Apple Pay vs Google Pay (2)

SUICAがだめならPASMOがあるじゃないか,ということで,PASMOをAndroidスマホに入れてみました.

今でこそ,「SUICAがだめなら…」と言えますが,PASMOがスマホで使えるようになったのはごく最近のことで,それまではSUICAが駄目ならお手上げでした.

大きな問題もなく,まずPASMOアプリをインストールして,なんやかんや設定して,Google Walletに追加しました.最低チャージ金額が1000円だったのでやむなくチャージして,また死に金が1000円増えました😅

PASMOアプリの画面
Google WalletでPASMOを選択した画面

Apple Pay vs Google Pay

一年半ほど前に,同様の検索をして見つけた記事はほとんど提灯記事でしたが,スマホ/ケータイジャーナリストの石川温さんの記事,

が,少し古かったですが両者の状況を的確に表しているなと感じました.また,

この記事は時々updateされていますが,結言の「個人的にApple Payを使った後にGoogle Payを使うとストレスが溜まります。めちゃくちゃ溜まります。」が “最終更新日:2023年7月28日” でもそのままになっていて,日常的に使用している人の感じる両者のユーザー・エクスペリエンスの差が縮まらないことがよく表れていると思います.

その他の大半の記事はおそらく両方を使ったわけでもなくただ両者の仕様表だけ眺めてページ数・ページビュー稼ぎの得意なライターさんたちが作文したものだと思います.どちらも長短あって,最後はユーザーの選択だよという無責任な内容の記事です.

さて,少なくとも日常的に使って評価した上記の2件の記事を見つけて,日常的にApple Payを使用する人間としては安心していますが,やはり何事も経験ということで,Google Payを少し日常的に使ってみようかということになりました.

実はたぶん1年前内外にGoogle Payに手持ちのクレジットカードの登録を試みましたが,当時は手持ちにタッチ決済対応のクレジットカードがなく,1枚も登録できませんでした.

ちなみにクレジットカードは現在8枚所有していて,カード自体のタッチ決済は不可能なものも含めて全てApple Payに登録できています.他にSUICA1枚とWAON1枚も登録してあります.

今回,Google Payに手持ちのすべてのクレジットカードの登録を試みたところ,なんと2枚ものカードが登録できました.某社のマスターカードと,某社発行の提携AMEXです.前回ゼロだったので大いなる前進です.

今回登録できた2枚のクレジットカード.なお楽天Edyはかなり前に登録しました.100円分はアプリ登録ボーナスです.

余勢を駆ってSUICAの登録も試みましたがだめでした.その理由はAppleで登録しているSUICAのインターネットIDとして使われているメールアドレスが,GMailだからです.Google PayはGoogle/AndroidのIDを使わなければならないですがそれを先にApple Payで使っているからです😅

iPhoneとAndroidの両方にSUICAを入れるためには,iPhoneのSUICAをいったん切り離してからAndroidにダウンロードしてiPhoneには新規にSUICAを作る,という手順を取るしかなさそうです

ページビューを稼いでも金にならないサイトに書く記事のためにそこまでやる気には今のところならないので,今回はここまでにしておきます.将来的に試す可能性は排除しません.

さて,次は実践編として,Google Payで実際に支払いをしてみたいと思います.

iPhoneには複数のSUICAを作れますので,先に別のSUICAを作ってから古い方をAndroidに移転するという手順もとれます.

みんなを不幸にしている自覚のあったApple

iPhone 15が発表になり,特筆すべきは値段のバカ高さとUSB-Cの遅まきながらの採用でしょう.USB-C採用のキャッチフレーズが,「みんなうれしいUSB-C。」って,みんなLightningで不幸だったってAppleに自覚があったわけです.

iPhone 15の紹介ページより (Apple) 2023年9月13日撮影

個人的には,iPhone 7→14と来たので,つぎは21まで待ちます.その間にBitCoinとおまかせ投資に稼いでもらわないといけません.

Pokémon GOが重くなったのかAQUOSがタコなのか

AQUOSといっても,AQUOS sense4 liteというローエンド機の話なので,ハイエンド機をお持ちの方々に誤解を招いたのであれば申し訳ないです.

