そういえば,最近というかここ数年気になる言葉の一つに「マリアージュ」があります.元はフランス語で意味は「結婚」であってそれ以上でもそれ以下でもないと理解しています.
外来語でそもそも日本語に対応する言葉がない場合や,意味の範囲がかなり違う場合は,敢えて日本語にしないでカタカナ書きしても仕方ないかなと思いますが,ほとんど概念が一致する言葉があるのに敢えてカタカナ書きする必要があるんでしょうか.
知らんけど.
横断歩道での一時停止は善意ではなく義務 (Powered by WordPress)
そういえば,最近というかここ数年気になる言葉の一つに「マリアージュ」があります.元はフランス語で意味は「結婚」であってそれ以上でもそれ以下でもないと理解しています.
外来語でそもそも日本語に対応する言葉がない場合や,意味の範囲がかなり違う場合は,敢えて日本語にしないでカタカナ書きしても仕方ないかなと思いますが,ほとんど概念が一致する言葉があるのに敢えてカタカナ書きする必要があるんでしょうか.
知らんけど.
どこで聞いたのか,「クルバジェ」という言葉が頭から離れません.
ネットで調べると,コニャックのブランドの一つで,現在はサントリーの子会社が持っているらしいですね.つづりは, “Courvoisier” のようです.
若い頃フランス語を少し学んだんですが,最初の2音節の発音はともかく,最後の音節の発音は「ジェ」でなくて「ジエ」となるはずで,「エ」を小さい字で表記するのはまずいですね.
ちなみに第2音節にアクセントがないから「ボワ」でなくて「バ」と表記することがあるのだと思いますが,フランス語は英語ほどアクセントの有り無しで強弱がつかないので,「クルボワジエ」が一番無難な表記と思います.
知らんけど.
亜種として「迷惑をかけたならば申し訳ない」「不快な思いをさせたなら申し訳ない」など,あるようですが,面白いのでつい使いたくなる表現です.
これらの言葉は政治家という公人が,記者会見や場合によっては国会など公的な場で使うわけですから,民間人が使うのは当然問題ないはずです.
学校で先生に叱られたり,職場で上司に責められたらドシドシ使いましょう.
1996〜1997年にシドニーで暮らしたときに既に気がついていましたが,あちらではMr. Abc や Dr. Xyz としないで,Mr Abc, Dr Xyz とするのが普通でした.
今更ながらネット検索したら,Q&Aを中心に多数の記事が見つかって,今日ほとんどの英語圏で “.” を付ける方式は正しくはあるけど,古臭く受け取られるそうです.
というか,会社や役所から来る郵便の宛名はたいていMrもついてなくて,いきなり氏名が書いてあるのが多かったです.
というわけで帰国して以後定年まで名刺の英語面に “.” を付けませんでしたが,同僚でそうする人はいませんでした.
そう言えば,現役時代というかまだ若手の頃,職場内の英語研修がありました.いくつか印象に残っていることがあり,そのうちいくつかは後の英語の実践に役立ちました.
そのひとつが,「 “w”の発音を強めにする」というアドバイスです.日替わりで5人の講師から授業を受け,講師は皆さん個性的だったのですがそのうちどの講師からこのアドバイスを受けたかは記憶があいまいです.
受講生が順番にテキスト(たぶんロールプレーのようなもの)を読まされることはよくありましたが,一人の受講生の読みに対して講師が “w”の音が弱すぎると指摘しました.概して日本人の英語では “w”が弱いことがあるから意識的に唇をすぼめて強め(英語の “強め” は “長め” でもあります)に発音すると良いというアドバイスでした.
以後心がけていますが,逆に他の(日本)人が発音する “w” の弱い(=短い)発音が気になります.
特にNHKのアナウンサーです.彼らの「ウェスト」 (“west”) には心をかき乱されます.
原稿に「ウェスト」と書いてあれば,たぶん彼らは “ワ,ウィ,ウ,ウェ,ウォ” は皆同じ長さで読むと訓練を受けてきたからだと思います.だったら「ウェスト」と書くのをやめて「ウエスト」と表記した方が,日本で教えている英語講師やその講師から受けたアドバイスを守る(元)受講生の心の平穏が少しは取り戻せるのにと思います.