Debian x86 32bit PAEのGUI動く

Debian 9から飼っているx86 32bit PAEの仮想マシン(もとは実マシンと思われます)のGUIがいつからか動かなくりました

Debian 9は2017年6月17日にリリースされ,Debian 10は2019年7月10日ですから,最も古ければ6年半,少なくても4年半前のものです.

ふと思ってビデオをvirtioからQXLに替えてみたところ動きました.VGAでも動きます.まだ当分飼っておけそうで安心しました.

仮想マシンは箱庭みたいなもんで気に入らなくなるとすぐに消してしまうので,最も古い貴重なものとして今後もメンテしていきたいです.

Raspberry Pi 5でManjaro ARM + KDE動く

Raspberry Pi 5 Model B (RPi5)でManjaroが動かないものかと,ネットで色々検索したら,Raspberry Pi OSのKernelを使えば動くらしいことがわかりました.

Raspberry Pi OSの場合は,Kernelは起動するけど,SDDMが起動しないので,XorgかSDDMに問題があるのだろうと思っていましたが,どうやらManjaroの場合はKernelだけの問題のようでした.

そこで,Raspberry Pi OSの/boot/firmwareにマウントされる,起動SDカード(もしくはSSD/HDDのパーティション)の内容をvfatにフォーマットしたSDカードにコピーし,Raspberry Pi OSの/lib/modulesのKernelのバージョンに対応したモジュールをManjaroの/lib/moulesにコピーして,/boot/cmdline.txtのrootの指定ををManjaroのルートドライブにすることで,Manjaro ARMのKDE Plasma Desktopが動きました.

ManjaroのupdateからRPi5対応のKernalが降ってくるまではこのままの体制で行きます.

Raspberry Pi OSのようにポインターの矢印やIビームがちらつくことはありませんが,全体にもっさりした感じです.Graphic Processorの違い(Manjaroはllvmpipe, Raspberry Pi OSはV3D)によるのでしょうか.

Raspberry Pi OSのKDEがRPi5で動く

今日降ってきたRaspberry Pi OSのupdateで,ようやくRaspberry Pi OSからapt installでインストールした公式チャンネルのKDE Plasma DesktopがRaspberrry Pi 5 Model B (RPi5)で動くようになりました

ただ,ポインティングディバイスのポインターやIビームが意味もなくチラチラします.気にしなくても気になる程度です😥

それでもディストロの正式配布のKDE Plasma DesktopがRPi5で動くのですから耐えます😥

SDDMからログインする形で.

RasPi 5使い始めたら4を使う気がしなくなった

あくまで,日本語workstation(WS)として使用する場合の話です.Raspberry Pi 4 Model B (RPi4)を手にしたときはなんて速いんだろう,Raspberry Pi (RasPi)史上初めて日本語WSとして使えるモデルだな,と感じたものですが,Raspberry Pi 5 Model B (RPi5)を使い始めたら,もはやRPi4には戻れません.

それだけに,ManjaroやRaspberry Pi OSでKDE Plasma Desktopが一日も早くRPi5対応になるることを願ってやみません.

もちろん,RPi4にはIoTとしての使いみちが残っています.

RPi5の純正ケースの蓋

Raspberry Pi 5 Model B 純正ケースの蓋を開けたところ

Raspberry Pi 5 Model B (RPi5)にFan付きヒートシンクをつけた場合のStressberryによるストレステストの際の温度変化は二重の時定数があるような面白い曲線になりました.

Raspberry Pi 5 Model B 8GB w/ active heatsink
Raspberry Pi 5 Model B 8GB w/ active heatsink

この動作中にファンの回転数が変わるのか,ケースの蓋を開けて観察してみました.Stressberryによる温度変化は次のようになりました.

Raspberry Pi 5 Model B 8GB w/ active heatsink w/o case lid.

ベースラインの温度が2〜4℃ほど低い上,フルロード時の温度は最大で10℃も低いです.

アイドル時の温度は46℃台なのでファンは停止していました.フルロードですぐにファンが回転し始めましたが,その後回転数が上がったようには見えませんでした(確かなことは言えません).

どうやら二重時定数の長い方の時定数はケース内全体の熱に依存するといえそうです.そうなるとやはりアクティブヒートシンクとケース内全体の熱を排出するファンの組み合わせが一番良さそうです.

CPUがフルロードになるような使い方はしないと思いますが,CPUの温度が上がったらケースの蓋を外すことにします.

ファンは47℃以上で動作する仕様だそうです.
デスクトップPCと同じ.