秋は秋で調子が悪い

夏バテのまとめは,書きかけのままですが,秋も深まってきましたので,お蔵入りにして,現在の健康状態をまとめてみたいと思います.

この時期は,空気が乾燥してくるためか,昔からあちこち痒くなります.保湿を心がけてスキンケアしてますが,元々乾燥肌だったのですが年齢とともにひどくなってきています.

それと,これも空気が乾いてきたせいだと思いますが,どうも喉や鼻の調子が快調でなく,なんか軽い風邪を引いたような感じです.市販のかぜ薬を飲むと緩和します.

現在,一番深刻なのは,夏から引き続いて,睡眠不足でしょうか.寝付きはまあまあなんですが,明け方トイレに行きたくなり目が覚めます.3時台から4時台です.夜間頻尿は「寝ている時間中に2回以上トイレに起きてしまう症状」ということのようなので,該当しませんが,1度でも早朝にトイレに行くと,以後寝付けない(二度寝できない)ので,睡眠時間がどうしても短くなってしまいます.

夏の間,風呂上がりに500mLの炭酸飲料(砂糖不使用のコーラか,炭酸水)を飲むことが習慣化して,それが未だに続いています.夜8時過ぎに飲んで,10:30〜11:00の就寝前にトイレに行きますが,出し切れていないんでしょうね.

睡眠時間が足りない分,午後だらだら昼寝をすることが多いです.それはそれでしあわせなんですが.

500mLもの炭酸飲料を飲むのをやめれば良いことは解るのですが,350mLとかじゃ物足りないです😓

とは言え,真冬までこの習慣を引きずるわけにも行かないので,そろそろなんとかしようと思います.

スポーツ選手は感染しやすい

専門家や有識者が,スポーツ選手は免疫力が高そうだが,練習や試合で疲労したあとは免疫力が落ち,全体として考えても普通の人よりもよく風邪をひく(自然免疫力が低い)ってしばしば語っていますね.

今回島根県の高校サッカー部がクラスターとなり,寮生を中心に,90余名の感染者が出たとのことです.たしか,サッカー部の寮生は百数十名とどこかのニュースで聞いた記憶がある(今,探して見ましたが,なかなかサッカー部の寮生の数を記した記事が見つかりません)ので,その記憶が正しいとすれば,いくら共同生活をしているにしても,ものすごい率です.これも,スポーツ選手は免疫力が低いことの傍証となるでしょう.

本件もそうですが,日本のマスコミはなぜ,数ばかり挙げて,率を気にしないんでしょう.

熱中症は侮れない

西日本から東北南部にかけて,異常な暑さが続き,11日は,埼玉県の全てのアメダス観測点で最高気温が35℃を超えたそうです.全くもって,健康で文化的な生活を送るのが著しく困難な状況です.

そんな中,連日熱中症で重篤な状態になった,死亡したというニュースを耳にします.こういう報道に接しているとすぐに命に関わるような状態になるのが熱中症だという考えがちですが,昨日か一昨日のテレビの報道系番組では,熱中症と思われる症状から回復したと思われたが,10日ほど経ってから容態が悪化して医療機関にかかったら,熱中症による肝機能障害と診断されたという男性の事例がレポートされていました.

暑さにやられて回復しても,しばらくは要注意ということのようです.

実際私も7月下旬に,熱中症を自覚した日から10日間ほど体調不良が続きました.さいわい10日目くらいで回復しましたが,肝臓にダメージがあったのかどうか心配が残ります.今後は暑い日は,無理をしない,というか,涼しいところで何もしないでだらだらすることにします.

2020年8月11日(火)

ポビドンヨードうがい薬の話は肯けるところがある

昨日(2020年8月5日(水))TBSに,件のうがい薬で新コロナウイルスが減る研究をした,大阪はびきの病院の松山医師がリモート出演して,説明・質問への回答をしていました.

松山医師の説明や質問への回答は明快で感心しました.また,新型コロナ感染患者の治療をしながらという困難な状況下でこうした研究をされていることに敬意を表します.

特に重症化の防止に関しては,

  1. 新型コロナウイルスは口や喉,鼻で増殖する.
  2. それが誤嚥のような形で肺に入って肺炎を起こす(最近の知見).
  3. 口や喉,鼻のウイルスを減らせれば肺炎のリスクが減らせる.

ということで,有効性は素人にもよく解ります.

2番については,なんでマスコミがもっと早く報道してくれなかったんだよと恨みます.

誤嚥がきっかけとなると言うことで歳を取るほど重症化のリスクが高くなることも理解できます.

口腔内の衛生状態を向上させること,いろいろな病気の予防になることは知っていましたが,それが新型コロナウイルスにも有効なら,マスク,手洗いに加えて,うがい,歯磨きを推奨することで,感染拡大のリスクに加えて,もし無症状・軽症で感染している場合の重症化予防にもなります.

誤嚥に関する情報はこちらを参考にしました.

新型コロナウイルス肺炎は誤嚥性肺炎だった? (川崎高津診療所)

さらに元の論文はこれらしいです(よく読んでいません😓).

Cell: SARS-CoV-2 Reverse Genetics Reveals a Variable Infection Gradient in the Respiratory Tract, Y. J. Hou et al.

また,脳卒中を経験した人が誤嚥を起こすリスクは高く,そのため新型コロナウイルスの重症化リスクも高くなることが理解できます.

脳卒中(脳梗塞・脳出血)を経験した方へ 新型コロナウイルスについて医師が伝えたいこと (NHK)