マクドミニトラブる

私のメインWSである,Mac mini(以下マクドmini)が,日曜日の夕方普通に使っている最中に,あっちもこっちも応答しなくなり,再起動もしなくなりました.

真っ先に疑ったのは,自分で交換した内蔵SSDです.手持ちの空きSSDと交換して,USB3エンクロージャーに入れて別のマクドで検証したところ,内臓に使っていたSSDは正常です.

USB3エンクロージャーに入れたまま,ブートさせたところ,ログインできて,途中まで起動プロセスが進むのですが,一晩置いておいてもデスクトップは表示されませんでした.

別の涼しいところに持ち込んだところ,普通に動作します.どうも暑さで,インターフェースICがトラブったのかなあなどと推測しています.

関東では「マック」,フランスや関西では「マクド」

迷ったけどVMWare Fusionのupgradeしたった

これまで,VMWare Fusionのupgradeは迷わずしてきましたが,今回は迷いました.Core i5のMac miniで,VMWare Fusionの上でWindowsを動かすのはかなりきついということは,かねてから感じていました.

どうしても,アマチュア無線をやるのにWindowsが必要なのです^^; これまで仮想マシンのWindows 8.1 (64bit)でやってきましたが,いちおう実体のあるマシン(以下「実機」)も一台持っていて,Windows 10 (32bit)がインストールしてあります.

MacOSをHigh Sierraにしてから,VMWare Fusion 8.xでは,ネット関係が不具合になることが頻発してきました.ということで,ここらでupgradeするか,アマチュア無線環境を実機に切り替えるかを決断する必要が出てきました.

実機でWindowsを動かすのは,

  • MacでVMWare Fusion+Windowsとするよりは軽い

というメリットがある反面,

  • いちいち実機を起動しないといけない(MacはWSなので,書斎兼シャックに在室時は常時動かしています)
  • Macへの負担はないが,実機のCPU(AMD A6)はあまりパワフルでない
  • 実機のファンはうるさい
  • アマチュア無線関係のUSB機器5台をつなぎ直さないといけない
  • アマチュア無線関係のソフトのupdateと設定のし直しが必要

などのデメリットがあります.で,今回は特にUSB機器のつなぎ直しのめんどくささ(COM番号が当然変わってくる),ソフトのupdateと設定し直しのめんどくささに負けて,もう一回VMWare Fusionをupgrade(8.xから10.x)することにしました.

次の時はまた考えます.

一番大事なリマインダーのリストが消えていた

気がつくと,リマインダーで一番重要な,私的なリストが,リストごと消えているではないですか.

まあ,うっかり触って,消してしまったんでしょうか.

なんか,iOSとMacOSのリマインダーとカレンダーのデータベースになんか変な関連性があって,どちらかのOSのupdate/upgradeの時に,消されてしまったんじゃないかという疑いを持ってます.疑いの根拠は,リマインダーにこれまで使用してきたカレンダーのデータである「オーストラリアの祝日」のリストがあったことです(当然ながらリマインダーとしての中身は空).で,リマインダーからこのリストを消したら,カレンダーからも「オーストラリアの祝日」が消えてしまいました.

困り果てましたが,ネット検索すると,iCloudにバックアップがあって復元できると言うことなので,試してみました.特に考えもなく,一番新しいのから2番目のデータに戻してみました.

復活時にAppleからの次のような趣旨の警告文が表示されます.

データの復元には時間がかかることがあります.もし6時間経っても回復しない場合は,サポートまでご連絡ください.

おいおい,6時間も待たないと復元の成否が解らないのかよ^^; 幸いなことに,10分ほどで復元の処理は終了しましたが,データは回復しませんでした.

今度は一番古い1か月ほど前のデータへの復元を試みたところ,また10分ほどで処理は終了し,リマインダーの一番大事なリストも復活しました(ついでに,意識して消去した昔のリストも復活しました).

