ふたご座流星群

ミーハーなんで,予備用の防犯カメラを空に向けて撮ってみました.昨夜撮ったビデオのうち,20:30〜01:38までの分を4倍速で見て流星を探しました.

70余りの流星が映っていました.ちゃんとした天体望遠鏡とかで見ればそれこそ星が降るように見えるのでしょうが,流星群には程遠く流星散くらいな感じでした.

13日22:55頃と,14日00:31頃のが一番良く撮れていました.

画面の左端です.

2023年12月13日(水) 22:55分頃 明るくて見えている時間が長い.

こちらは中央少し下.

2023年12月14日(木) 00:31頃 撮影できた中で一番明るい流星

感じとしてはカメラの感度は肉眼と変わらないか少し良い程度だと思います.広角なので人間より視野は広いです.そして,深夜起きていなくてもいいし,寒い思いをしなくても良いのが一番です.次また流星群が来るようでしたらまた空に防犯カメラを向けてみます.

天体観測してます

ミーハーなので,なんとか流星群とかがニュースになると夜空を見上げ,いくつか流星を見て喜ぶこともありますが,基本的にはあんまり天体観測は関心がない方です.

ふたご座流星群がもうじき見えるそうですが,歳を取ると基礎代謝が落ちて冬の夜空を見上げるのもなかなか大変なので,防犯カメラの予備を空に向けてみました.

予想外によく見えます.肉眼より良いかもしれません.

ここにはめ込んだ画像は残念ながらオリジナルより解像度が落ちますが,1等星がいくつか見えているようです.モニターで見るとさらに多くの星が見えます.

ふたご座はオリオン座のあっちの方向ということで,流石にオリオン座は知ってますのでそれから探ります.上の写真の右の方の日付の “10” の真上に明るい星がありますが,あれが実はオリオン座のベテルギウスのようです.1920×1200のモニターで見ると,オリオンの左肩,ベルトの3つの星,ベルト下のM42オリオン大星雲の一部なども見えますので間違いないでしょう.

そして,ベテルギウスから上の少し左寄りにある星は,オリオンのベルトの3つの星との方向関係からアルデバランのようです.

写真中央の上の方にある明るい星はカペラのようです.

そしてそれらの位置関係からすると,電線が交わっているところの少し左下に小さい白い点がありますが,それがふたご座のポルックスのようです.ポルックスの左上で左右に伸びる3本の電線の真ん中の線の近くにあるのがカストルのようです.

なんとかふたご座が特定できたので,天体観測が楽しめそうです.流星が期待通りに見えると良いですが.

残念ながらスマホではほとんど見えないと思います.

ニッケル水素電池を更新します

これまで,三洋 (後にPanasonic)のEneloopやSonyのニッケル水素バッテリーを使ってきましたが,どうも最近充電時にエラーとなって充電できないものがチラホラ出てきたり,全体にフル充電しても使用可能時間が短くなってきたように感じて,そろそろ寿命だろうということで,更新することにしました.使用年数は10年どころの話ではないと思います.

楽天市場で単3形8本+単4形8本の16本組で¥2,410という思い切り安いのを見つけたので注文してみました.

果たして使い物になるか楽しみです😅

石油ファンヒーターとエアコンとどちらが燃費がいいのか

今日現在において,わが家のリビングで使用している石油ファンヒーターとエアコンのどちらが動作時のコストパフォーマンス(いわゆる「燃費」)が良いか計算してみます.

これまで長年リビングのエアコンは故障したままにして使用せず,暖房としては石油ファンヒーターのみを使用していました.その流れで,エアコンを更新した今も主に使っているのは石油ファンヒーターです.

なお,学術的なナンタラでないので,データの出処などについての表示・引用はいたしません.カタログ値以外はネットから適当に拾ってます( “Disclaimer” も参照).

石油ファンヒーター

もう10年以上使用しているものです.取扱説明書の仕様によると,

  • 3.19kW (0.310L/h)
  • 0.66kW (0.064L/h)

とあります.最も火力が強い時と弱いときの値で,1リットルあたりではいずれも10.3kWh/Lとなります.

灯油の価格ですが,このあたりでは103円/L(税込み)が当社調べの最安値なので,以下103円/Lで計算します.

エアコン

今年の夏に新調したものです.シリーズで一番大きいものです.取説の仕様によると暖房時は,

  • 8.5kW (2930W) 定格
  • 0.6kW (195W) 最小
  • 9.8kW (3730W) 最大

とあります.最大熱出力は,石油ファンヒーターの3倍もあります(定格出力でも2.66倍).

発生している熱と消費電力の比,いわゆる “効率” はそれぞれ2.9, 3.07, 2.62となります.最小から定格の間で運転するのが効率的です.

事前にネットで調べたところ最近の家庭用エアコンの効率は7にも及ぶとありましたが,チャンピオンデータなのでしょう.それにしても最新のモデルなのにその半分以下なのでその点はちょっとがっかりです.一番大きいことが災いしているのかも知れません.

現在契約している電力会社の電気代は,従量3段料金で 37.10円/kWhですから消費税込みで,40.81円/kWhとなります.毎月の電気代はエアコンを動かさなくても3段に突入しているので,この値を適用するのが適当と思います.

1kWhあたりの料金

灯油

0.310 x 103=31.93円/h (最大出力時)

31.93 / 3.19= 10.00円/kWh

電気

2.930 x 40.81= 119.6円/h (定格出力時)

119.6 / 8.5 = 14.1円/kWh

今回改めて仕様を見たところ,エアコンの出力が非常に大きいので,朝冷え込んだ部屋を温めるのに石油ファンヒーターのみ使っていましたが,エアコンを使用(もしくは併用)したほうが短時間に温める事ができて良さそうです

またエアコンは空気を汚さないので,石油ファンヒーター使用時よりも換気の頻度を大幅に減らせます.換気扇の吹き出し口がちょうど自転車置き場にあるのですが,そちらに行くと換気扇から暖かい空気が大量に外に出ていくのを感じて,お金を大気中に飛ばしていくようで悲しいです.かといって換気扇を回さないわけにもいかないし.

このことを考えると,石油ファンヒーターとエアコンの燃費の差は縮まります.

一方エアコンは暖房能力が大きいので,これまで石油ファンヒーターでは頭打ちになっていたエネルギー消費が,天井がうんと上がることで大きく増える事が危惧されます.

換気による損失は少なく,また灯油を買いに出る必要もないので,石油ファンヒーターを主にしながらも,エアコンを活用しても良いかなと思います.

おまけ: 石油ファンヒーターの熱出力の検証

ちなみに,灯油1Lを燃焼して得られる熱量は36.7MJだそうです.石油ファンヒーターの3.19kWで1時間燃焼を続けるとその熱量は,

3.19 x 60 x 60 = 11,484kJ

または、11.484MJです.この石油ファンヒーターの燃料消費は1hあたり0.310Lなので,1Lあたりにすると

11.484 / 0.310 = 37.05MJ

でほぼ一致します.

あるいは石油ファンヒーターの発熱量のカタログ値は実測値ではなく,灯油の燃焼時の発熱量から計算されているのかもしれません.

Disclaimer

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2023年12月8日(金).
灯油価格が141円/L(税込み)になるか,エアコンの効率が41%上がって4.2になれば,灯油と熱出力あたりの価格は変わらないことになります.
特に健康面で.
どうしても真冬の特に寒い日に買いに出ることが多いです.