Raspberry Pi 3 サーバーのCPU/GPU温度 〜GUIの場合〜

前回の,CUIモードの測定とは,CUI/GUI以外の条件もいろいろ違うんですが(外部ディスクへ,ルートディスクの全ファイルコピーというヘビーな作業をさせていました),夜中の間だけ,GUI (X.org + KDE)を立ち上げて温度の記録を取ってみました.約10秒間隔で記録した2618レコード中のデータを表にしてみます.

温度レコード数(%)
全レコード2618100.0
55℃以上165263.1
60℃以上158960.7
65℃以上1967.5
70℃以上20.1

GUIにしているといっても,ほとんどスクリーンロックがかかった状態です.それでも60℃以上がほぼ常態化してますね.また,2回ですが,70度を超えています.これは,やはり,slocateが全ファイルのインデックスを更新しているときです.

まあ,壊れるまでこのまま使えばいいんだよ,と考えるか,冷却ファンで冷やしたほうが安心だと考えるか,ですね.静かな気の利いたファンがあれば使うのがいいと思います.

Raspberry Pi 3のCPU温度センサー

Raspbianのファームウェアに,CPU温度センサーが含まれていますね.

/opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp

Slackware ARMも,Kernelとファームウェアはrpi-updateで更新しているので同じコマンドが使えます.

ただし,/opt/vc/libにパスが通ってないので,.bash_profileなどに

export LD_LIBRARY_PATH=/opt/vc/lib

と加えるなどが必要です.いずれにしても,root権限でないと動かないようです.

もちろん,
LD_LIBRARY_PATH=/opt/vc/lib /opt/vc/bin/vcgencmd measure_temp

でもいいです.これをスクリプトにしてしまうのが一番楽かも.

Konquerorで書くテスト

Slackware ARM 14.2は,KDEが標準的なデスクトップ環境として付属しています.KDEの標準Webブラウザは,Konqerorというものですが,メジャーなSNSを含め,ほとんどのwebサービスのUI用としてサポートされていません.

しかし,WordPressは優秀で,Konquerorからも”Visual”エディターもちゃんと使えます.この記事は,Slackware ARM 14.2のApache httpd + WordPressのサーバーに,同じマシンのKDE のKonquerorから「自己完結的」に書きこんでます.

14.2に限りませんが.

8年前と同じ罠に^^;

MariaDBのサーバーに,ローカルからはつながるのに,リモートからつながらない.8年前も同じことで悩んでいたのでした^^;

以下,昔のWikiの記事より.


接続不能その2 2009-07-03

ローカルからはつながるけど,リモートからつなごうとすると,

ERROR 2003 (HY000): Can't connect to MySQL server on 'taropc' (61)

そこで,

netstat -n  --tcp --all | grep 3306

何も出ない.つまり,外部のネットインターフェースを聞いていない^^;

この場合は,mysqld_safe–skip-networkingのオプションが着いて起動させられている疑いがある.

起動スクリプトを確認して,上記オプションがあれば取り除いて再起動.

MySQLのバイナリー置き換え可能フリーウェア.
現在は非公開で自分のデータベースとして使用してます.