まともに機能しないようなリニューアルをするバ〇

SNS関係の友人から,スマートメーターを使用している家庭では,昔ながらの契約電流のブレーカーはもはや不要で無料で撤去してくれると聞き,家庭の事情でこの夏契約電流を増やさなければならないこともあって,ブレーカーの撤去を依頼することにしました.

たぶん流れとしては小売業者に依頼して,小売業者から東電パワーグリッドに依頼が行くんだろうなと考えました.

現在小売りはENEOSでんきに契約しています.そこで,連休後半からときどきENEOSでんきのサイトを見に行きましたが,サイトのリニューアル中で利用できないというページが表示され,連休明けまで待つことになりました.

で,連休明けの本日,リニューアルされたというサイトにつなぎますが,ログインできない,どころかそもそもログイン画面までたどり着けません.

仕方ないので東電パワーグリッドに問い合わせてみたところ,やはりブレーカーの撤去の依頼は小売業者経由だということが確認できました.

それで再びENEOSでんきのサイトへの接続を試みますが,あいかわらずログイン画面までたどり着けません.

呆れてものが言えない状態です.

唯一得たものとしては,小売業者を変更しようとしている人へのアドバイスを1つ得られたことでしょう.

「小売業者を変える前にブレーカーの撤去を東電(あるいは現在契約中の地域の電力会社)に依頼しましょう」

です.

追記

って記事を書いているうちにつながるようになりました.IT土方の皆さんご苦労様でした.

円安ではなくて所得格差

CBC制作の午後のワイドショーをときどき見ています.

今日は行動制限が解除され,海外からも観光客が多く来ているというニュースをやっていました.オーストラリア人観光客に聞いたら「(オーストラリアだと外食は)一食2,500円くらいはするのに日本だと3食たべられる」といっていました.それを受けて,海外観光客増加の要因の一つに「円安」を挙げていました.

しかし,このオーストラリア人のインタビューを受けて「円安」というのは浅はかにもほどがあります.この記事を執筆している2023年5月2日(火) 14:18現在1AUD=92JPYです.これはここ十年で見て少し高め(円安)ではありますが,1回分の食費で3回も食事ができるほどの高さではありません.

筆者がシドニーにいたころ,わずか一年の間でしたが,1AUDは85JPY(1996年3月)から100JPY(1997年6月)までほとんど単調に増加しました.しかし国内の物価に大きな変化はありませんでした.また,当時のオーストラリア国内の物価は日本と比較して少し安いくらいでした(日用品,食料品や外食).

その後26年経ってもオーストラリアドルの水準は日本円に対して大きく増減していません.ところが食費が3倍と言うことは物価が上がったということでしょう.オーストラリア国内にも格差はあると思いますが,賃金水準もそれに近いくらい上がっているということになります.

そう言えば,少し前NHKで,海外で短期間働いて稼ぐ日本人の若者たちについてのレポートがありました.いくつかの例のうちの一つはオーストラリアのサーフィンで有名なビーチ(ゴールドコーストではなかったと思う)近くの農園でパートタイマーとして働いて,勤務時間外はサーフィンを楽しむというものでした.パートとは言え日本国内の正規労働よりも賃金水準が高くて,しかも時間外労働は一切ないのが魅力ということでした.

ですから,冒頭のニュースのインタビューを受けた解説は,オーストラリアなどからの海外観光客の増加は「円安」ではなくて「所得格差(物価の格差)」とすべきでした

1年3か月で17%円安(豪ドル高)になったわけです.
欧米の先進国からの観光客についても,円安より所得格差の方が大きな要因と思います.

ユピテルのカーナビ廃棄

当サイトでは,なぜか5年前のユピテルのカーナビのバッテリー交換の記事が地味に人気があります(「ユピテルのカーナビのバッテリー交換」前編/後編).

まだ交換したバッテリーで十分に使える状態ですが,諸般の事情で廃棄しました

地元の自治体で集めている小型家電10品目の1つにカーナビがなぜか名指しされているので,近所のスーパーに置かれている収集箱に投函しました.

回収箱に投函したYupiteruのカーナビ
カーナビの代わりにスマホを使用するようになったのが最大の理由でしょう.カーナビの地図は更新されないので,しばしば道なき道を走ることになります😔

親もカスが良い

「子はカスが良い」はちびまる子ちゃんに出てきた「迷言」です.親もカスが良いんじゃないかと最近感じています.

