FM雑誌・たまごっち

人の記憶って,自分に直接関係することだと,悪いことばかり覚えているっていうのは,実感することですし,その理由についてNHKチコちゃんに叱られるでも解説していました

一方,直接自分に関係しないことだと,わりといい側面ばかり記憶に残っているように思います.ニュースになったような話だと,たぶんメディアがあえて悪いことを掘り起こさないからかもしれません.

表記の2つは,自分のことではないのですが,自分に関わりがあったりなかったりしたことのうち,悪い面をよく覚えている例です.

FM雑誌は,FM放送で放送される音楽の曲名を知る唯一の手がかりでした.また一部の雑誌にはそれなりに読み応えある記事もありました.そういう意味で大学生時代FMレコパルを長らく購読していましたが,年末年始特別号の特別価格をそのまま以後の定価にしてしまうという阿漕な価格改定を何度かしたあとは愛想をつかして,値段が一番安いFM Stationを大学時代の最後の1年くらいとその後の独身時代のしばらくの間は購読したと記憶しています.

FM Stationは番組表以外は取り立てて,読み応えのある記事はありませんでしたが,一番の目的がオンエアされた曲の曲名を知ることだったので,それ以上は追求しないことにしました

FM誌は自分で金払って読んでいた自分ごとだったわけですが,たまごっちは自分も家族も特に関心がなく,あんまり関係ないです.

たまごっちが流行りだしたのはちょうどオーストラリアに赴任していた間だったと思います.時々SBSで放送されるNHKニュースで見たり,日本から知人が持ってきてくれたという,同じ赴任者仲間から間接的に情報を得たりした程度で,帰国する1997年半ばまでは関わりがないどころか,ほとんど知らないに等しいものでした.

記憶にあるのは帰国した後でしょうか,会社ぐるみで売り惜しみして値段を釣り上げたり,社員が横流して不当な利益を得たというニュースの方です.日本にいなくて流行ったときの印象が弱かったせいで,悪いニュースの印象が強いのかもしれません.

Notes:
1. ただし,この番組の常で「諸説あります」.
2. 学部から修士課程の6年間.
3. なお,FM雑誌には,「勝手邦題問題」という自分にとっては深刻な問題もありました.
ただし,この番組の常で「諸説あります」.
学部から修士課程の6年間.
なお,FM雑誌には,「勝手邦題問題」という自分にとっては深刻な問題もありました.