OKと思ったら外に出られない (Kernel 3.17)

Wacomのモジュールもbuildして,このサーバー/ルーター機からは外につながるし,家庭内LANからサーバー/ルーター機にもつながるし,めでたしめでたし,と思ったら,家庭内LANから外に出られません^^;

iptables -Lで様子を見ようとしたら,iptablesが古いと言われ,まずそのupdateからです.既にGITレポジトリーから読み込むようにしてあったので,git pull して,configureしてmake; make installでオッケーでした

しかし,これでも外に出られません.ipt_MASQUARADEが見つかりません.結論から言えば,この辺もkernelのソースのツリー構造が変更になったようで,offになっていました.

MASQUARADE関連を”m”にして,buildし直して,外に出られるようになりました^^;

オプションなどは省略^^;

海外観光客には無料か安いWifiを提供しましょうぜ

たまにですが,海外に行くと,インターネットアクセス環境を得るのは簡単だったり簡単じゃなかったり^^;

日本のビジネスホテルは,10年前くらいから客室でのWifiや有線LAN接続を無料にしてきましたが,海外ではだいたい有料のところが多かったです.しかし,それもようやくここ数年,無料になってきました.シンガポールで同じホテルに3回泊まりましたが^^; 客室のWifiは,2010年は有料でしたが,2013年には無料になっていました.

シンガポールでは,2010年の出張の際に下調べをしたところ,Wireless@SGという,海外からの旅行客に国内のWifiを無料で開放するというプロジェクトが進行していました.利用のためには事前登録が必要で,そのためには携帯電話(ガラケー)からSMSを送って,IDを受けなければいけないという,本当に海外観光客の立場に立ってるか疑問の残るものでした.私の場合シンガポールで使えるガラケーを持っていたので,現地のプリペイドSIMを使って登録はできました

2013年の出張の際に調べたところでは,Wireless@SG自体はまだなくなってしまったようではなく,2010年に登録したIDとPasswordが,運営のサイトでまだ有効だったのですが,実際には立ち回り先の公衆Wifiでは利用できませんでした.とても残念でした.

海外でスマホやWifiルーターを携帯電話の回線などにつなぐのは,簡単に情報が得られませんし,実際に接続できてもけっこう料金が高かったりします.また,ローミングサービスもありますが,設定を間違えると,数十万円というとてつもない料金を請求されることもあるようです

ということで,都市国家で,経済成長の著しいシンガポールでWifi環境はすばらしい,是非日本でも,という展開にはなりませんが,東京のような過密な地域で,公衆Wifiを整備すれば,海外からの観光客にも便利で評判がよくなると思います.

もっとも,ガラケーのSMSを使わないでユーザー登録する方法もありましたが.
いわゆるパケ死^^;