サーバーいじりメモ

久しぶりにサーバーの設定をしています.Debianでhttpsとimapのサーバーを立ち上げようとしていますが,DebianのApache httpdは,Apacheの用意したファイル名などをほとんど全部書き換えていて,非常に難解です

それでもようやくSSL/TLS接続できるようになりました.ただし,SSLやTLS 1.0サポートを残しておくのはセキュリティー上良くないということで,それらを止める方法をこれから調べます.

もう一つは,imapデーモンで,dovecotを動かすことにします.こちらは設定ファイルがたくさんありますが,設定自体はそんなに難しくなさそうです.平文接続のport 143を止めて完成だと思います.

ただ,これまでUW-imapdで保存したファイルをcpコマンドでコピーしてもdovecotは認識してくれないようなので,Thunderbirdからフォルダーを1つずつコピーしていくしかなさそうです.いや,ツールを使ってコピーした方がいいかな.

Slackwareは,ほとんどApacheのお仕着せのまま.

Firefoxが勝手に最後までスクロールする(解決)

OSを変えたら治ったなどという絶望的な記事を見つけて,諦めてしまっていましたが,ブラウザによらないということで,これはなんかブラウザではないところに原因がありそうと,もう少し検索を進めたところ解決しました.

なんと,システム設定のアクセシビリティーにあるスクリーンリーダーONがいけないとのことです.

そんなものONにした覚えは全く無いです.

Firefoxが勝手に最後までスクロールする

注: 解決しました → Firefoxが勝手に最後までスクロールする(解決)

かなり前からなのですが,サブworkstation(サブWS)のサブOSであるDebianでFirefoxを使ってweb pageを開くと,開くたびにそのページの最後まで勝手にスクロールしていって,ページの読み込みとそのスクロールが完了するまで手も足も出ない状態となります.

とはいえ,いったん最後までスクロールすればあとはフツーに使えるし,サブWSのサブOSではそんなに生産性が問題になる作業はしないので,不問に付してきました(時々はネット検索で解決策を探りましたが).

今回,Debianの実マシン環境で動くKVMが必要となり,そこでFirefoxを開いて,調べたり,wikiに書き込んだりして作業を進めようとしましたが,そういう生産的😥な仕事をするには,この勝手なスクロールは著しく作業効率を落とします.というか,やる気が失せます.

そこで,真剣に検索をしてみました.日本語で検索してもだめなので,英語で検索することにして,まず「勝手に」を英語でなんていうかから調べました.それで,

Debian Firefox scrolls arbitrarily to the bottom

てな感じで検索したら,ズバリのものが見つかりました.

で,この質問者は,違うOSをインストールして解決したとあります.つまり,本当の意味での解決策はないのです😥

サブWSのメインOSであるManjaroではこのようなトラブルはもともと発生してませんから,Manjaroでやれよなってことです.

追記: ESRも本家もだめ

ふと,これはDebianにバンドルされているFiref0x-ESRの問題で,本家からダウンロードしたものは大丈夫なのではと思い,試してみましたが,同じでした😥

追記2: Chromiumもだめ

また,ふと思いついて,Chromiumをイントールして,試してみました.同じです😥 どうしたものか,最後までスクロールしていき,落ち着くまで操作できません.

この2つのテストにより,ブラウザーが悪いのではなく,GUI・デスクトップに何らかの問題があるといえそうです.

DebianのサブOSと同じKDE Plasma Desktopを使っているメインOSのManjaroではなんの問題も起きないんだけどなあ😥

非公開の自分専用メモ.
サブWSのメインOS.

LogWatch 7.6 メールが来ない(解決)

LogWatchの7.6をインストールしたのですが,cron.dailyで飛ばしているlogwatchからメールが来ません.

ちゃんと,パッケージ内にある “README” の通りにしたのですが,結論的にはそれが間違いでした.

“README” には,

ln -s /usr/share/logwatch/scripts/logwatch.pl /etc/cron.daily/0logwatch

とするように書いてありその通りにしていましたが,これだと/etc/logwatch/conf/logwatch.confは空なので,/usr/share/logwatch/default.conf のまま,logwatch.plが実行されます.それではOutputはstdoutになってますから,いくら待ってもメールは来ません.

LogWatch 7.4.xでちゃんとメールが来ていた旧システムの設定を調べたところ,/etc/cron.daily/0logwatchはsymlinkではなくて,"--output=mail"というオプションを付けてlogwatch.plを実行するscriptになってます.

このスクリプトは配布パッケージのscheduler内のlogwatch.cronです.特に “README” 内では何も触れてないです😓

もちろん,/etc/logwatch/conf/logwatch.confに,

output=mail

と書く方法もありますが,これだとテストなどで手動でlogwatch(.pl)を動かす度にメールが送られて,ややスマートさに欠けます.

とはいえ,LogWatchからちゃんとメールが来るようになったら手動でlogwatchを起動する必要性も低いので,上記の設定をした上で,手で起動する時は,

--output=stdout

というオプションを付けてlogwatchを動かせば良いだけかもしれません.

LogWatch 7.6

そういえば,SlackwareARM 15.0のサーバーにまだLogWatchをインストールしていないことを思い出して,インストールすることにしました.前のOS (SlackwareARM 14.2) の時には,LogWatch 7.4.3 をインストールしていましたが,現在は7.6が最新版です.

手でインストールしてもいいのですが,SlackBuildsに用意されているので,

sbopkg -i logwatch

でインストールしてみました.試しに,/etc/cron.daily/0logwatchを走らせてみると,

/bin/sh: warning: shell level (1000) too high, resetting to 1

というメッセージが繰り返し出て,しまいにはsshdがこけてしまったのか,sshによる接続が切られてしまいました.

上記メッセージは,繰り返しshが呼ばれた時に起こるそうです.なんか,SlackBuilds提供のLogWatchインストールのためのスクリプトか,あるいは起動のためのスクリプトがバグっているようです.

そこで,removepkgしてから,手動でインストールをしました.インストールの仕方はソースパッケージの “README” に書いてあります.

手動で動かしたところ,コンソールにログのサマリーが出て,正常終了しました.しばらくcronで飛ばして様子を見ます.

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