ThunderbirdがDovecotに繋がらなくなった件 (解決済み)

自前のサーバーで動くLet’s Encryptの証明書をupdateしてからどうもクライアントであるThunderbirdの挙動がおかしくなりました.

TLSのimap (=imaps)でつないでいます.ログインはできて新着メールは読めるのだけれど読んだメールをサブディレクトリーに移そうとしてもうまく操作ができません.

Appleの iOSやmacOSの “Mail” では正常に動作します.

サーバーのログを見ると,

というのがあり,たぶんこれだと思います.ネット検索した所,どうもDovecotのSSL/TLS設定が良くなかったようです.これまで,/etc/dovecot/conf.d/10-ssl.confのssl_certの設定は,

ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/cert.pem

としていました.これでこれまでAppleの “Mail” (iOS, macOS)もThunderbirdもつながっていましたが,

ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/fullchain.pem

としないといけないようです😅

これで,サーバーのDovecotのログにエラーは出ず,Thunderbirdも正常にサブフォルダーをアクセスできるようになったようではあります.

しかし,違うマシンのThunderbirdでアクセスすると見えないサブフォルダーが存在するなど今いち動作の信頼に欠けます.

Distroによっては番号が違う場合があります.

SSD 1TB故障

先日の落雷が原因と思われる停電の後,Raspberry Pi 4 Model B RAM 8GBが不調になりました.その後色々調べていたら,ROOTドライブにしていたBUFFALOの1TB SSD (USB3)がNGのようです.

SSDはたいていドライブとケースを別に買って適当に入れていますが,この個体に限っては,BAFFALOのSSD組み込み済みの “USB-3外付けSSDドライブ” を買ったようです.

組み込み済みと言ってもケースを開けると,SATA-USB変換基板(以下 “IF” )にSSDがつながっているので,別々に買うものと何ら違いはありません.

いろいろ試してわかったのは,連続して書き込むと反応がなくなることです.その際SSDはSATAコネクターに近い部分がかなり発熱しています.

今日は少し時間をかけてSSDとIFを別々に正常と思われる他のものと組み合わせて数十GBのデータの連続書き込みをしてみました.

結果として,SSD本体は書き込みが止まる事態が再現できます.一方IFは正常と思われる他のSSDに繋いで書き込みをしてもエラーにならず,高速に書き込めます

ということで,BUFFALOの1TBのSSDの故障と断定しました.

このトラブルは停電に伴うディスク交換作業で発覚したものの,実は以前から起きていたのではないかと推測しています.

少なくとも筆者の使用環境では,実用運転で数十GBのデータを連続して書き込むようなことは日常的には起こりません.

ということで,BUFFALOブランドのSSDが内蔵されているドライブは今後買わないことにします.

もしくは “Device I/O error” を起こす.
IFについてその後もテストを続けていますが,どうも連続書き込みをすると書き込みが止まります.エラーにはならず昔のSSDの “プチフリーズ” のようです.
読み出すようなことも😅

当サーバーの運用しばらく不安定に

セキュリティーの都合上詳しいことはかけませんが,ハードウエアの交換について,やってみなけりゃわからない部分があるので,実際に試してみることにします.

時間のあるときにテストするので, “しばらく” の期間は未定です.

テスト期間中は数分〜数時間でリブートさせたり,数時間停止(外部ネットからは無応答)したりということになります.

安定になったらまた掲示します.

Thunderbolt 2のDoc復活

アメリカにあるCalDigit社のThunderbolt 2 (TB2)のDocを昔使っていて,現在のメインWorkstation (WS)であるMac mini late 2018を購入した2019年はじめにMac miniにThunderbolt 2のポートがないので,引退させ押入れに入れました.

死蔵していたCalDigitのDoc

それからしばらくして,TB2のHDD/SSDケースをどうしたものかと考えていたら,アマチュア無線関係のかたから,Apple純正のTB3 -> TB2アダプターを勧められ,少し高いけど,TB2のHDD/SSDケースが2つあったこともあり,購入してバックアップ用に活用しました.

Apple純正TB3 -> TB2変換アダプター

それから5年経ち別のアマチュア無線関係のかたが新しいMac miniやMacbook Airを購入され,ドックを検討しているとSNSに書かれていたので,自分のDocの写真を撮ってこんな古いドックがありますとSNSでリプライしました.

その時ふと,TB3->2アダプターでこの死蔵しているドックを使って見ようと思いました.

これまでなぜか考えつかなかったんですが,試してみたらなかなかいい具合です.

CalDigitの遊休中のDocを再活用

TB2の差込口が2つあるので,この状態でTB2のHDD/SSDケースにケーブル一本でつなげますから不利益はないです

副次的なメリットとして,このDocのHDMIポートからサブモニターであるEIZO Flexscan L461につなぐと全く問題なく使えます.実は,Mac mini本体のHDMIポートに直接繋ぐと起動時には画面が乱れて,ログインしてデスクトップが表示された時点でケーブルの抜き差しをすると正常になります.そんなことを毎日,5年間も続けてきたのですが,あっさり解消しました.

Etherポートも試してみました.本体と遜色ない速度が出ます.ただ,DocのEtherポートを使うとネットへのトラフィックがTB3->TB2のデータ帯域を使い,メリットは特にないので常時使用することはやめときました.

TB2のケーブルが一本余計に要りますが,それも “死蔵” してましたので問題なし.
HDMI↔DVI変換ケーブルを使用.