さて,この1か月くらいでしょうか,夜中にUSB電源を繋いでPokémon GOを動かしたままにしておいても,朝になっても充電されていません.バッテリーは減りもしないので,USBからの電流は本体の消費のみに使用され,バッテリーからの消費はないようです.

そのまま本体を触ってみると暖かく,Pokémon GOをプレイすると少しフレーム落ちしてややギクシャクします.しかし,多少のフレーム落ちは長年ローエンドのAndroidスマホでPokémon GOをプレイしているので,大きな影響はありません

Pokémon GOを落として,USBをつなぎ直すと充電が始まり,しばらくして完了します.またバッテリー充放電確認アプリや設定からバッテリーの状況を確認すると「正常」とあります.

この時期日中にPokémon GOをプレイするとAQUOS本体はかなり熱くなり,フレーム落ちが激しくなり,ついにはディスプレーが暗くなってプレイ不能になりますが,今年は日中にプレイすることを避けていることもあってその状態は稀です.

iPhone 14はどうかというと,購入以来Pokémon GOをプレイしてもせいぜい本体が少し暖かく感じる程度だったのですが,AQUOSが夜間に充電されなくなった頃から,従前より本体が暖かくなるような気がします.Pokémon GOを動かしたままUSB電源を繋いでも充電されないということはないです.

AQUOS sense4 liteはどうもCPU/GPUの冷却に問題があるような気がします.この時期室温26〜27℃の部屋で動かしておくと,CPU温度が上がってバッテリーの充電を止めているような気がします.

ここ最近,Pokémon GOのグラフィック周りが重くなったんじゃないかと推測します.

知らんけど.

ガラルのファイヤー(記事と画像は関係ありません)

強がりです😓

SIM swap 詐欺 (4) 初期の認識

SIM swap詐欺がメディアで話題になったのは数年前のようで,その頃のICTメディアの解説記事を読むと,まずSIM swapありきの前提で,解ったような解らないような解説がしてあります.

犯行は概ね以下のような流れであるとの解説です.

  1. フィッシングなどによりキャリアとの契約ID,パスワード,電話番号を抜き取る
  2. 免許証を偽造して(どうやって住所などの情報を得るのか?)窓口に出向いてSIM紛失を申し出て再発行を受ける(正規ユーザー=被害者のSIMは無効になる)
  3. 不正に入手したSIMを犯罪グループのスマートフォンに入れて起動し,銀行アプリなどを使って犯罪グループの口座に不正に送金する

しかし,SIMカードを不正に入手したからといって銀行アプリで不正アクセスするのは無理でしょう.iPhoneであったらiCloudのアカウント情報,AndroidであればGoogleのアカウント情報が最低限必要で,それらが入手できた上で二段階認証を突破できれば(たぶん電話番号が同一というだけではできないと思います)使用していたアプリが「復元」できます.また,銀行アプリのアカウント情報については復元できるかどうかはアプリ次第でしょう

最近の報道ではSIMが不正入手されてから銀行口座にアクセスされて不正に出金されるまではほんの数十分で,自分のSIMが使えないと気付いたときはたいてい手遅れだとのことです.

iCloudやGoogleのアカウントをハッキングして銀行アプリを探し出してハッキングするというのは数十分では無理でしょう.

またSIM swap詐欺が出始めた頃のICTメディアの記事にある「自分のSIMが有効か気をつける(まめにアンテナの表示を確認する)」というのはあまり意味がないことが分かります.

何が違うかというと,そもそも先にフィッシングで携帯電話の情報をだまし取ってSIMを不正に入手する,という犯行の手順です.

先にフィッシングで銀行口座をだまし取って,付随する電話番号からSIMの不正入手をする,というのが正しい😅 犯行手順と推測されます.

特定の人を狙ってフィッシングするにはSMS経由が有効ですが,SIM swapされた時点で被害者の携帯電話にSMSを送ることはできませんのでSMS経由のフィッシングは不可能です.