Raspberry Pi 3 サーバーのCPU/GPU温度 〜GUIの場合〜

前回の,CUIモードの測定とは,CUI/GUI以外の条件もいろいろ違うんですが(外部ディスクへ,ルートディスクの全ファイルコピーというヘビーな作業をさせていました),夜中の間だけ,GUI (X.org + KDE)を立ち上げて温度の記録を取ってみました.約10秒間隔で記録した2618レコード中のデータを表にしてみます.

温度レコード数(%)
全レコード2618100.0
55℃以上165263.1
60℃以上158960.7
65℃以上1967.5
70℃以上20.1

GUIにしているといっても,ほとんどスクリーンロックがかかった状態です.それでも60℃以上がほぼ常態化してますね.また,2回ですが,70度を超えています.これは,やはり,slocateが全ファイルのインデックスを更新しているときです.

まあ,壊れるまでこのまま使えばいいんだよ,と考えるか,冷却ファンで冷やしたほうが安心だと考えるか,ですね.静かな気の利いたファンがあれば使うのがいいと思います.

格差社会を実感

東京23区の新築マンションの平均価格は,6千万円台と聞いて,自分じゃ,今はもちろん,若い頃でも到底そんなローン組めないよ,と思うのですが,年に2万戸も売りに出されているそうで,金持ちはいるんだなぁと感じます.

先日のNHKで,「都心でマンションより戸建志向が強まってきた」というニュースレポートをやっていましたが,そこに出てきた女性が,「都心のマンションを買おうとしたら9,000万円もするが,戸建にしたら2割も安くなった」といってました.おお,2割も安く買うとは庶民的だ,と一瞬錯覚しそうですが,2割引でも7,200万円です.まさに,おったまげ〜です.

Raspberry Pi 3のCPU温度センサー

Raspbianのファームウェアに,CPU温度センサーが含まれていますね.

/opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp

Slackware ARMも,Kernelとファームウェアはrpi-updateで更新しているので同じコマンドが使えます.

ただし,/opt/vc/libにパスが通ってないので,.bash_profileなどに

export LD_LIBRARY_PATH=/opt/vc/lib

と加えるなどが必要です.いずれにしても,root権限でないと動かないようです.

もちろん,
LD_LIBRARY_PATH=/opt/vc/lib /opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp

でもいいです.これをスクリプトにしてしまうのが一番楽かも.

Konquerorで書くテスト

Slackware ARM 14.2は,KDEが標準的なデスクトップ環境として付属しています.KDEの標準Webブラウザは,Konqerorというものですが,メジャーなSNSを含め,ほとんどのwebサービスのUI用としてサポートされていません.

しかし,WordPressは優秀で,Konquerorからも”Visual”エディターもちゃんと使えます.この記事は,Slackware ARM 14.2のApache httpd + WordPressのサーバーに,同じマシンのKDE のKonquerorから「自己完結的」に書きこんでます.

14.2に限りませんが.