パチンコ店の換気は良いらしい

パチンコって行かない人は全く行かないですから,3密の巣窟みたいに言われていますが,実態はどうだか,よく解らない人のほうが多いんじゃないでしょうか.

かくいう私も若い頃好奇心で何度かパチンコ店に入ったことはありますが,今では他にやることが全くなくても選択肢に入らないと思います😓

最近,パチンコに行った人の話を聞くと,パチンコ店はもともと客がタバコを吸う前提で設計されているから,ものすごく換気が良いそうです.

また,検索で見つけたこの記事はパチンコを推奨する立場のサイトのものですが,換気量について具体的に書かれていています.

記事にあるように,パチンコ店内で大声で会話する人もいないでしょうし,対面せず横を向いて並んで座っているわけです.実際,私の知るところでは,これまでにパチンコ店がクラスターになったという報道はないです.

一方で複数のライブハウスやカラオケのできるバー・スナックなどでクラスターが発生したことを考えると,3密(密集・密閉・密接)というより,

  • 大きな声を出す
  • 換気が良くない

の2点が重要な要素なのではないかと思います.

もちろん,医療機関や福祉施設でのクラスター発生は,

  • 直接・間接的な接触

による感染が主なのでしょう

パチンコ店の換気については自治体の現場担当者も当然知っているはずです.そうこう考えると,弱者切り捨てが得意技の首長たちの仮想敵に仕立て上げられた感があります.

なぜ自分では全く関心もなくどうなっても知ったことではない😓パチンコ店について考えたかというと,「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」に通じるところがあると感じたからです.

結局は従来の3密に大声(深い呼吸)が加わっただけ😓

ソーシャルエネミーか

レッテル貼りして攻撃っていうのはファシストの常套手段なので避けるべきなのですが,今回の状況を見て,D通,パソNとJM党をそう呼びたくもなります.看過してきたもう一つの与党や,野党なのに与党の振る舞いをしている党も同罪ですね.

それから,官房機密費の領収証が不用な使途に80数億円とは.頭が良いけどサイコパス的な子供は,東大か京大の法学部を出て高級官僚になって首相や官房長官に取り入って数億円のカネをなんだかんだの名目でもらうことを目指すのは間違いないです.

努力は報われる(自己責任論2)

「努力は報われる」という言葉は,よく聞く言葉で,特に教育の場や競技の鍛錬の場では金科玉条になっているんじゃないかと思います.実際,いろいろな分野で「成功」した人は,人並み以上の(場合によっては常人には考えられないような)努力をした人が多いです.

しかし,成功した人の努力をしのぐ努力をしたものの成功しなかった人は成功した人よりも多くいるということも事実です.

やっかみだといわれると思いますが,成功者の一番の要素は「運」だと思います.成功した人のインタビューや自伝で,まれに多分謙遜のつもりで「運がよかっただけだ」という(書く)人もいますが,それは謙遜ではなくて真実です.

それはさておき,この「努力は報われる」という言葉は残酷な言葉です.この言葉の対偶を考えると,「報われないものは努力ではない」となりましょうか.もとが,論理的ではないので,この対偶も正しいのかよく解りませんが,人並み以上の努力をしながら報われない人には残酷な言葉であることは間違いありません.

自己責任論

人として一番残念な考え方だと思います.こういう「非常時」に,実はこの人は自己責任論者だったのかと知ることが多いです.

日本は他の国に比べて自己責任論者がとくに,高い教育を受けた人,収入が多い人に多いといわれ,またその原因についてもいろいろ考察があるようで,それぞれについてはそれぞれ納得するところもあります.

私がひとつ思うのは,日本人の人生観に,「人に迷惑をかけないで生きることが重要」というのがあるためと考えています.たしかに,人に迷惑をかけないで生きることは,すがすがしいですが,社会というものは,相互にインターラクションがあり,多かれ少なかれ迷惑をかけざるを得ませんし,そもそも先進国に生まれたというだけで,既に途上国の人々に迷惑をかけて生きているということも事実です.

自己責任論者たちは,不思議と,自分が弱者の側に転落しないという自信を持っているように見えます.

その自信については何の根拠もない自信と一蹴することもできますが,実際,今までの日本では,転落する個々の確率はそれほど高くなかったから,それで済んできたのでしょう.そして格差社会が固定化すれば,転落する確率はさらに下がって,自己責任論者たちには都合が良い

しかし,自分が将来にわたって転落する確率が低かったとしても,自分も妻も2人の子も,さらに孫たちも転落しないで済む確率となると,厳しい話になってきて,現実に起こりえる確率になってきます.

例えば,個人個人が弱者の側に転落する確率が1%の場合,自分を含めて,親族が10人いたとすると,全員が転落しないで済む確率Pは,

です.まだ,10家族に1家族なら,「普通」は起こらないことだ,と考えて済ませられるかも知れません(筆者は小市民なので,10家族に1家族も起こるのかと,怯えますが😓).

しかし,今日の新コロナ禍の中では,経済時な厳しさが広がっていて,ベースの確率が上がっていると言えます.仮に個々の確率が5%まで上がったとすると,

10人家族が全員安泰でいられる確率は60%まで下がりました.さらに個々の転落する確率が10%まで上がるとなんと,

となり,10人の家族が全員転落しないですむ確率は35%まで低下します.

人々が弱者に対する思いやりを持ち,セイフティーネットが機能する日本になることを願ってやみません.

現政権が支持されている大きな理由と思います.

検査をしなければ「感染者」は増えない(3) 〜「検査をしなければ患者は減るのだ」ってバカか(3)改め〜

「専門(家)でもないのに偉そうにいうな」っていう風潮なので,ノーベル賞受賞者の本庶佑さんの発言をまとめたサイトにリンクを張るのみにします.私の考えとほとんど完全にマッチしています

本庶さんの主張はいくつかのサイトにありますが,この水島宏明氏のまとめが,重要な項目を漏らさず,重要な順にまとめているので掲示します.

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改題しました

炎上ねらい系の題にしてましたが,少し穏やかなものに変えました😓

本当は専門外の人の意見に耳を傾けることも重要だと思います.専門外の人の方が既成概念にとらわれず,的を射た考え・意見が出せることもあると思います.まあ,数としては的外れな方が多いんでしょうけれど😓
この本庶さんの発言が少し古いということもあるのですが,「感染しても症状が非常に軽い、あるいは、無症状の人は…場合によっては自宅でも、きちんと管理すればまったく問題ない。」は,その後の自宅や路上で突然なくなる方が多数出ていて,自宅ではきちんと管理するのが困難なので,適切ではないと思います.家族がいれば家庭内感染の危険もあります.たぶん,本庶さんも実態をみて考えを変えられていると思います.