リマインダーの方は,めでたしめでたしですが,今度はオーストラリアの祝日の追加方法が解りません.ネット検索して見つかる数年前のやり方ではだめなようです.

Retrospectよさようなら

WordPressに移行してからもときどき書いてますが,1996年には既にRetrospectを使っていました

Upgrade版も個人で買うには結構高いので,メジャーバージョンの1〜2個飛ばしとかいう感じで買っていました.だいたいmacOSの大幅な変更があったような場合不具合でしかたなくupgradeを買うといった感じです.

Retrospectは,MacOS 9の時代はそれなりにいいソフトだと思っていましたが,とにかく遅い.特にMacOS Xになってからは,話にならないくらい遅くなりました.

Upgrade時のうたい文句は,「旧バージョンより何十パーセント速い」というのですが,元が遅いんで,速さを実感したことはありません.毎回期待して裏切られています

バックアップ時の遅さは,まあしょうがないんですが,復帰が何しろ遅くて,一つのファイルの昔の版を探し出して復旧させるというのは一日仕事になります

今ではメインバックアップツールはTime Machineとしていますが,多重バックアップの重要性は肌身で感じてますので,Retrospectを第2のバックアップとして使い続けてきました.

現在は,Version 12.5を使っていますが,スケジュールで立ち上がった場合は必ずバックアップに失敗する(手動の場合はOK),家族用のMac miniにでは手動で起動しても3回に2回は,SSDを認識できず失敗するという状況です.

私が自宅で管理している,自分用のWSと家族用のMac(どちらもMac mini)は,まだHigh Sierraにはupgradeしていませんが,High Sierraではファイルシステムが変更になるので,Retrospectを使い続けるにはここで,有料upgradeせざるを得ないので,使用停止を決断しました.

Retrospectのサイトには,ユーザーからのレビューが流れていますが,私の見解とは大きく異なります^^; (個人の感想です).

Macではこの他.大幅なupgrade等の時,直前にディスクを丸々CarbonCopyClonerで複製しています.これをやっておくと,OSのupgradeに失敗したり,その他の理由で本体のSSDに新OSをクリーンインストールする場合,Time MachineのHDDやTime Capsuleからよりも,このバックアップディスクから移行した方が速く済みます.

Retrospectの数少ないアドバンテージとして,Linuxもクライアントとしてバックアップできるのですが,x86かAMD64しかかサポートしてなく,しかも,UTF-8のファイル名を扱えないので,バックアップしたところで,復旧用には使えたためしがありませんし,システム全部のリバートなんか恐ろしくてできません^^;

Slackware ARMで動いている現在のサーバーは,rsyncによる差分バックアップをかけています.初回のバックアップはさすがに一晩かかりますが,2回目以降は15分くらいで済みます.

Rsyncによる差分バックアップは,なんてったって復旧が楽ちんです.特殊なソフトを使わず,MacでいうFinderでバックアップをした日時に対応したディレクトリーに行くと,ファイルツリーが丸々存在しますから,必要なものをコピーするだけですし,その時点にシステムを丸々リバートすることも可能です(この作業は楽々とは行きませんが^^; )

個人の感想です.
個人の感想です.

iOS 11ではmacOSのイメージキャプチャでカメラロールが消せない (3) 写真がトリプる

「iOS 11ではmacOSのイメージキャプチャでカメラロールが消せない (2)」で,当分やってみると記した,「写真」で読み込むだけ,という単純な手法をとると,Macの「写真」では,写真がダブります.それも,ファイル名とタイムスタンプ,位置情報は同一なのですが,ファイルサイズが異なります.マイフォトストリーム機能でコピーされた写真よりも,「写真」で読み込んだものの方が大きくなります.

これでさらに,iTunesで写真を撮ったiPhoneとの同期を取ると,iPhoneの「写真」のモーメントには,同じ写真が3枚存在してしまいます.

弱った^^;

dav