バカリズムのドラマ

日曜日の夜に放送されたバカリズムの脚本による日本テレビのドラマ「ブラッシュアップライフ」の第一回を見ました。

いろんなところにバカリズムのセンスが出ていて感心しました。まず、舞台が北熊谷市役所っていうのににんまりしました。埼玉県民が北の外れと思っている熊谷のまた北です。どういうつもりなのか、あるいは何のつもりもないのか、バカリズム本人の解説を聞きたいものです。また、地方公務員の仕事の大変さが妙に詳しく描かれたりしている点もほんとか嘘か解りませんが感心しました。

安藤サクラが演じる主人公が、菓子の透明フィルムの一部が道路に落ちてそれを拾うとして車にはねられるなどと細かく凝るところに一番バカリズムらしさが出ていると感じました。多分今までドラマ等では一顧だにされてこなかった菓子の包装フィルムですが、たぶん実生活ではまともな知性・感性をもつ人なら大いに気にします。風で飛ばされたら思わず追いかけると思います。それが死亡のきっかけになるなど、これまでどの脚本家・演出家も描いたことがないんじゃないかと思います。

そして、最初の人生を全部覚えていて人生をやり直すなんて設定は面白すぎです。

生まれ変わりの選択肢がオオアリクイというのも良いです。

明日深夜の第二回を楽しみにしています。

2023年1月8日(日)
実際桐生市で撮影が行われたようで熊谷の北のほうにあるには違いないです。

財界の言うことを聞いて日本がダメになった

その昔、「日本の人件費を上げると国際競争力がなくなる」と大企業を中心とした財界が主張し、それをそのままマスコミが垂れ流し、自民党を中心とする与党がそれに沿う政策を行ってきました。

そして今日、日本の賃金は先進国中最低水準となり当時の財界の意向が見事反映されたわけです。

しかしその結果彼らの言う通りに日本の国際競争力は高まったでしょうか。全く逆で国際競争力も大きく低下してしまいました。

日本の賃金水準が世界に取り残されたことを御用マスコミも報じざるを得なくなって、自公政権も隠せなくなり、慌てて賃金を上げるなんて言い出しましたが今さら手遅れでしょう。今からでも上げないよりはましでしょうが。

では何をしてくればよかったのか。それは簡単です。本気で少子化対策に取り組み、本気で研究・教育に投資をすることです。

これも見事に逆の政策をとり続けてきました。

これらも今さら手遅れな気もしますが、今からでもやらないよりはやった方がはるかにましです。

一昨年亡くなった経済評論家の内橋克人氏が批判していた「今だけ金だけ自分だけ」の3 “だけ” 主義の典型例と言えます.

昨夜のNHKドキュメンタリー2つ

昨夜(2022年12月30日(金))のNHKのドキュメンタリー2番組を続けてみました.松本清張と帝銀事件の第2部バタフライエフェクト「ロックが壊した冷戦の壁SP」です.

残念ながらいずれも期待ほどではありませんでした😓

松本清張と帝銀事件は前夜の第1部のドラマがよくできていたので,おおいに期待して見たのですが,ドラマより新しい情報は多くなく,ビデオに録って飛ばしてみるのがちょうどいいと思います.しかし,以前から冤罪疑惑についてはぼやっと知っていましたが,第1部と第2部をみて,平沢貞通死刑囚が真犯人ではないというのは確信できました.たぶん現場の刑事たちもそう思っていたのでしょうけど,今よりも昔は,とにかく犯人を挙げないといけないプレッシャーが強かったんでしょう.それで,石井部隊の憲兵Aを挙げられないとなったら,次にモンタージュに似ていて詐欺の前科があった平沢死刑囚を犯人に仕立てるしかなかったのでしょう.

バタフライエフェクトの方は,面白かったですが “SP” ということで,再構成した番組のようです.David BowieとLou Reedの逸話は見たことなかったですが,ニナ・ハーゲンとメルケル前独首相の話は一昨日再放送されていた「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」からのダイジェストだったので全部のシーンを覚えてます.

とはいえ,Lou Reedとチェコのハベル大統領の関係については,WikiPedia日本語版には一行も書かれていない新鮮な話でした.特に “Velvet Revolution” の velvetは,Louのバンド “The Velvet Underground” に因んでいるとハベル自身が語った所は非常に興味深かったです.たぶん諸説あるんだとは思いますが

年末に来て見たくもない特番の嵐で,録りだめていたビデオもほとんど見て尽きてしまったので,孤独のグルメの再放送でも見ることにします.

予告編を見て期待が少し高すぎたかも知れません.
2022年12月29日(木).
WikiPediaの英語版にもそこら辺はもやっと書いてあります.

WAONポイントを電子マネーWAONポイントに変換する方法をすっかり忘れてしまった (2)

どうも,「忘れてしまった」,ということではなさそうです.今日現在,どう検索をしても「WAONポイントを電子マネーWAONポイントに変換する方法」は見つかりません.

現在言えることは,

のどちらかで,いずれにしても,今日,WAONポイントを電子マネーWAONポイントには変換できません.

となると,複数の電子マネーWAON付帯のAEONカードを持っている場合,それぞれの電子マネーWAONポイントをどれか1枚のAEONカード付帯の電子マネーWAONや,スマホのWAONアプリに合体させることはできません.

smartWAONがまさに複数のWAONのポイントを合体する機能なはずなので,期待して何回か試したり,説明を読みましたができません.「すでにイオンカードが登録されている場合は、別のイオンカードを追加することはでません。」と脚注に明記されています.

念のため今日現在(2022年12月29日(木)午前8時35分)のスクリーンショットを掲載します.

そう,つまりsmartと自称しながら実態は大ばかだと言うことです.複数のWAONカードをまとめられると売り込んでいるくせに,一番肝心なAEONカード付帯の電子マネーWAON機能のWAONポイントを複数枚合算して最終的にスマホのWAONアプリに電子マネーWAONとして取り込むことは不可能なようです.

2022年12月29日(木)現在.
2022年12月29日(木).

WAONポイントを電子マネーWAONポイントに変換する方法をすっかり忘れてしまった

とにかく電子マネーWAONと電子マネーWAONポイント、それにWAONポイントっていうのがあるから、例えば「WAONポイントを電子マネーWAONポイントに変換する」で検索してもそれぞれのキーワードが被っているのでまともな答えが出た例がありません。
そして現在表記のようにWAONポイントを電子マネーWAONポイントに変換する方法すっかり忘れてしまい、WAONステーションでやっても方法が見つからず困っています。