花粉症2023: クリの花粉

シダキュアの効果でスギ花粉の時期はかなり楽に過ごしました.物心ついてから一番楽だったかも知れません.スギ花粉の期間に抗ヒスタミン薬を使用しないで済んだことは人生において画期的でした.

続くヒノキの花粉の時期はときどきくしゃみ鼻水が出ましたが,この間も抗ヒスタミン薬なしで過ごすことができました.シダキュア服用以前のシーズンは,スギ花粉でさんざん鼻の粘膜がやられたところにヒノキの花粉が来るので,その影響でヒノキの花粉本来の症状より,重症だったようです.そのヒノキの花粉もテレビ報道等では関東地方でもシーズンが終わったようです.

それでめでたしめでたしのはずですが,今日は鼻がつまって調子が悪いです.そう言えばここ数日散歩に出るとあちこちでクリの花粉の臭いがします.クリの花粉は結構きます

しばらく憂うつな時期が続きそうです.なるべく栗の木がない所を歩くようにしたいと思います.

花粉症2023: 花粉症最盛期(2)

WeatherNews社ポールンロボのデータを見ると,明らかに花粉の総数は3月の “最盛期” からは減っています.しかし,シダキュアの効果があってスギ花粉への症状がほとんどなくなったものの,ヒノキの花粉には無防備な筆者は花粉症の症状に悩まされています.日中のくしゃみと鼻水はそれほど頻繁ではないので良いですが,就寝時の鼻詰まりが睡眠の質を落としているようで,名目上😓 7時間前後の睡眠時間が取れても,日中には睡眠不足感がずっとあります.ということで,個人的には今が花粉症最盛期であることに間違いありません.

今日は一日雨と言うことで,花粉や花粉症を悪化させるといわれている黄砂を大気中からある程度浄化し,建物や自動車や地面に降り積もり,風が吹けばまた飛び立つような状況も改善されると思います.

しかし,また来週早々に黄砂が飛来するということで困ったもんです.黄砂は半分人災といわれていますから,当事国には半分でも改善するよう努力してほしいものです.

花粉症2023: むしろ症状の最盛期

これまで長年スギ花粉を主なアレルゲンとするアレルギー性鼻炎の患者をやってきた者として,スギ花粉で粘膜が大きなダメージを受けると,その年はスギ花粉ほど抗体価が高くないアレルゲンでもかなり深刻な症状が出るという経験則を持つに至っています.こうしたことが起こることは最近テレビ出演したアレルギー専門の医師も言っていました.

特に象徴的だったのは2014年のシーズンです.この頃はシダキュアは使用してなく,飲み薬と点鼻薬の抗アレルギー剤を使用していました2014年4月8日のBLOG記事には,前夜鼻水が止まらずほとんど眠れなかったとあります.9日には症状がひどくて休暇を取ったようです.当地でもこの頃はスギ花粉は終わってヒノキの花粉に変わっているはずで,筆者はヒノキの花粉にもアレルギーはあるもののスギ花粉に比べれば1クラスしたの抗体価のレベルです.それでもこのシーズン,スギ花粉の時期よりもヒノキの花粉の時期に一番症状が悪かったことになります.多分スギ花粉の時期にスギ花粉の抗体価が高まり深刻ではないけれど鼻粘膜の余り良くない状態が続き,そこにヒノキの花粉がだめを押したのでしょう.

シダキュアの服用を続けている今シーズンは,シダキュアの効果もあって4月に入った時点では鼻粘膜の状態はそんなに悪くなく,ときどき一次的な症状としてくしゃみ鼻水が出るくらいでしたが,10日頃からその頻度が増してきました.

シダキュア服用前との違いは,シダキュア服用前はスギ花粉でダメージを受けた上にヒノキの花粉の追い打ちになっていたのですが,現在はヒノキの花粉がほぼ最初の攻撃になっているということでしょう.

さいわいなことに,シーズン「最悪」でありながら,抗アレルギー剤の使用なしでやり過ごせそうなので,これはシダキュアの効果が間接的にヒノキの花粉にもある,といえそうです.

たぶん,NHK「あさイチ」.
たぶん,まだ保険診療になっていなかったと思います.
たぶん,ザイザルとエリザス.
対策は,鼻水が出たら鼻をかむくらい😓 鼻うがいは,4月に入ったくらいでやめてます.

