AQUOS モバイルルーター化

Pokémon GOのupdateで使い物にならなくなり文鎮化が危ぶまれたAQUOS sense4 liteですが,モバイルルーターとしてしばらく使用することになりました.

もともとPokémon GOをするために買ったAndroidスマホですが,そのPokémon GOで使えないのでは使い道がありません.しかし既にAndroidスマホの電話番号もいくつかのサービスに登録してしまいましたので,iPhone 14の一個持ちには戻れません.

スマホらしいサービスはすべてiPhone 14で行いさらにPokémon GOまですることによって,1か月あたり1GBに設定しているデータ通信量が今月は突破しそうです.一方のAQUOSのほうは,ほとんどデータ通信しません.そりゃそうなんですが,ここでSIMを入れ替えようかとも思いましたが,SIMを交換した直後には数百MBのデータ通信量が発生するのを経験上知っていますから,もったいないです.

そこではたと思いついたのが,AQUOS sense4 liteをモバイルルーターとして使うことです.

AQUOSのほうは,Bluetoothによるテザリングをオンにしっぱなしにして,出かける前にiPhone 14のBluetoothをオンにしてからAQUOSを接続し,モバイルデータ通信をオフにするだけなのでそんなに煩わしくないです.何ならiPhoneのほうはモバイルデータ通信を常時オフでも構わないですし.

iPhoneのほうのレスポンスは多少悪くなりますが,実用上問題はないです.

AQUOS sense4 liteのテザリングをオンにして,モバイルルーター化

AQUOSほぼ文鎮化

AQUOS sense4 liteですが,ほとんどPokémon GOに使えなくなりました.

購入したのは3年前の2021年の5〜7月の頃だったはずです.

それこそAndroidスマホはPokémon GOのために買っています.このAQUOSは最初は良かったのですが,購入から1年後くらいにAndroidのupgradeがあり,その新しいバージョンの出来が良くなくこれが最初の転落だったと思います.

Pokémon GOアプリは少しずつupgradeがなされ,世の常としてだんだん重くなってきました.それでだんだん使いにくくなってきました.

とどめは2〜3か月前に行われた大きなupgradeです.

それまでiPhone 14ではPokémon GOをプレイしても本体が温まることはなかったのですが,このupgrade以降はプレイすると明らかに本体が暖かくなります.CPU/GPUの処理が重くなったわけです.

この重さですから,AQUOSのほうでは画面は暗くなるは,動きはギクシャクするはで使い物にならなくなりました.ほぼ文鎮です.

とはいえ,通話やSMS,SNSやWebブラウザ等は使えるんでまだスマホであるには違いないです.Pokémon GOができないスマホ😅 やむなくPokémon GOはiPhone 14でプレイしています.

筆者にとってのAndroidスマホの存在理由は,Pokémon GOでメインのスマホであるiPhoneに負担をかけないことですが,それができないのでいよいよ買い替えなければならないです.

#ホケモンGO重い #Android

ThunderbirdがDovecotに繋がらなくなった件 (解決済み)

自前のサーバーで動くLet’s Encryptの証明書をupdateしてからどうもクライアントであるThunderbirdの挙動がおかしくなりました.

TLSのimap (=imaps)でつないでいます.ログインはできて新着メールは読めるのだけれど読んだメールをサブディレクトリーに移そうとしてもうまく操作ができません.

Appleの iOSやmacOSの “Mail” では正常に動作します.

サーバーのログを見ると,

というのがあり,たぶんこれだと思います.ネット検索した所,どうもDovecotのSSL/TLS設定が良くなかったようです.これまで,/etc/dovecot/conf.d/10-ssl.confのssl_certの設定は,

ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/cert.pem

としていました.これでこれまでAppleの “Mail” (iOS, macOS)もThunderbirdもつながっていましたが,

ssl_cert = </etc/letsencrypt/live/FQDN/fullchain.pem

としないといけないようです😅

これで,サーバーのDovecotのログにエラーは出ず,Thunderbirdも正常にサブフォルダーをアクセスできるようになったようではあります.

しかし,違うマシンのThunderbirdでアクセスすると見えないサブフォルダーが存在するなど今いち動作の信頼に欠けます.

Distroによっては番号が違う場合があります.

安売りされているPixel

そういうわけで,Google Pixel 7aの購入を検討しています.現在Googleストアでは69,300円(税込み)で売られています.まもなく発売されるPixel 8aは72,600円(税込み)とのことです.価格に差があまりないので,多分8a発売開始後に7aが値下げされるのではないかと期待しています.

その一方,価格コムで調べると,Pixel 7aは5万円を切る価格で多くの店から販売されています.販売店のQ&Aや注意事項を見ると,①新品であるけどキャリアから来たものとGoogleストアから来たものがあり客はどちらかを選べない,②保証期間中であってもサポートは直接Googleストアに依頼する形になる,③万一Googleストアでサポートを拒否されても販売店は一切関知しない,④それが嫌ならうちの店から買うなというようなことが書かれています.まあ,率直に言ってあんまりまともな商売ではないですね.

