アナウンサーは半分は消えるだろう

今NHKでAIの発展普及で不要になる職業について議論していました.解説委員が「ホワイトカラー」と言っていましたが,多分それはないと思います.

その根拠は,日本のホワイトカラーの仕事のかなりの部分が,手書き,もしくはFAXやプリンターが印刷したデータをシステムに入力すること,あるいは,システムAが出力したデータを手で整形するなどしてシステムBに入力するような仕事だからです.特に地方自治体の仕事の大半がこういう作業だと,何年か前の政府の諮問委員会の報告にあったように記憶しています.

また,最近ではマイナンバーと健康保険の情報の紐づけが手作業で行われていたことも報道されていました.

ということで,デジタル化を推進すればするほど,複数のシステム間をマンパワーでつなぐデータ土方の需要は増えこそしても減ることはないでしょう

プロのアナウンサーは残念ながら,友人知人親類縁者には存在しないので,テレビで見る表の顔と,フリーランスへ転身したり本業以外の活動などから推測するしかないですが,大きく分けて2つのタイプに分かれる様に思います.

アナウンサーは日々膨大な情報に触れ,多くは文字で見て音声に変換します.本人の中をそうした情報が大量に通過していくわけです.そうしてそれらの情報を理解し蓄積し自分でも考えて知性を成長させていく人が一つのタイプです.

もう一つのタイプは,大量の情報をその本人の目から口に抜けていくだけの人です.もちろん音声による情報表現の技能は向上していきますがそれに満足し,中身の成長はあまりないタイプです

そんなわけで,たぶん後者は完全にAIに置き換えられると思います.

Notes:
1. 2023年6月11日(日) ニュースなるほどゼミ
2. 場合によってはプリントしてから手入力し直す.
3. 「IT土方」という言葉は存在するので,データをシステム間で媒介する人たちをあえて「データ土方」と表現してみました.
4. しかも,本人は中身も成長していると勘違いしている人が多いように思います.
2023年6月11日(日) ニュースなるほどゼミ
場合によってはプリントしてから手入力し直す.
「IT土方」という言葉は存在するので,データをシステム間で媒介する人たちをあえて「データ土方」と表現してみました.
しかも,本人は中身も成長していると勘違いしている人が多いように思います.