPアドレスを含む別の行からIPアドレスを取り出す,という感じで一手間余計にかかります.ここは,Perlスクリプトを書きました.

そうして過去1年と今月3週間分のログから不正な接続元のIPアドレスを抽出したところ,ユニークなIPアドレスが6,788個ありました

せっかく抽出したのだからiptalbes で全てのIPアドレスを “DROP”するように設定してみました.当サイト始まって以来の巨大なテーブルとなりました.

しかし,全く効果がありません.次から次へと新しいIPアドレスで不正アクセスを試みてきます.

いくら大量のBOTを要しているにしてもその数は有限なわけですが,1年分くらいのデータでは防ぐことはできないようです.

次から次へと新しいIPアドレスで不正アクセスしてくるのですが,繰り返し使われるIPアドレスもあります.この1年で10万回以上不正アクセスしてきたIPアドレスが2つあり,それぞれモスクワと香港の会社が管理するIPアドレスです.第3位も香港で約5万回です.この3つは特に悪質なので曝します.

62.233.50.137
91.240.118.159
176.113.115.117

6,788個のうち100回以上不正アクセスしてきたIPアドレスは55個です.残りは大半が1〜2回なので,そのBOTの規模は計り知れません.

この100回以上攻めてきた55個は,従来の/24のサブネットでブロックするように設定しました(残りの6,733個は開放しました😓).

今後の方針としてはときどき見直して,一定の期間に大量の不正アクセスをしてきたサイトのIPアドレスをiptablesで “DROP” するよう追加していきます.また逆に,不正アクセスが成功した事例はないか解析し,今後も監視していきます.

さらに,2018年からのbackupもあります.
全く別のIPアドレスからほぼ同時に同じUserIDが送られてきます.BOTを操っているとあたまでは解りますが,なんとも不気味です.
どういう基準か解りません😓
たぶんQueue ID.
2023年5月.
ちなみに,Perlスクリプトで抽出したMTAとしての接続に成功したIPアドレスは,この1か月間に208個(それ以前の12か月間はゼロ)ありますが,2回使用されたIPアドレスが7個あるだけで残りは全部ユニークです😱

サブネットなしの個々のIPアドレスを “DROP”.
多少,時間あたりの不正接続の頻度が減ったような感じはあります.