Plasmaのスタートメニュー変更さる

これは,長年Plasma (KDE)を使ってきた人間にとっては大きな衝撃です.スタートメニューのUIはひょっとすると,KDE 4.xの頃からではないかと思うのですが,独特なものでした.クリックしないでマウスオーバーでサブメニューが切り替わっていくというものです.

ユーザーが良く使うアプリのショートカットをトップのサブメニュー “Favorites” に簡単に追加できるし,メニュー自体も,KMenueditというアプリで編集できるので,不便さは感じていませんでしたし,なんか新鮮さがほしいと思うほど,枯れたものでもありませんでした.

それが,今回のManjaroのupdateで,Plasmaのmajor updateでもないのに,変更になりました.

まだ,そんなに頻繁に使っているわけではないですが,今のところ不便さを感じることもないです.

現状のまとめ(WS, サーバー)

第1WS

Mac mini Core i7 (6core 12thread) macOS Mojaveです.わが家の最強マシンです.

VMWare Fusionで飼っている仮想マシンは,

  • Windows 8.1 アマチュア無線用(Log200とN1MM+)
  • Windows 10 ライセンス維持用
  • Manjaro AMD64
  • Debian 10 AMD64
  • Ubuntu AMD64 20.04 LTS
  • 他複数

第2WS

第4世代Core i7のデスクトップ機です.

第1OS Manjaro AMD64

KVM/QEMUで飼っている仮想マシン

  • Gentoo AMD64
  • Gentoo 32bitの古い奴
  • Debian 32bit
  • 他多数

第2OS Debian 10 AMD64

KVM/QEMU, libvirt, Virt-Manager環境を整えて,第1OSと同じ仮想マシンを動かす予定です.

第3WS

Manjaro ARM64 Raspberry Pi 4 Model Bです.まだ評価中😓 KVM/QEMUで飼っている仮想マシンは,

  • Debian AMD64
  • FreeDOS

第1サーバー

仕様は非公開.

その他

その他,Macbook, 家族共用のMac mini core i7,AMD A6のデスクトップ機(使用目的なし😓)を管理しています.家族はそれぞれ複数台のWSを所持・使用しているようです.

Gentoo実マシン引退へ 〜作業完了〜

HDDに退避したRaspberry Pi 4 Model B用のManjaro ARM64は,512GBのSSDにコピーしただけで,あっさり動きました.なまじ,fstabのパーティションをUUIDなどで記述してないからです.

一方,実マシンのGentooからコピーした仮想ディスクによる仮想マシンを仕立てるのには,結構手間取りました.というか,勘違いをしてしまい,/bootのパーティションをvfatにしてしまったため,grubがKernelイメージをちゃんと設定できなかったのです./bootパーティションは,ext4ないしext3で,vfatとすべきは,EFIですね.Raspberry Piと混乱してきました😥

今のところ仮想マシンでEFIによるブートはうまくいってませんから,EFIのパーティションを切るのは無意味です.

また./bootについても,あえて別パーティションにする必要はないので最終的には,rootドライブの/bootディレクトリーにkernelなどをコピーして,grub-install; gfub-mkconfigをかけました.

一応今回のOSとSSDの入れ替え作業は完了です.

(以上すべて当社調べによります.)

Gentoo実マシン引退へ 〜途中経過〜

途中までは,なんのケアレスミスも,想定外の事態も起きず,順調すぎました.

具体的には,

  1. サブWSのサブOSであるGentoo AMD64を仮想ディスクにクローニングする(昨夜に済み)
  2. Manjaro ARM64 (RPi4)のSSD(1TB)の中身を空いているHDDにコピーする1
  3. コピーしたHDDから,Manjaro ARM64の起動を確認する(RPi4)
  4. サブWSの512GB SSDの中身を1TB SSDにコピー(メイン・サブOS用にそれぞれ約500GBパーティションを切る)
  5. HDDに待避したManjaro ARM64の内容を512GB SSDにコピーして,起動を確認
  6. 1TB SSDをなんやかんやしてManjaro AMD64(メインOS)で起動するようにする
  7. サブOSとして,仮想ディスクイメージのDebianをクローニングして,起動できるようにする
  8. 仮想化したGentoo AMD64が起動するようにする

の手順のうちの,6まではなんのトラブルもありませんでした.

