なにかしたわけではないのですが,ふと思いついて,もう一度Mozcのemregeを試みたら,成功しました.それも,Linux + KVM/QEMU環境のVMも,Virtual BoxのVMもです.

何がなんだか訳がわかりませんが,強いて言えば,fcitx + anthyとして,anthyが動いたことで,fcitxのなんかの状態が書き換わって,Mozcが受け入れ可能になったのかな.
動けばいいんです.
横断歩道での一時停止は善意ではなく義務 (Powered by WordPress)
野ざらしにすると良いながらも,まあ,暇だし,テレビは去年のうちに撮っておいた「特番」ばかりで見る気もしないから,悪あがきしていました.
これまで安定性に欠けるだの低評価をしていたVirtual Boxで1920×1080の表示ができました.その他の解像度も大丈夫だと思いますが,モニターが1920×1200なのでこれ以上の表示はできません.
Virtual Boxでは,VMWareコンパチのビデオモードにしていたのですが,それがよくなかったようです.そりゃVMWareでだめなら,コンパチにしているVirtual Boxでもだめなわけです.
Kernel設定でVirtual BoxのビデオドライバーをONにして,VMWare関係のビデオと,関係ないけどVirtioもOFFにしてbuildし直して起動したところ,うまくいった次第です.Virtual Box自体が,ビデオモードはVMWareコンパチを推奨するのでVirtual Boxオリジナルのモードにしようとは思ってもいなかったわけです.
これでなんとか,最強マシンでしばらくGentooの評価ができると思います.
Debianから,open-vm-tools.serviceと,関連したvgauth.serviceをコピーして,実行するように設定して,実際,起動時に実行されるようになったようですが,ディスプレーの解像度に関しては何の進展もありません(800×600から他に変更できない)😓
どうも,open-vm-toolsには,ビデオに関する効能はないみたいです.
さて,困りました.しばらく棚上げ(野ざらし,冷蔵)しときます.
そう言えば,open-vm-toolsはインストール済みになっていると思っていましたが,確認したら,build途中でエラーが出て,インストールできていませんでした.原因はKernelの設定に1か所もれがあるとのことで,そこを修正してemergeし直し,インストールに成功しました.
しかし,どうも,gentooのopen-vm-toolsは,systemdに対応していないようです.
Debianを動かしてみると,
systemctl status open-vm-tools
で,たしかに動いていることが確認できますが,Gentooでは,open-vm-toolsを正しくインストールしたあとで同じコマンドを実行しても,open-vm-tools.serviceはないとつれない回答が来るだけです.
本当にopen-vm-toolsが原因だとしたら,Debianで同パッケージをuninstallして試してみれば解りますので,やってみました.
ブートすらしなくなってしまいましたので,これは大事で,逆に解像度の問題と関連しているかどうかはさっぱり解りません.
現状として、サブのWSであるところのSlackware 64のマシンで動かしている、KVM/QEMU環境内にインストールしたGentoo AMD64 systemdには、日本語入力、webブラウザーそしてメールソフトをインストールして、WSとして9割がたの仕事が出きるようになりました。
まあ、細かい点をいえば、Anthyによる日本語入力は効率が悪すぎるし、仮想マシンなので大家の実マシンよりはもさもさ感があり、敢えて仮想マシンを動かして仮想WSとする必要があるのか大いに疑問です。
つまるところ、むかし、はまり込んでいた、Linuxインストール遊びだったんです。ここまでくればおしまいです。あとは消して別のdistroをインストールすればよいです。ああ、箱庭遊びといってもいい。
メンテ性については、DebianとかUbuntuのように、updateをバイナリーで持ってくる方が現実的ですね。Gentooでは、updateのコマンドを実行すれば、あとは自動でコンパイルしてくれ、手間はかかりませんが時間がかかります。
だから、陳腐化して困っているSlackwareの後がまに据えるdistroの候補としては、Debianより有力とは言い難いです。
筆者の現有のPCのうちで、もっともパワーがあるのは、Mac miniなのですが、そのゲストとして動くLinux WSとしての可能性はあります。ところが、VMWare Fusion下では、画面の解像度を800×600以外に設定できません。今時800×600では、何の仕事もできません。
そこで、VirtualBoxを思い出して、Gentooを1からインストールし直してみたり、ほぼ完成したKVM/QEMUのqcow2をVMDKにコンバートして稼働させてみたり、いろいろやっていますが、エミュレーターが安定しません。すぐ落ちます
ということで、KVM/QEMU下では、ほぼ十分なところまで来ましたが、WSとしての価値は見出せないし、Mac miniの有り余るパワーを活用して動かすLinux WSとしては技術的な壁に突き当たっている状況です。