元木咲良選手 よかった

古代オリンピック開催時は武力紛争は一時停戦したそうですね.

近代オリンピックも「平和の祭典」なんて言われていましたが,パリオリンピック開催中もロシアのウクライナ侵攻と,イスラエルによるガザ地区の無差別殺戮は続いています.現実的には全く無力です.

そんな絶望的な気持ちでもつい見てしまいます.特に今回のパリオリンピックでは,事前にNHKの女子レスリングの元木咲良選手の紹介番組を見て,応援したい気分になりました.

比較対象に対戦経験もある藤波朱理選手がちょっとでましたが,藤波選手にももちろんたゆまぬ努力があるには違いないですが,彼女は天才肌で新しい動きもすぐ頭に入って実際にその通りの動きができます.一方元木選手はちょっと練習の様子を見てもすぐわかるような運動音痴です.それでも小さい頃から努力を重ね日本代表になりました.

その様子を見ていて,他の5階級の選手以上に,元木選手に勝ってほしいと思うようになりました.

今回の日本の女子レスリング選手は6階級とも過去最強といわれ,全階級制覇も夢ではないとマスコミは事前に煽っていました.いくら強くても相手のあることだし,ハプニングもあるでしょうから話半分と思っていましたが,なんと全階級でメダルを獲得し,そのうち4階級が金とは,素晴らしいにもほどがあります.

そして元木選手が金を取った時は,嬉しくて涙が出そうになりました.

幼児の虐待死事件に心痛む

本当にいつまでたっても後を立たない幼児の虐待死です。

昨日と今日は4歳の女の子が実の親たちに有毒物質を飲まされて殺害された事件、母親と交際相手に5歳の女の子が冷水をかけられて死亡した事件が報じられていました。いずれも普段から虐待されていたようです。概要を聞くだけでも本当に辛いです。

4歳、5歳と言ったら1番可愛い盛りです。

せめて亡くなった女の子たちが天国で楽しく暮らせたらと思うくらいしかできません。

引っ越しの平均回数4回

最近のテレビCMで川口春奈が言ってますが,そんな少ないことはなかろうと調べてみると,公的機関や私的な調査で3.数回〜4回というデータが並んでいます.

筆者自身,振り返ると,生まれてから大学生の間まで親の都合で3回引っ越しました.振り出し(生地)は東京都新宿区で,埼玉県某市,同じ某市内,千葉県某市とだんだん都落ちしていきました.ここまでで3回引っ越しました.

ここまでは親の都合で,その後大学院時代は再び東京都区内,そして就職して茨城県の現在の某市となる前の某町です.それから一時都合により千葉県某市(前の千葉県某市の同じ場所)で親と同居し,それから結婚して茨城県の現在の某市となる某村,そしてその2年後に今の住所に引っ越しました.今の住所は,結婚してから2年間住んだ某村内ですが4kmほど離れています.

これが自分の都合で引っ越した分で5回です.このあと日本の住居を引き払ったわけではないですが,一家五人が暮らせる分の家財道具を持ってシドニーに赴任し,1年3か月後に向こうを引き払って戻ってきました.引っ越し業者にずいぶんな代金を往復とも払っていますので,これも引っ越しに間違いなく,筆者自身の都合による引っ越しは7回,親の都合で引っ越した分も合わせると10回となります.

そう考えると,引っ越し3〜4回で済む人生ってどんな人生かなあと考えてしまいます.平均が3〜4回で,筆者みたいのもいるわけですから,0〜2回程度の人も少なくないはずです.

現在でも住民票の「以前の住所」は「シドニー」となっています.

Wikipediaの最近の気に入らない点

ウィキペディア(Wikipedia)を結構利用してますが,程度の差は色々ありますが編集の方向性に気に入らない点が多々あります.

最近特に気に入らないののNo.1が「コメディエンヌ」です.ちょっと調べればわかるように,コメディアン(comedian)の女性形 “comedienne” です.日本語版ウィキペディアでは,多くの女性コメディアンが「コメディエンヌ」と表されていますが,日本の普通の日常会話や文章ではめったに出現しない言葉です.

昨今のジェンダーレスの流れから言えば,いやそうでなくてもあえてコメディエンヌという馴染みがない言葉を使う必要があるんでしょうか.

Wikipediaの英語版では, “comedienne” は “comedian” にリダイレクトされ,そのページでは,リダイレクトの説明以外に “comedienne” という単語は1度も出現せず,男性も女性も “comedian” と表記されています.

また何人かの女性コメディアンの英語版の項目を開いても “comedienne”という語は見当たりませんでした.

日本語版Wikipediaで「コメディエンヌ」という言葉が多用されていて,とても不自然に思います.ガラパゴス現象といえるかもしれません.

気に入らないのの2番は「ヒロイン」です.中学高校で英語をちゃんと習いそこそこ使っている人はヒロイン(heroine)がヒーロー(hero)の女性形だということはご存知だと思います.つまりドラマで主人公が男性ならヒーロー,女性ならヒロインというだけのことです.

これもジェンダー絡みではあります.

日本語版のWikipediaの多くの映画やドラマや小説の記事において,「ヒロイン」という言葉は「(主役が男性だった場合の)準主役の女性」の意味で使ってることが多いです.本来のヒロインの意味を尊重すれば,そのまま「女性の準主役」と書くべきと思います.

セクシー田中さん

日テレの表記のドラマ見てます.いや,半分見てます.

どうもこれまで漫画が原作のドラマが面白かったためしはないのですが,木南晴夏の演技がその田中さんを良く表現できている(と思われる)ので,とりあえず録画していますが,飛ばしながらも半分見ています.

漫画が原作なのが面白くないのは,たぶん漫画家があまり世間のことを知らないからだと勝手に分析しています.もちろん,筆者を含めた世間並みの人が知る「世間」を超越した世界観を描く天才もいますが,統計的にはどうしてもそういう傾向になると思います.

木南晴夏とは別に,生見愛瑠(めるる)の演技が良いです.あくまで原作を読んだことがないですが,たぶん原作の人物像にズバリハマっているんじゃないかと思います.

今後も録画して半分飛ばして楽しみたいと思います.

ちなみにこのドラマ枠では繰り返しになりますが「城塚翡翠シリーズ」,「ブラッシュアップ・ライフ」が良かったです.それぞれ続編を大いに期待しています.

原作を読んでないので😅