zram (5) resumeの問題

zramの設定について,自己完結のために記事を書きましたが,自己完結していないので補記です.

Debianのクリーンインストールをデフォルトで行うと,ルートパーティションの後ろにswapパーティションが作られてしまいます.

/etc/fstabからswapの行を削除しても次に起動するとswapパーティションが使われています.fdiskでswapパーティションを削除するという強硬策に出ると,さすがにディスクのパーティションを使用したswapはしませんが,起動がやたら遅くなります.

これは随分前から何度も経験している “RESUME” の問題です.initramsfs内の起動設定でRESUME用にswapパーティションを必要とするため,マウントしたいけどできずタイムアウトまで無駄に時間を浪費する,ということです.

仮想マシンに独自にRESUME機能をもたせても意味がありませんから(仮想マシンとしてresumeできる),ここを無効にするのですが,distroにより流儀が違うようです.

Manjaroに関しては,当blog内に記事がありました

Debianに関しては,/etc/initramsfs-tools/conf.d/resumeの一行だけあるRESUMEの行をコメントアウトすればよいです

Notes:
1. 3年前の記事です.何年か周期で同じことを繰り返しています😥
2. 当然/etc/initramsfs-tools/conf.d/resumeを削除しても良いですが,残しておけば後で何かの手がかりになるかもしれません.
3年前の記事です.何年か周期で同じことを繰り返しています😥
当然/etc/initramsfs-tools/conf.d/resumeを削除しても良いですが,残しておけば後で何かの手がかりになるかもしれません.