いつまで放置する海外パケ死

設定をし忘れた,あるいは設定の仕方をちょっと間違えたくらいのことで,何十万円も請求されるって,これ,歌舞伎町のボッタクリの店よりタチが悪くありませんか.

先日の内村航平選手の「案件」で,この問題が盛り上がるかと思ったらすぐ沈静化しました.通信大手3社がこれでもかってCM出してますから,大手メディアは「忖度した」ってやつでしょうか.

演技に影響はなかったようですが,いや,この件がなければ,個人の種目別でもメダルに手が届いたかも知れません.

日本は観光立国を目指しています.海外より多くの観光客に来てもらうには,日本在住者が海外に出かけることも推奨してしかるべきです.しかし,海外に出て一番頼りになるはずの通信事情がこれでは,日本の観光立国の本気度も疑わしく思われます.

日本にベンチャーを本気で育てるつもりがあるとは思えない

昨夜のクローズアップ現代プラスで,日本の優秀なベンチャー企業をいくつか紹介していました.

しかし,なかなか日本のベンチャーは日本の経済を支えるまでにはなりません.数が足りません.

最大の原因は資金調達の際に,金融機関が経営者(起業家)に,債務の個人保証を求めるためです.

ベンチャーなんて10社のうち1つでもうまくいけば良いんです.ということは,日本では,10人の起業家のうち9人は遅かれ早かれ会社とともに破産するしかありません(あるいは一生債務を背負う).

また,だめならさっさとやめて新しい会社を興すというのが,アメリカでは可能で,これもアメリカのベンチャーが育つ背景の一つです.しかし,日本では,会社を整理すると,当然起業家の財産も整理(破産)することになり,それを避ける(先延ばしする)ために,延命措置をして,ゾンビベンチャー化することになります.結局は傷がますます深くなるだけなんですが.

こんなこと,解っていながら若い人に勧められませんよ.

以前にもこんなこと書いたなと思ったらありました^^;

だからアメリカに行く,という中村修二氏の言い分は正しいと思います.

Litera: 吉永小百合が「戦争反対を言えない空気」に危機感を表明し「憲法9条は絶対に変えさせない」と戦闘宣言

Literaから,

戦前のような空気になったら(なりかけている),まず文化・芸術に関わる人たちが大きな影響を受けるはずです.もちろんわれわれ一般市民もそうですが.

アマチュア無線も^^;

著名な文化人の皆さんにもっと声を上げて欲しいです.

円高で儲けている企業はニュースにしない

世の中二面性があるものが多いですが,特に為替レートはそうです.円高になれば損する業種・企業があれば,儲かる業種・企業があります.円安になってもそうです.

今はかなりの円高傾向にありますが,連日報じられるように,収益が悪化している業種・企業があれば,儲かって笑いが止まらない業種・企業もあるわけです.

しかし,大企業からの広告料などで成り立っている民放ばかりでなくNHKまでも,円高で業績が悪化している企業については報じても,儲かっている企業については一言も触れません.

景気を大きく左右するのは個人消費です.個人消費は世相に大きく左右されます.儲かってしょうがない企業についてはそれなりに報じれば,何か空気が変わってくるんじゃないでしょうか.

そして,儲けた分ちゃんと納税してください!

三流占い師かカルトか

しかし,しかし^^; G7って茶番ですね.少なくともホスト国が言うことは基本的になんでも通してくれる.

「リーマンショック前の状況に似ている」って,どこが似ているんでしょう.詳しく知りませんし,調べる気もありませんが,似ている経済指標をいくつか取り上げているだけでしょう.

「リーマンショック前の状況に似ている」,つまり,「このままでは第2のリーマンショックに襲われる」って予言めいたことを言っておけば,もし,ほんとうにそういう危機が起こらなかったら,アベノミクスの手柄にできる.

もし,危機が来ても,ほら言ったとおりだろう.最善を尽くしたけど回避できなかったって言うことにする.

どっちに転んでも良い.

これって,三流占い師の手法であり,カルトの予言そのものですね.

こんな見え透いた素人芝居をなんでマスコミは突っこまないんでしょう.

何年も前から,一部の知識人たちは,「この道はいつか来た道」って警鐘を鳴らし始めていました.そのころは,いつか来た道を知らない私にはよく解らなかったんですが,ここまで来れば解ります.

もはや,ジャーナリズムはありません.

追記

メジャーじゃないところは頑張っているようです^^;