おとなの基礎英語

もう,英語を使う機会ってほとんどなくなってしまいました.「アマチュア無線で使わないのか」って話はいろいろめんどくさいので今回は省略します.

一番最後に海外に行ったのは,2013年末のシンガポール出張でした.あのときは,リハビリ的な意味もあって,往って,最低限の任務を果たして,無事帰国するっていうのが最大の課題で,いろいろその他的なことはなく,英語力のupにもあんまりプラスにならなかったと思います.

ちょうど1年前くらいから,表記の番組を見てます.女優の野村佑香が,マレーシアからシンガポールを仕事で取材旅行する話です.野村佑香の英語の加減が,うますぎず下手すぎずちょうどよくて,楽しく見ていました.マレーシアもシンガポールも何度も行っているので,興味が続きました.

4月からはオーストラリアシリーズとなり,これはまた見る意欲が増しました.出演している日本人俳優・タレントは,前半は海外で活躍しているらしい,宮沢氷魚,7月からは,異色のお笑い芸人である石井てる美です.宮沢は,ぺらぺらですが,ちょっと発音に癖がありました.

石井てる美は,TOEICが満点らしいですが,TOEICでは発音・イントネーションは測れません.しかし,発音も日本語ネイティブの人が到達する最高レベルの英語だと思います.

また,福田彩乃がいいです.ものまねの才能って語学学習に活かされるものだなとときどき感心します.

脚本も,細かいところではちょっとどうかなというところもありますが,全体によく作られています.

家賃の話で,一週間か二週間ごとに払うとありましたが,私が借りた一軒家は,月々払っていました.

おもしろいもので,rent(家賃)は,週いくらで決まっていて,不動産屋でも週額で表示しています(たいてい,きりの良い数字).

しかし,実際に払うのは月々です(4週間毎でもありません).2月も大の月も同じ額を払います.12か月払うと,毎週払ったのと同じ額になるような計算の仕方をするのだと記憶しています(ですから端数のある金額になります).これは,当時一軒家を借りていた他の日本人の皆さんも同じだと言っていました.

もっとも,私がシドニーで暮らしたのは1996年からの1年ちょっとで,20年も前の話ですから,いろいろ変わってきていることは多いので,家賃もそうなのかも知れません.また,戸建(house)とアパート(unit)では違うのかも知れません.

「基礎英語」ですから,文法的には高校1年くらいのレベルだと思いますが,気楽に見て,聞くにはちょうど良いと思います.興味を持ち続けさせてくれるおもしろさが良いです.