残念ですが自分の子供をいじめ殺してしまうような極端に悪い親もいます.では他の親は良い親なのかというと,かなりひどい親も少なくないと思います.

例えば以前読んだ大和彩著「失職女子」の親や,女優東野なぎこさんの親,フィクションでは宮部みゆきの杉村三郎シリーズの三郎の母親などです. “毒親” に分類される親たちです

世の中全体の親の良い悪いも統計的には,ガウス分布で真ん中に普通の親の山があって左右(良い悪い)に中央から分かれるほど数は少なくなっているはずです.

せっかくガウス分布にしたので偏差値で言うと,悪いほうは偏差値40以下が毒親,30以下は犯罪とのグレーゾーンの虐待で,20以下だと完全に犯罪レベルでしょう.良いほうでは偏差値60以上は良い親でしょうが,それから上は何が「良い親」に寄与する要因か解らない気もします.

良い親悪い親はまずは “子供にとって” という評価軸がありますが,極悪な親でも子は他の親と比較ができないのでそこまで悪い親だとは感じないようで,それゆえ虐待される子供たちが不憫でなりません.

ある程度以上悪い,偏差値30以下の親は子の視点からでなく世間一般の評価で測る必要があります.ひどいレベルのネグレクトや虐待は第三者から解るはずです.

その世間一般評価の視点で,良いほうの親は評価できるのか,という問題があります.例えば,子を高校に行かせずに大学入学試験検定(大検)に合格させ東大に入学させた親は,(親としての)偏差値的には80以上にデビエートしていると思いますが,それは良い悪いの軸の80なのかというと,全然別の評価軸だと思います.

アメリカの天才少年が飛び級で高校生くらいの学年で一流大学を卒業したけど,もう一度高校に入り直して高校生活を経験してとてもしあわせだと言うドキュメンタリーを見たことがあります.もちろん個人個人で高校の経験がしあわせか不幸かは違ってきますが,自分の主義・価値観で子に高校生活を体験させない親が,親の良い悪いの偏差値が客観的に80以上であると見るのは難しいと思います.

また,世間一般でなく子から見た視点の親に対するもう一つの重要な評価軸として「好き-嫌い」というのがあります.子から見た親の良い悪いの評価と大きな相関があり,たいていの人は「親はそこそこ良い親」と思っていて,「好き」だと思います.しかし,親は尊敬しているけど嫌いという人も少なくないと思います

では親が良い親だと子はしあわせなのか.これも子供の視点からと客観的な評価とは異なってくると思います.

個人的には親はある程度カスな方(といっても虐待するような親じゃ困りますが)が子供の独立心・向上心が養われて良いんじゃないかと最近では考えています.

多少の調査をしましたが,ノンフィクション作家石井光太さんの記事に事例がいろいろあるようです.この「9浪で医学部受験失敗…31歳女性が母親をメッタ刺しの特殊事情」などは生々しいです.
先日見たNHKの「プロジェクトエイリアン」の出演者の一人がそうでした.

「通り抜け禁止」の看板を掲示している事業者のコンプライアンス意識は低いという考察

こちらは田舎で,2つ以上の道路に接した広大な駐車場をもつコンビニエンスストアが多くあり,その駐車場を信号待ち等を避けるために通り抜ける不届き者が結構いて,たいていそういうコンビニには「危険なので通り抜けをしないでください」という旨の大きな看板が敷設してあります.こうした看板の敷設はしかたないと思いますので,本考察の対象から除外します.ただし,コンビニの大きな看板がはたしてそうした不届き者に効果があるかについては疑問です.

筆者が問題と思うのは,たいして広くもない敷地の事業者で,「通り抜け禁止」などの看板を出しているところです.あんな所を通り抜けるのは,歩行者にしても車両にしても間違えて店に入ろうとしてしまったか,あるいはよっぽど悪意があるかのどちらかでしょう.

具体的には書きませんが近所に複数あります.そうした店はたいてい従業員が店の内外にいます.そうした “客” には,声をかけたり,視線を合わせて会釈すれば次には来ないと思います.

それをしないで看板を掲げるというのは,そういうあたりまえのことができない事業所であるということで,コンプライアンス全般に関しては推して知るべしだと思います.

特に,こうした掲示は通り抜けをするつもりのない善良な通行人(今後客になる可能性もある)にとって非常に不快であるということに気がつかないというところが最大の問題です

だから通り抜けにも気がつく.
さらに,個人の感想を付け加えると,他人にああするなこうするなと主張する人間のモラル意識が高かったためしはないです.