IPv6一時的に乱れる

家庭内のIPv6接続が不調となり,確認してみると外へもIPv6で接続できなくなっていました.

1つずつ,サーバーとルーターのリスタートをかけることにしました.つながらないサーバーの次ぎに,ISP提供のONU内蔵ルーターをリスタートしたら直りました.

たぶん,本日(2022年9月13日(火))の午後の不明な頃(たぶん17時以降と思いますが)から19時ちょうどまで外部から当サーバーへの接続もできなかったと思います.

httpsのnssがslabを大量に使うからswapが発生する件が依然解らない

ここ数年解らなかった,httpdを動かしているとメモリーの空きがなくなり,swapが発生してシステムのレスポンスが悪くなる件ですが依然としてよく解りません.

RAM 4GB版のRaspberry Pi 4 Model B (RPi4)を起動すると,半日くらいで空きメモリーを使い切り,kswapd0が働きだし,zramが消費されはじめます.

ファイルやパーティションを使うswapをやめてzramにしたのは,httpdサーバーが主な仕事のこのマシンにしてみれば,対象療法にはなっている訳です.

一方,予備機としてRAM 8GB版のRPi4もあり,いろいろなテストの目的でときどき入れ替えて使用していますが,4GBのRPi4と比較すれば、起動直後の空きメモリーに4GBが加算される形になるので余裕があります.こちらは半日動かしたくらいでは5GB以上メモリーに空きがあります.

これが不思議なんですが,8GBで5GB以上余裕があるなら,4GBでも1GB余裕があっていいはずなんですがそうはならないのです.

しばらく4GBと8GBをとっかえひっかえしながら様子を見てみることにします.

これまで試して効果がなかったこと

  • export NSS_SDB_USE_CACHE=YESとしてhttpdを起動する
  • export TMPDIR=/dev/shmとしてhttpdを起動する
ファンが故障してパッシブになったケースに,余っていたヒートシンクをはり付けてみましたが,効果は限定的です.同じ条件でCPUの温度が1〜2℃下がる程度です(記事と写真は関係ありません).

「httpsのnssがslabを大量に使う」当サイト内の関連記事

NSS_SDB_USE_CACHE=YES

某サーバーはメモリーが4GBと8GBの主副のRaspberry Pi 4 Model B (RPi4)をときどき入れ替えて,運用しています.

4GBのほうでは気がつくとkswapd0が大汗かいてます.8GBではそういうことはありません.

httpdを再起動すると,いったんかなりのメモリーが解放されますが,また何時間か経つと,kswapd0が大汗かいてます.zramを使用しているので,ファイルやパーティションをswapのメディアにしているときよりは,レスポンスはいいですが,それでも,何かコマンドを打ち込んでも反応するのにちょっと時間遅れがあります.

ずっと原因がわかりませんでしたが,https接続でphpが動いてlibcurlが動くと,nssがslabを大量に使うのが原因のようですということらしいです,って聞いても何が何だか解りません😓

下記参考ページにあるように,ときどきslabを開放してやるのがひとつの解法のようですが,根本治療は,

export NSS_SDB_USE_CACHE=YES

もしくは,

export TMPDIR=/dev/shm

のどちらかを “どこか” で実行することのようです.当該サーバーの場合どこで実行すれば良いのか解らないので,しばらく試行錯誤します.

参考ページ

「httpsのnssがslabを大量に使う」当サイト内の関連記事

RPi3でRTSPを見る: Reboot 5 まとめ

Raspberry Pi 3 Model B (+) (RPi3(+))にて,RTSPを見るプロジェクト,一応成功して終了とします.

RAM 1GBモデルでないと多分無理だと思います.

使用するdistroはManjaro ARMで,その “KDE Plasma Desktop” のRapsberry Pi 4版です.問題なくRPi3(+)にインストールできます.micro SDカードは32GBのものを使用しましたが,16GBでも大丈夫だと思います.

設定では,起動時にSDDM (greeter)は使わず直接ログインするようにしたほうがいいと思います.

swapについては,デフォルトのままで1.3GBのzramが設定されるのでこれが丁度いいと思います.

初期設定が完了して起動して,Wi-Fiなどネットワークへの接続設定が完了したら,パッケージのupdate/upgradeが必要ですが,これはかなり時間がかかるので,root権限で,

pacman -Syu

をかけて一晩ほったらかしたほうがいいと思います.

このあと好みでいくつかソフトをインストールすればいいですが,systemdで動くものが増えると,メモリーが圧迫されるので,本来の目的であるVLCを動かすことの支障にならないよう,追加アプリは程々にしたほうがいいと思います

そして,

pacman -S vlc

で,vlc本体と必要なライブラリーなどをインストールします.

これでGUIのVLCまたは,CUIのcvlcを動かせばよいわけで,Real Time Streaming Protocol (RTSP)の画像を見ることができます.

冒頭で「一応成功」としたのは,CPUの冷却が必ずしもうまくいっていないためです.

写真左の黒いケースは,パッシブなヒートシンクとケースが一体化したもので,安定していますが,右側のプラスチックケースの中に組み込んだ,中国製強制空冷装置は,ケースの外に排熱できないためあまり効果的ではありません.

新たにパッシブなヒートシンク一体型のケースを買えばいいんですが,中国製強制空冷装置への投資が全く無駄になってしまうので,しばらく考えます😥

RPi3でRTSPを見る: Rebootシリーズ

まとめページ

筆者は,システムの監視用に, “gkrellm” をインストールして自動起動するようにしています.