サーバー切り替えトラブルシュート

Webサーバーはほとんどあっさり移転できましたが,いつも悩みの種はメール関係です.

今回,GMailからのテストメールは受け付けましたが,iCloudからは受け付けません.ログを見ると,送信元のIPアドレスが逆引きできないと残っています.すぐさま,家内外^^; のWSからhostコマンドで調べると,やはり逆引きできません

逆引きできないサーバーからのメールをリレーするかどうかについては賛否あるようですが,これまではsendmailのデフォルトである拒否設定にしてました.

今回マシンが非力になったこともあるのでDNSの負荷を軽くする意味合いも含め,送り元サイトIPアドレスの逆引きをしばらく停止して様子を見ることにしました.

DNSの一時的な問題だったようです.

New server on Raspberry Pi 3 UP & RUNNING!

ようやくのことで,サーバーをこれまでのCore i7 + SSDの高速マシンから,Raspberry Pi 3による省エネマシンに切り替えました.

IPv6, https, STARTTLSは機能しているようです.

IPv6経由のIMAPS接続がまだできていません.古い作業メモを見ながら設定してみたいと思います.

作業手順・確認内容

だいたい,以下の順番で作業・確認をしていく予定です.

  1. named動作確認
  2. Let’s EncryptをRPi3にインストール
  3. rsyncスクリプトを実行して,データベース類をup to dateにする
  4. ルーター設定変更して,外部からのアクセスをRPi3に振り向ける
  5. ダイナミックDNSをRPi3に切り替える(IPv4は特に関係ないがIPv6は必須)
  6. RPi3でLet’s Encryptで証明書を取得
  7. sendmailの動作確認
  8. imapdの動作確認
  9. wgetによるドメインのupdate
  10. ddclientによる隠しドメインのupdate

さらに思いついたら追記・修正していきます.

そろそろ切り替えます

サーバー切り替えの予告をしてずいぶん経ちますが,サーバーとか無線とかに全然関係ない懸案事項が一つ片付く目途が立ったので,今週あたりに切り替えの試行を始めます.

httpd, mysql(mariadb)の切り替えはたぶん問題なく行くと思いますが,懸念材料は,

  • sendmailがちゃんと外部からのメールを受信するか(IPv6接続を含めて)
  • imapdがIPv6環境で動作するか
  • Let’s Encryptの証明書が取れるか

の3点です.切り替えの試行をして上記がクリアできればそのまま新サーバーでの運用に入ります.