ネットが速くてすみません

本当に,Plalaの速度低下にがまんして暮らしていた3年間もの日々ってなんだろうとつくづく感じます.Nuroではネットの混雑している深夜帯も速度低下はほとんどありません.過重な負荷によってサーバー側のレスポンスが低下して体感的に速度低下を感じることはありますが,スピードテストでは閑散時と変わらぬスピードが出ます

また,iPhoneのWi-Fiの速度ってものすごく速くて,これは今まで使っていたiPhone 7のWi-Fi接続時の速度です(測定にはFirefox iOS版を使用し,inoniusで測定しました.Wi-FiルーターはTP-Link Deco X60でもNuro F660Pでも差はありません).

iPhone 7のWi-Fi接続時のインターネットアクセス速度(inonius).

わが家のWi-Fi機器の中で最速でした.

iPhone 14はさすがにさらに速くて(測定条件はiPhone 7と同じ),

iPhone 14のWi-Fi接続時のインターネットアクセス速度(inonius).

です.こちらもルーターによる差は誤差範囲内です.

返す返すも速度が遅くIPv6も実質的に使えないPlalaをがまんしてほぼ同じ料金を払い利用していたのはバカバカしい限りです.

参考

有線接続の機器で最速なのは,第4世代のCore i7のデスクトップ機で,Manjaro (AMD64)+Firefoxで同じくinoniusに接続して測定すると,次のようなデータが典型的です.

Plalaでは,平日の昼間でも10Mbps以下に低下することがしばしばでした.
厳密には,スピードが低下していないから過重負荷によるレスポンス低下と解るわけです.

結局iPhone 14に

最終的に決めたのは,前回の候補リストに上がっていないiPhone 14です.

機能や性能はiPhone 14と13は差がないということで,iPhone 13で良いとずっと考えていましたが,搭載されているRAMが,iPhone 13は4GBのところ,iPhone 14は6GBであることを知りました.

4GBと6GBの差は,1.5倍に過ぎませんが,実際にはOSや常駐アプリに少なからぬ容量が割かれます.それが1GBだとすると,自由に使えるのはiPhone 13で3GB, 14では5GB,2GB割かれているとすると,13で2GB, 14で4GBと2倍になります

また,長く使うつもりでいますが,今回のiPhone 7のように,古いハードウェアは最新OSから対象外になっていきます.iPhone 14は13よりも1年間寿命が延びる可能性があります.

そんなこんなで,iPhone 14を注文して昨日届きました.

iPhone 14(奥)と7.14の面積が大きいのは事前に認識していたというかそれでいいと思っていましたが,厚みはけっこう予想外な厚さです.iPhone 7の様な昔のスマホの薄さは工芸品的です.

移行は,それこそ新しいiPhone 14を古いiPhone 7の隣に置けば始まりますが,以前より認証の手続きが増えたように思います.最後に古いiPhoneの消去まであったのでそれもしました.しかし,これは失敗で,Google Authenticatorの移行ができていませんでした.しかたなく,iPhone 7を復元して,Google Authenticatorを起動し,アカウントのエクスポートでQRコードを表示して,新しいiPhoneのGoogle Authenticatorで読み込んでなんとか移行できました.

また,移行時や復元時に毎回手間取るのはApple Payのカードの再登録です.以前はメインに設定してあるカードの情報だけ引き継がれ(それもSMS等による再認証が必要)でしたが,今回は5枚引き継げて,新規の形で再登録したのは2枚で済みました.ただし全てSMSによる再認証が必要でした

さらにSUICAが表示されてなくて一瞬焦りましたが,カードの追加の中に “iCloudに保存したデータを復元する” とかなんとかいう項目があり無事登録でき,残高もちゃんとありました.

レスポンスについては抜群に良いですね.特にFaceIDのスピードが速くてびっくりしています.そしてマスク着用のままでも認証できますから,iPhone 7の指紋認証と比べて不便さを感じることはありません.また,アプリ(タスク)の切り替えなどはAndroidと通じるところがあって,こちらも不便は感じていません.

当社調べというか感触として,OSと常駐アプリに割かれるメモリーは1GB台前半ではないかと思います.
少し前の「踊る!さんま御殿!!」で,明石家さんまがこのことを知らなかったことが暴露されていました.
iPhone 7は合計7枚までしか登録できませんでしたが,14では12枚までできるので外れていたもう1枚も登録しました
これまで,何枚かのクレジットカードのうち1枚くらいはオペレーターに通話して認証する必要がありましたが,今回は通話は必要ありませんでした.
比較対象がローエンドのAQUOS sense4 liteなので当然と言えば当然です.