しかし7で,なかなかDebianの実マシンが起動してくれませんでした.ManjaroにDebianのパーティションをマウントしてchrootして,EFIのインストールやGRUBのupdateをしましたが,再起動してEFIとGRUBでDebianを選んでもレスキュー用のshellに入ってしまいます.そこで,DebianのインストールイメージをUSBメモリーに焼いて,レスキューモードで作業しました.EFIとGRUBのインストールをいろいろ試行錯誤したり,update-initramfs の乱発です😥 そのうちなんとかエラーメッセージは出るものの,Debian自身が自力でブートするようになりました.

そういうややこしい状況下でケアレスミスもしでかして解決までの道のりが遠のきました.fstabにパーティションをUUIDで記述していますが,タブルコーテーションで始めたのに,閉じるのを忘れてました😥

どうも,Debianには,お手軽簡単のイメージがあるのですが,initramfsを使うためか,ブートの条件をいじると色々難しいようです.

Manjaraoはそのへんもシンプルにしてあるようで,警告メッセージすら出ずに,すんなりブートするようになってくれました.

あとは,仮想化したGentoo AMD64が起動するのを確認することです(8).それと,Raspberry Pi 4のManjaro ARM64がHDDから起動するのを確認したあと,まだSSDにコピーしていませんでした(5).前者は大変だけど後者は特に問題ないと思います.

Gentoo実マシン引退へ

Gentoo AMD64の実マシンは,現在,サブWorkstation (Intel Core i7搭載の古いデスクトップ機.以下 “サブWS” )のサブOSの位置づけです.しかし,サブWSのサブOSとしてup-to-dateに保っていくには荷が重いOSです.

そこで,実マシンとしての運用はあきらめて,仮想化してサブWSのメインOS (Manjaro AMD64)で飼うことにします.

サブWSのサブOSにはお手軽簡単で守備範囲の広いDebianを仮想マシンから実マシンに復帰させます.

サブWSのSSDは現在512GBで,それをメインとサブのOSで半分ずつ使っているので,仮想ディスクの変換などをするにはかなり手狭です.

一方,サブサブWSとなった,というか,未だWSとして使えるかの実証実験レベルのステージにあるManjaro ARM64をインストールしたRaspberry Pi 4 Model B (RPi4)には,なりゆき上ですが,1TBのSSDが繋がっていて,持て余しています.

そこで,今回,サブWSの512GBとサブサブWSの1TBのSSDを入れ替えることもします.

手順としては,

  1. サブWSのサブOSであるGentoo AMD64を仮想ディスクにクローニングする(昨夜に済み)
  2. Manjaro ARM64 (RPi4)のSSD(1TB)の中身を空いているHDDにコピーする
  3. サブWSの512GB SSDの中身を1TB SSDにコピー(メイン・サブOS用にそれぞれ約500GBパーティションを切る)
  4. HDDに待避したManjaro ARM64の内容を512GB SSDにコピーして,起動を確認
  5. 1TB SSDをなんやかんやしてManjaro AMD64(メインOS)で起動するようにする
  6. サブOSとして,仮想ディスクイメージのDebianをクローニングして,起動できるようにする
  7. 仮想化したGentoo AMD64が起動するようにする

なかなか難工事になりそうですが,頭の体操になると思います.

追記

念の為,1TB SSDからHDDにコピーしたら,そのHDDからManjaro ARM64が起動できることを確認します.手順を以下のように変更します.

  1. サブWSのサブOSであるGentoo AMD64を仮想ディスクにクローニングする(昨夜に済み)
  2. Manjaro ARM64 (RPi4)のSSD(1TB)の中身を空いているHDDにコピーする
  3. コピーしたHDDから,Manjaro ARM64の起動を確認する(RPi4)
  4. サブWSの512GB SSDの中身を1TB SSDにコピー(メイン・サブOS用にそれぞれ約500GBパーティションを切る)
  5. HDDに待避したManjaro ARM64の内容を512GB SSDにコピーして,起動を確認
  6. 1TB SSDをなんやかんやしてManjaro AMD64(メインOS)で起動するようにする
  7. サブOSとして,仮想ディスクイメージのDebianをクローニングして,起動できるようにする
  8. 仮想化したGentoo AMD64が起動するようにする
忍耐の必要なステージ.他のことをして夢中になると,肝心なことを忘れて手順を間違える危険が大きい(当社実績による)ので,コピーの様子をぼーっと眺めているしかない.