花粉症2023: ヒノキのシーズンになり花粉症本番

シダキュアの服用を続けている筆者を含む患者の皆さん全般がそうではないかと思います.昨日あたりからくしゃみや鼻水がで始めました.

シダキュアはスギ花粉に対しては効果絶大ですが,その他のアレルゲンには何の効果もありません

昨日からまとまった雨が降っていて,花粉全体の飛散量は多くないはずですがそれでも症状が出ると言うことは,かなり敏感なのだと思います.

しかし,この時点で鼻の粘膜の調子などは悪くないので,スギ花粉でダメージを受けたところにさらにヒノキの花粉でやられるのよりはずっとましなのではないかと素人的には思います.

せっかくスギ花粉のシーズンを抗アレルギー剤の使用なしで乗り切ったので,行けるところまで抗アレルギー剤なしで行きます.

このことが,シダキュアをやめようかと迷った大きな原因のひとつです.

花粉症2023: 症状の重さの表を更新

シダキュアを服用してからのデータを加え,更新しました

休むなどした重症の日(最悪日)の日数総合評価メモ
2005最低1日普通?1日だけ重症の日の記載があるが,その日だけか不明.
20061普通3/11のみ最悪日として記録がある.
20078重症3月4月の合わせて8日が最悪日として記録されている
20086重症3月中の6日が最悪日と記録.エバステルを服用しているとある.
20091普通最悪日は2日.
20101普通最悪日は1日.アレグラを服用.
20111普通震災の年.詳細な記録はないが,ひどく花粉が飛散して,それに応じた症状の日はあった模様.
20122やや重症3月の中旬から下旬にかけてひどい日があった.
20130この年からエリザスを使用.
20141普通3月中は楽だったが,4月上旬に1度休んだ.
20150 
20160 
20173重症2月初めに1度,3月下旬に数日の最悪日.
20183重症当地では花粉が大飛散(当たり年).
20191普通
20200シダキュア服用開始後最初のシーズン.花粉の飛散量がまれに見る少なさ.症状がひどいときは抗アレルギー剤を使用.
20210シダキュア服用して2シーズン目.症状がひどいときは抗アレルギー剤を使用.スギ・ヒノキの後(ポストシーズン)に重い症状
20220同3シーズン目.シーズン中はたまに抗アレルギー剤を使用.ポストシーズンに症状
20230同4シーズン目.スギ花粉は大量に飛散.2023年3月17日現在抗アレルギー剤不使用.

2017年3月25日の記事の説明

ひどい日が,2日以上ある年は「重症」としています

ひどい日が1日程度ならば「普通」,休むようなことがなければ「楽」としています.

楽 < 普通 < 重症

という関係です.もちろん,花粉の量だけでなく,その年の体調なども大きく関係していると思います.

2023年3月17日の補足

シダキュアの服用を開始した2021年より前は,シーズン前からシーズン中,シーズンの少し後まで抗アレルギーの飲み薬と点鼻薬を常時使用していました

飲み薬は,エバステル,アレグラ,ザイザル,ルパフィンと変わってきています.点鼻薬は2013年シーズンから2022年シーズンまでエリザスを処方してもらっていて,その前はベコナーゼ,さらにその前はアルデシンだったと思いますが,それらはいつからいつまで使用したか記憶も記録もありません😓 また,職場の診療所ではエリザスがないというのでアラミストという同世代の点鼻薬を処方してもらいましたが,筆者には全然効きませんでした(処方した医師は効果は大差ないはずだと言っていましたが,同世代の薬とはいえ成分が違うので人によって効果の違いはあってしかるべきだと思います).

古いデータには一部怪しい部分がありますが,もはや旧BLOGは参照不能で検証できないので,触らないようにします.
BLOG中では「最悪日」と記述することが多いです.仕事を休むほど,また家にいても何もできないほどの重症です.風邪ひきと区別がつかないことも多いです.
ただし,2日の場合は “やや重症” としています.
シダキュアの服用を開始してからは医師の指導で,耐えられる間は抗アレルギー剤を使用していません.1シーズン目(2020)から3シーズン目(2022)までは,症状がきつくなったらまず点鼻薬,それでもだめなら錠剤の服用をしてきました.2023年は3月17日現在,いずれも使用せずに耐えています(その代わり日に1〜3回鼻うがいをしています).