パソコン通信の全盛期から終わる頃になるでしょうか,Metatec’s Nautilus CDというのをアメリカから購読していました.たぶん,1992,3年から3〜4年間だったと思います.
その頃の話というのは,インターネットで検索してもほとんど見つかりません.Wikipediaに会社名もサービス名も載っていないとは,なんともです.
専用アプリで再生するんだったと思います.
今回,いろいろ整理していたら,1996年のものが2枚出てきました.
1996年頃は,PowerMac (PowerPC搭載)が普及し始めた頃だったと思うので,専用アプリは,モトローラMC680x0と,PowerPC共用(Fat binary)だったはずです.
専用アプリでCDの内容を見たり,アプリの機能でパソ通的にダイヤルアップをして,会員サービスを受けたりするもので,それなりにおもしろかったです.
やめるきっかけになったのは,専用アプリから行った更新手続きが,相手に正しく伝わらず,クレジットカードからの引き落としだけされて,新しいCDが届かなくなったことです.
更新手続も,CDの専用アプリから,ダイアルアップして行います.私が更新したのは,ちょうど会社側が,その会員サービスのシステムを大規模に入れ替えていたときで,データの引き継ぎがうまくできなかったためだと推測しました.
先方に連絡を取っても,らちがあかず,クレジットカード会社もあんまり頼りにならず,半分あきらめて,当時これまたアメリカから購読していた,Mac Worldの消費者コーナーに手紙を送ってみました.そのコーナーの筆者が,苦情の手紙が来ると,それに筆者の手紙(たぶん定型文だと思いますが)を付けて,当該の会社に送ってくれるんです(そのことが記事の最後に書いてありました).
そしたらなんと,ほどなく,Nautilus CDの責任者から,謝罪と支払った1年分+もう1年分CDを送るとメールが来ました.このMac Worldの筆者の”力”に感心しました.
しかし,Nautilus CDに関してはすっかり熱が冷めて,来てもほとんど見ないで放置してました.時代もパソ通からインターネットに移行してきていました.
今回出てきたのは,その延長期間の最後のものだと思います.日本にいなかったので,日本に届く郵便物は職場に転送するようにしていました.
残念ながら,今日的には再生できません.写真だけ撮って捨てることにします.
ブランド名かも知れません.
内容は全く忘れました^^;
支払ったことの英文証明書を出すから,あとは自分でなんとかしろとかそんな話だったと思います.