「私のバカせまい史」は面白いのでよく見てます.ただし,前回の放送の後半の,問題発言の多い元バレーボール日本代表K氏のモテ史のようなのは到底見たくないですから,もっぱら録画して拾い見をしています.
さてその,前回放送の前半「開かずの金庫史」は面白かったです.金庫を開ける番組はつい見てしまいますが,う〜んと引っ張った挙げ句,たいてい空だったり,なにか出てきてもなんの値打ちもない書類だったりするのでこれもほとんど録画して飛ばして見ます.
しかし,これまでテレビ放送されたもので,金庫から出てきたものの価値は22億円にも上るそうです.そして特筆すべきはテレビ東京とフジテレビで同様の企画で競うようにしてきましたが,見つけたお宝はテレビ東京の圧勝だそうです.
テレビ東京が見つけたお宝のうちの10億円分は南満州鉄道(いわゆる満鉄)の株券の “当時の価値” だそうです.しかし,満鉄の株券なんて今日的に資料としての価値以上のものがあるんでしょうか. “当時” についても放送当時なのか,株券が発行された当時なのか,そこらへんは曖昧なままさらっと流していました.
推測するに,発行当時(あるいは一番価値のあった当時)の価値を今日の金額に換算してっていうあたりだと思います.
思うに,しっかりした金庫を使用していた人ほど,しっかり空にして使用を終えると思います.しっかりした人なら使用後しっかり金庫を処分するはずだ? いいえ,処分費用もケチるのです.