MNPとかでキャリアから安く(あるいはただ同然で)買った携帯を開封しないでこうした店に転売し,それが売られているのだと推測しています.ですからSIMフリーであっても,携帯がもとの転売した人に紐付けられている可能性があるので,Googleストアが修理を拒否したり,場合によっては携帯の使用ができなくなる可能性があるということなのでしょう.

まぁそうは言っても10台中10台がそういうトラブルに巻き込まれると言う事もないでしょう.例えば50,000円のものを10台買って2台がダメで8台がOKだった場合,使える8台は1台あたり62,500円ということになりますから,それでもまだ安いといえます.しかし個人としては1台買うのが精一杯というか,当たり前なので,その1台がアウトだったら全額丸損と言うことになってしまいます

やはり,Googleストアの7aの価格が下がるのを待つことにします.

2024年5月11日調べ.
あえて特定の店の文言と一致しないよう,記憶に頼って書きます.
あるいは2台目を買って問題なく使えたら1台あたり10万円ということになります.

モバイルバッテリーの容量偽装疑惑

最近納戸でネズミの被害を確認するために監視カメラを使っていて,電源を引くのが面倒なのでモバイルバッテリーを使っています

モバイルバッテリーですが,もともと自称10Ahのものを2つ持っていました.どちらちも自称の容量は10Ahですが,十数年前に買ったiBUFFALOのものが明らかに容量が低下しているように感じたので5年ほど前に2つ目としてANKERのものを買いました.

今回の監視カメラの運用ではその2個のモバイルバッテリーを使って始めました.iBAFFALOは12時間持たないので夕方にANKERを仕掛けて,朝(15〜16時間後)iBAFFALOに交換して,また夕方(8〜9時間後)ANKERにするというローテーションにしましたが,しばしばiBAFFALOは夕方まで持たないことがあり,新しいモバイルバッテリーを買うことにしました.

あまり重くないのにしようということで,200g強のものを選んで買いました.容量は自称20Ahです.

最初に買ったiBUFFALOの10Ahと,今回買った◯✕株式会社の自称20Ahのモバイルバッテリー

一番古いiBUFFALOを引退させて,ANKERと今回新調したものとでローテーションを組みました.ANKERは軽く12時間持ちますから,新しいのは自称その倍の容量なので24時間軽く持つことを期待しましたが,全然持ちません.

(たぶん)正直者のANKER 10Ahモバイルバッテリー

そこで,測ってみることにしました.負荷は監視カメラ,ATOM Cam 2で,1日中真っ暗な納戸内で赤外線LED照射による暗視モードです.

その結果が次の表です.

メーカー(ブランド)型番容量 mAh (自称)放電時間(実測値)重さ g (実測値)
iBUFFALOBSMPB07108008時間52分 (8.87h)259
ANKERPower Core Speed 10000QC1000016時間50分 (16.83h)203
◯✕株式会社Power Bank 200002000019時間33分 (19.55h)227

出力電力量を直接測れないから,断定的なことは言えませんが,ANKERが正直ならば◯✕株式会社のものは11.6Ahしかないことになります.まあ,ANKERが容量を少なく偽装するのはなんのメリットもないので,この推測が正しい確率は高いです.

もうひとつ,◯✕株式会社の “偽装” の傍証があります.それは上記の条件で,12時間使用しても残量ランプの4つ中4つが点灯しているのです.ユーザーは12時間使ってもまだ4つ点いていれば楽々24時間持つなと感じると思います.ここで再充電をするような使い方を繰り返す場合24時間持つという心証が崩れません.

実際にはそこから急に3, 2, 1と点灯しているLEDが減ります.これは悪質な細工だと思います.残量計の役目をなしません.

重量エネルギー密度

冷静に,重量エネルギー密度について買う前に考えるべきでした.現在,リチウムイオンバッテリーの重量エネルギー密度は100〜243Wh/kgとされています.モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオンバッテリーの重さを200gとし,モバイルバッテリーの出力電圧を5Vとしたら,最大で,

243*.2/5=9.72 Ah

です.そう,ケースと制御回路の重さを加味したら,200g強のモバイルバッテリーの最大電力量は10Ahがいいところなのです.200g強のモバイルバッテリーで20Ahを得るには,重量エネルギー密度は,

20*5/0.2=500 Wh/kg

となります.本当だとしたら夢のバッテリーですね.

これを最初に踏まえてから製品探しをすべきでした.

今回は諦めて10Ahのモバイルバッテリーだと思って使うことにします.

注: 本当のことであっても名誉毀損・営業妨害になりかねませんので,製造元は “◯✕株式会社” としています.

まだネズミの活動は一度も捉えていません.
20000mAh.
正味10Ahならば.